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熊本県の山

砂千里ヶ浜を行く・阿蘇中岳[1506m]・高岳[1592.4m]

登山口〜砂千里ヶ浜南端(60分) [ この区間の地図 この区間の高低図 ]

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駐車は阿蘇山ロープウェー乗り場前の古坊駐車場を利用することになる。
駐車場には「阿蘇警察署阿蘇山上警備派出所」が設置され駐車はここがいい。
行手は、ロープウェー乗り場を左手に見て右手の売店の前を行く。
その間に車道があるが、これは有料道路で遊歩道ではない。
売店等入居した建物を過ぎると、正面左手に「遊歩道」と書かれた案内板が立てられ左手へ案内してくれる。
すぐ、石段を登り少し行くと車道に接し、右手へ遊歩道を行く。
遊歩道は緩やかな傾斜で伸び左手へカーブして行く。
遊歩道は、途中カラー舗装され車道と併設されている。
樹木1本ない特異な光景に目を向けながら、左手へカーブして行くと正面に料金徴収所が立てられ、普通車は560円と案内している。
道は、緩やかな傾斜で下り右手へカーブし、緩やかに登って行く。
不安定な天候が続く中、仕事を調整して来た甲斐あって、青い空は気持ちを程良くくすぐってくれる。
右手後ろへ振り返ると、昨年記録した御竈門山が黄金色に輝いて見える。しかし、3月になれば野焼が始まり今見る光景は真っ黒く一変する。
その右手には、烏帽子岳が長いすそ野を広げている。
少しばかり登って行くと、左手道沿いに多くのケルンが作られ、すぐ先にコンクリートで固められた避難小屋が目に入る。
そして、右手にベンチが置かれた休憩所を見て左手へカーブして行くと石段になる。
石段は10段で区切られ4か所作られている。
この石段を登り切ると展望所駐車場に着く。

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駐車場右手には,入山箱が設置され必要事項を記入すればいい。
砂千里ヶ浜入口は正面左手に付けられ、入口には「火山ガス注意報」と書かれた立て 看板 等立てられている。
舗装道を少し下りコンクリート橋を渡り登って行く。
ここからは自転車乗り入れも禁止されている。
すぐ、変速の十字路になる。
左手は西火口展望所に通じ、帰路火口を見学すればいい。
十字路を右に折れ直進して木道を行く。右手には「砂千里が浜」と題した 説明板 が立てられ一読すればいい。
木道は、広大な砂千里ヶ浜を二分するように一直線に伸び、見るに心地いい。
左手に目を向けると、何万年もの昔、噴火を繰り返した地球創世記を目前にするような、荒涼とした光景に目を引きつけられる。
そこにも 説明板 が立てられ、読めばこの光景が身近に感じる。
一直線に伸びる木道を100mも行くと、右手に折れさらに一直線に伸びる。
ルンルンと快適に歩を進めて行くと、左手にベンチが置かれた休憩所が設けられている。
休憩所には、木柱の上部に 案内図 が張られ、中岳まで2120mと案内してくれる。
コースには、各所にこの木柱が立てられ大きな手助けとなってくれる
足に疲れはないが、足を止め左手に広がる砂千里ヶ浜に目を向け、巨大な自然の様相に畏敬を感じながら、さらに木道を行く。
木道はすぐ消え、階段状に変わり緩やかに登りだす。
木段を3〜40mも登って行くと傾斜を増し、休みついでに後ろへ振り返ると、一条に伸びる木道の先に、第一火口から音もなく湧き上がる真っ白い噴煙が、大噴火の名残のようにも見える。 さらに辛抱して登ると右手から派生した小高い尾根筋に登りつく。
木段は100段を数えてしまう。
左手には、大きな石積みが造られ、その脇には案内板が立てられ「告 第一次規制発令中はこれより先の立ち入りを禁じます。」と書かれている。
さらに案内図が張られた木柱も立てられ、中岳まで1920mと教えてくれる。
ここは分岐になっており、南の方へ下って行くと白水村(行儀松方面)へと案内している。
一息つき、左手東の方へ尾根筋を緩やかに下って行く。
そして、今一度ここでしかみる見ることのできない、特異な砂千里ヶ浜に目を向け、薄い踏み跡を辿って行く。
右手、南側から吹き上げてくる風は、汗ばむ体を心地よく癒してくれるが、風のせいか火山特有の硫黄の臭気は感じない。
少し下ると、丸く集団を作って自生するコイワカンスゲか、地面を覆うように多くなる。
1個の種や1本の茎では風に飛ばされ根づくのは難しく、丸く集団を作って生を得る様は、生きる者同士の運命共同体とも言える。
これを会社や家族になぞらえ語ってくれた山仲間の言葉を思い出す。
薄い踏み跡を辿りながら、右手へカーブし下って行くとアンテナのある構造物がある。
その構造物を過ぎると傾斜を増してくる。
ルンルンと傾斜を下って行くと、とてつもない危険が待ち受ける。
その先は切れ落ち、その手前から左手へ急斜面を下って行く。
下り切ると正面に木柱が立てられ「頂上まで矢印あり 環境省」と書かれている。
帰路は、この木柱から左手へ砂千里ヶ浜を行ってもいい。

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