眼下に広がる大海原がいい・開聞岳 [ 924m ]
5合目〜6合目(20分)
展望を見て右手へカーブすると、すぐ正面に「救助第四ポイント」と書かれた木柱が幹に結ばれている。
左手には「タブノキ」と書かれた樹木板がかけられている。
その間には、何故かスコップが立てかけられている。
右手には、道標が立てられ「ここは5合目 あと2・0km」と案内されている。
木柱と道標の間を行くとすぐ木段になる。
ここも1段目は高く、木段の左手に脇道が付けられ、20数段を数える木段を登ることはない。
登りきると歩きやすい道になり、ゆるやかな傾斜を登って行く。
さらにほぼ平らな道を少し進み、頭上に倒れ掛かる幹をくぐって行く。
すぐ根っ子の段差を登ると、左手樹間に展望が開ける。
さらに根っ子の道を登って行くと、
また木段
になる。
ここも1段目は高く、左手脇道を行く。
無理して、急傾斜の木段を登れば20段足らず数える。
木段を登るとまた歩きやすくなり、傾斜も収まる。
道の真ん中に立つ木は、ここでも登山者に意識してか幹を曲げ登山者の行く手広げている。
すぐ、頭上を横切る倒木をくぐると、左手に株の裏側を見せる倒木を見る。
この倒木も、枝を伸ばし葉もしっかり付けている。
右手には、斜面の崩壊を防ぐ柵なのか、しかし柵の奥から崩壊し始めている。
さらに火山性の小石の道を行く。
小石の道は、踏めば沈みクッション代わりにはなるが、沈む分だけ距離は伸びない。
小石の道を少し行くと、また太い倒木をくぐって行く。
数メートルも行くと、右手へカーブまた根っ子の段差を登って行く。
すぐ木段になる。
2段ほど登ると加工材で造られた木段を5段ほど登ると歩きやすくなる。
しかし、傾斜は大きい。
さらに1段登って行く。
数メートル行くと、岩をよけさらに1段を登って行く。
木段には、
切り倒された木
が横たわっている。
倒木をよけ、さらに5〜6m行くとまた木段になる。
その先にも木段が目に入る。
木段は5mほどの間隔で付けられ、さらに続く。
この木段も段差が大きく登りづらい。
しかし、木段のおかげで小石の道は傾斜は少ない。
高い木段の両脇には、踏み跡も見られる。
さらに、踏み台のように岩もある。
小石に埋まった木段も通り、右手へカーブすると
ミゾ道
になる。
さらに木段を登ると、根っ子の段差になる。
木段は、等間隔でさらに続く。
5mほどの間隔で付けられた木段を10数回登ると、加工材で造られた木段になる。
木段は、小石に埋まり傾斜は少ない。
10段余り登り、左手へカーブし4〜5段数えて右手へカーブして行く。
左手には、ポッカリと口をあけた幹に目がいく。
ゆるやかな傾斜に、足の疲れが薄れていく。
さらに4段
ほど登って行く。
ここには、踏み石が置かれ一歩に救われる。
6〜7mも落ち葉のミゾ道を行くとまた木段になる。
10段足らず登り、根っ子の段差を登り、さらに根っ子の段差を登るとすぐ木段になる。
木段は岩陰に付けられ、5段ほど登って行く。
少し行くと、道は急変し
岩道
になる。
岩道も歩きづらい。
しかし、岩道も山頂へ辿る試練のひとつで記録から落とせない。
用心して20mも行くと岩は少なくなり6合目に着く。