道標には、左手へ「七岳」と案内し左手へ分岐して伸びるが、踏み跡は薄い。
コースを「九州自然歩道」とも案内している。
一息ついて、右手に大木を見て右手へカーブし下って行く。
4〜50mも下ると下りきり、鞍部にも道標を立てられ、左手へ「沢水呑場400m」と書かれている。
40mならばその場所へ足を延ばすが、400mとは少し長い。
これを直進し、ゆるやかに登って行く。
10mも登ると傾斜を増し、踏み跡は根っこが多くミゾ状の様相になってくる。
これを10mほど登り、右手へ向きを変えると傾斜はゆるむが、左手へカーブすると傾斜を増してくる。
そして、根っこの多い急坂を左右に蛇行し登って行く。
辛抱して登ると傾斜はゆるむが、決して緩やかではない。
階段状に這う狭い根っこの道を登って行くと、いやな光景を見る。
腰を落として傾いた幹をくぐるのは、足の疲れをさらに高める。
リックが引っ掛かると、疲れは倍増する。
しかし、運よく左手からまたいで通ることができる。
大きな傾斜を、左右に蛇行しながら深緑色にコケむした枯れ木をよけ、左手へカーブして行く。
11月に入ったものの、辺りは紅葉の季節を感じる彩りはない。
足元に、
を見て落ち葉の道を登って行くと、ゆるやかに下りだす。
足の疲れが引いて行くのを感じながら、倒木をくぐりほぼ平らな道を左右に蛇行を繰り返して行く。
少し行くと、またミゾ状になり傾斜を増してくる。
さらに根っこの段差を登ると、幾分傾斜はゆるんでくれる。
そして、右手へカーブし急坂を登って行く。
急坂を登ると、ゆるやかに下りだす。
さらに小さくジグザグを切るように登って行く。
左手幹には白い文字板が掛けられ「標高800m イスノキ」と書かれている。
少し行くと、左手樹間にわずかではあるが展望が開け、胸元を開いて深呼吸したくなる。
さらに落ち葉の道を行く。
落ち葉の道をゆるやかに登って行くとゆるやかに下りだし、下りきるとまたゆるやかに登りだす。
左手へカーブすると傾斜を増してくる。
密林のようにうっそうとした落ち葉の道を蛇行を重ね登って行くと、「3合目」と書かれた立札を見る。