岩稜を行く・三国山 [1018.1m]−国見山 [993.8m]
山口越分岐 → 鬼ノ洞(約20分)
山口越左手には
小さな道標
が立てられ「三国山頂←→国見山頂」と案内されている。
ここは十字路になっており、右手へ下れば福岡県側の登山口へ通じ、左手は熊本県菊鹿町へ通じるが踏み跡を見るが薄い。
ここで一息つき、足を休めるといい。
しかし、展望はなくここからゆるやかに登っていく。
道は少し傾斜を増し、右手へカーブし尾根筋を登っていく。
尾根道も、林に囲まれ展望は得られない。
右手にコケむした岩を見て左手へカーブすると、ゆるやかに下りだす。
道沿いには、大きな木も時折見かける。
少し下り、またゆるやかに登っていく。
山口越から2〜3分も行くと、
道を遮断するような倒木
を見る。
この倒木を越えると、道はほぼ平になる。 両脇は林に囲まれているが、そのほとんどが小径木で占められている。
右手に株を浮かせた倒木を見ると、ゆるやかに下りだす。
すぐコケむした枯れ木を踏み越えていく。 この辺りも倒木が多い。
道は次第に傾斜をゆるんでくる。
さらに
倒木をくぐっていく
。左手には脇道も造られている。
道は密生する小径木の林を、縫うように蛇行して伸びる。
左手には、これも台風の影響か、自然木が株を起こし倒れかかっている。
傾斜は、急坂ではないがゆるやかでもない。
すぐ、傾斜はゆるみ歩きやすくなる。 落ち葉の道はゆるやかに登りだし、右手へカーブしながらゆるやかに登っていく。
さらに左手へカーブし、少し下って右手へカーブし登りだす。
そして、右手に斑点のようなコケを生やした岩を見てほぼ平らな道を行く。
少し行く、右手に
墨をつけたようなコケむした岩
が目に付く。
平な道を少し行くと、またゆるやかに登りだし右手へカーブすると傾斜を増してくる。
左手幹に赤い布
を見ると、根が階段状に這い出てくる。
すぐ左手へカーブしさらに急坂を登って行く。
道には、ドングリのような実が散乱し、休むついでに2〜3個拾ってしまう。
少し登ると、傾斜はゆるみほぼ平になる。
しかしすぐ登りだし、
右手幹に巻かれた黄色い布
を見ると、少し傾斜をゆるめてくれるが、ゆるやかではない。
道は、相変わらず小枝や葉が散乱しているが、歩くのに支障はない。
道は少しずつ傾斜をゆるめ、細い尾根道をゆるやかに登り出す。
尾根道を少しいくと、また傾斜を増しさらに急坂になる。
根っこの急坂を少し登るとまた下りだし、
下りきった鞍部
は右手が少し欠落し、1本の木が根をむき出しにし、かろうじて幹を立てている。
一息つき、路面に黄色い地肌を見てすぐ登りだし、細い尾根道を下っていく。
道の両脇は鋭角に切れ落ちてはいるが危険はない。
さらに右手へカーブし登って行くと、左手にスギの植林地が広がってくる。
少し登ると、三叉路に着く。
三叉路には、標柱が立てられ「三国山頂←→国見山頂」と案内されている。
この
標柱
には、国見山まで「40分」と手書きされている。
国見山頂は右手へカーブしていく。
直進の道を取ると「鬼の洞」へ伸び、鬼の洞までは、5〜6分で着く。
直進して鬼の洞」を目指し、薄い踏み跡をたどりながらスギ林の中をゆるやかに登っていく。
少し登り、右手に1坪ほどの空地を見て左手へ下っていく。
左手には、2本の木が株の裏側を見せ倒れている。
狭い尾根道を行くとすぐ、枯れ木に足をかけ登っていく。
さらに、木の根を階段代わりに登ると、木の根の段差になる。
頭上には倒木があり、ここを抜けるのは容易でない。
腰を上げると、背中のリックが倒木に邪魔され難儀する。
さらに、右手へ狭い岩場を登っていく。
道は岩陵に付けられ、右手は切れ落ち用心して登っていく。
さらに
露岩
を登ると岩上に立つ。