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熊本県の山

砂千里ヶ浜を行く・阿蘇中岳[1506m]・高岳[1592.4m]

中岳〜月見小屋(30分) [ この区間の地図 この区間の高低図 ]

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さて、展望を楽しんだら火口群を背に引き返す。
ルンルンと50mも下ると分岐、これを直進し緩やかに登って行く。
正面に見る、甲羅でも剥がれたような特異な形相をした高岳の山腹を目指していく。
少し行くと、右手にまた同種の木柱が立てられ、高岳まで640mと案内している。
さらに中岳まで130mとある。
足元に黄色い矢印を見て,小さく蛇行し登って行くと、正面に崩落した跡のような場所に着く。
踏み跡はその手前から右手へ直進して伸びる。
傾斜は次第に大きくなる。
足を休め、一息ついて後ろを振り返ると、中岳分岐へ伸びる草木1本ない茶褐色の稜線に目が行く。
さらに小石混じりに斜面を登って行く。
そして、赤茶けた踏み跡をたどって行くと、口をあけた巨大な貝のような光景を見る。
左手北側には、礫岩ばかりの楢尾岳が眼下に見下ろすことができる。
振り返ると、足元から伸びる稜線の突端に中岳山頂に立つ山頂標をうかがうこともできる。
さらに、中岳のバックを飾るように、烏帽子岳・俵山そして御竈門山などの山々が絵画に勝る景色を作り出している。
そして少し下り、左手に黄色い矢印を見て左手へカーブして行く。
踏み跡は、すぐ登りだしまた礫岩が多くなる。
右手へすぐ左手へカーブして行くと 木柱 が立てられ、高岳100m、月見小屋450mと書かれている。
高岳はここから斜面の登りになるが、高岳山頂は最後に回し右手南側へ月見小屋コースをとる。
行く手は反時計回りとなる。
高岳西斜面をトラバースするように、礫岩に覆われた斜面を行く。
踏み跡はしっかりと付けられ不安はない。
傾斜は大きくはないが小さくもない。
一歩一歩登って行くと左手へカーブ、正面に岩山を見る。
さらに左手へ少しばかり巻いて行くと正面に 木柱 が立てられ、左手直進を高岳、右手へ月見小屋と書かれている。
そして、正面に高岳の南斜面を見て、右手へ斜めに窪地へ降りて行く。
窪地の踏み跡ははっきりしない。
爆裂跡の広大な窪地は大鍋と呼ばれている。
下り切ると傾斜はなくなり、歩行しやすくなる。
正面東側には、天狗の舞台と呼ばれる、西側に傾いた巨大な岩が見えてくる。
窪地も踏み跡ははっきりしないが、時折木柱が立てられこれが大きな目安となる。
左手北側に高岳を見てさらに平らな窪地を行く。
窪地は、東西500m、南北100m以上はあろうか、高岳に隠れた高地にこうした平地の存在を見て、自然の不思議を感じてしまう。
窪地にも コイワカンスゲが一面を覆っている。
このカンスゲや礫岩をよけながら正面に天狗の舞台を見て歩いて行く。
窪地の右手縁を成す小高い尾根がすそ野を下げ終えるころ、その斜面に月見小屋が見えてくる。
小屋は、コンクリート基礎に石壁、屋根はトタンで葺かれ、避難小屋として頑丈そうに造られ、中は板壁とされている。
ここで適当な岩に腰をおろし、月見小屋から見る展望を楽しめばいい。

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