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九州山クラブ アウトドアを楽しもう!九州の山々を登山記録として紹介

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熊本県の山

八代海を眼下に観海アルプスを行く・蕗岳 [320m]−中岳 [334m]

登山口 → つわ岳分岐(約60分)

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登山口は、国道266号から、南へ2.5km入ったところにある。
登山口には、九州自然歩道の説明板が立てられ、あらかじめコースを確認しておく。
車は、道沿いの空地に止めざるを得ない。
コースは、右手に「乙弁当峠:7.5km 高舞登山:4.5km」と書かれた木柱を見て、階段の登りから始まる。

九州自然歩道(観海アルプスコース)
高舞登山、金比羅山、蕗岳、中岳、鹿見岳、念珠岳、竜ヶ岳などの連山を観海アルプスと総称していますが、これらの山頂からの眺望は、青い海、白い波の中に浮かぶ大小さまざまな島・それにこの間を行きかようさまざまな船の軌跡が、まさに絵のように映り、あなたを感動させることでしょう。 このコースは、雲仙天草国立公園の特別地域内をとおりますが、歩道周辺の樹木を大切に保護し、この自然を私たちの財産にしましょう。

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階段は、スギの加工材と擬木が相互に付けられ24段ほど登っていく。
登りきると、右手に「火の用心 歩行中の煙草はやめましょう 喫煙所」の 四角い案内板 が立てられている。
その案内板の足元には、土管が埋め込まれている。
歩きやすい道を、4〜50mほどゆるやかに登って行くと また階段 になる。
階段の左手には踏み跡がつけられ、階段に付けられた踏み跡よりはっきりしている。
階段は、数えてみると52段ほど数えてしまう。
階段を登り終え右手へカーブすると、 快適な道 が遠く伸びている。
道の左手にはヒノキが植林され、右手は自然林が密生している。
すぐ、左手へカーブすると、数メートルごとに階段が付けられ10段ほど登ると平らな道になる。
平坦な道を少し行くと、右手に喫煙所の案内板が立てられ「火の用心 自然を大切に」と書かれている。
快適な道 はゆるやかに下り始める。
左手にはヒノキが植林され、道端へ枝を伸ばしている。
ゆるやかな下りはゆるやかに登りだし、また数メートルごとに付けられた階段を登って行く。
途中左手へカーブし8段ほど数える。
わずかな傾斜を10mほど行くと、 正面に先が見えないほど擬木の階段 が続いている。
気負いせず一段一段数えるように登って行くと、階段は55段ほど数えるが、左手にはしっかりと踏み跡が付けられ、階段を登る登山者は少ない。
さらに 7〜8m行くとまた階段 になる。 ここにも左手に踏み跡がつけられ32段ほど数える。

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さらにゆるやかに登って行くと、道は下りだす。
その下りも、数メートルごとに階段が付けられている。
階段を1、2段下ったところで右手林が開け、右手正面に 「苓北火力線103号」と書かれた支柱 が目に付く。
その支柱には「緑を愛しましょう」とも書かれている。
右手に一歩踏み入れると、高圧線の鉄塔が青い空を突き刺すようにそびえている。
ここで一息つき、元の道に戻るとすぐ左手に喫煙所の案内板が立てられている。
3、4m先には、吸殻入れの土管が用意されている。
ゆるやかな傾斜の階段 を38段、少し途切れて土に埋もれた階段を16段ほど数え下っていく。
少し行くと、 左手に道標 が立てられ「牟田峠:0.5km 二弁当峠:7km」と案内されている。
さらに10mも下ると左手にまた喫煙所が設けられ、案内板が立てられている。
吸殻入れの土管は少し欠けている。
道は案内板からゆるやかに登りだし、14〜5m登るとゆるやかに下り、さらに4、5mも下ると 右手に桜の木 が道の方へ傾斜し幹を伸ばしている。
桜の木を見ると、満開した桜を思い出す。
すぐS字状にカーブしながら、ほぼ南に向かって下っていく。
道には落ち葉が多い。
左手には、 ヒノキ林 が迫ってくる。
右手は相変わらす自然林が密生し視界をさえぎっている。

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少し行くと左手ヒノキ林はなくなり、自然林の道を右手へさらに左手へゆるやかに下っていく。
すぐ左手に 密生した小竹 を見ると、傾斜はさらにゆるみ軽快に下っていく。
正面には、ほとんど水平にヒノキか頭上に倒れこれをくぐっていく。
左手には、 またヒノキ林が広がってくる
周囲に目を取られながら、ほぼ平坦な道を行くと 右手に道標 が立てられ、左右に「姫戸・不知火海 松島町」行く手を「二弁当峠:6.6km 牟田峠:0.7km]と案内されている。
左右に伸びる道は、登山者は少ないせいかはっきりしない。
道は、ここからゆるやかな登りに変わり、数メートルごとに階段が付けられている。
階段は5段ほどで途切れ、左手に喫煙所が設けられている。
喫煙所の案内板の支柱 には、でんでん虫のマークが付けられ九州自然歩道と書かれている。
喫煙所から6、7m行くと、また長い擬木の階段になる。
階段は45段ほど数え、登りきるとすぐ左手へ直角にカーブし、落ち葉の道をゆるやかに下っていく。

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ほぼ平坦な、尾根筋を少し行くとゆるやかに下りだす。
下りきると、 道は登り始めここにも階段 が付けられている。
20段ほど登り、さらに落ち葉の道を10mほど行くと、また喫煙所が設けられ吸殻用の土管には杖が立てられている。
登りきると、右手に 倒木が大きな株の裏側 を見せている。
さらに落ち葉の道を、 ゆるやかに下っていく
周囲に目をやると、辺りには大きな木が多く倒木も目に付く。
道はゆるやかに登りはじめ、 右手に道標 を見る。
道標には「乙弁当峠:6.5km 牟田峠:1.0km」と書かれている。
道標から4、5m行くと、また長い階段がどこまでも伸びている。このコースは階段が多い。

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階段は、傾斜は大きくはないが、長く続くと次第に足に疲れが溜まり重くなってくる。
階段は37〜8段辺りから右手へカーブさらに続く。
途中何度となく足を休め、辛抱して擬木の階段を登ると100段足らず数えてしまう。
登りきると、右手に 喫煙所 があり、タバコは吸わなくても一息つきたい。
人は加齢によって、生理的要求は減少し、喉の渇きを満たすだけでは不足してしまうのだという。
水分は意識して多めに補給したがいい。
道は階段の疲れを癒すように、わずかな傾斜で優しく下りだす。
右手には「苓北火力線 102号」の白い支柱が目に付く。
ほぼ平坦な道を少し行くと、左手に 黄色い幅広のテープ が幹に巻かれている。
尾根筋に伸びる快適な道を1分足らず行くと、また階段になる。
13段ほど登れば少し下り、またゆるやかに登っていく。
右手樹間には、太郎・次郎丸岳が見え隠れする。
傾斜はほとんど足には感じない、 わずかなアップダウン を行く。
ほぼ平坦な道 はまた下りだし、さらに、3m前後の間隔で付けられた階段を10段、少し途切れて3段ほど下るとまたは平らになる。
平坦な道を左手へカーブして行くと、また喫煙所に着き「火の用心 タバコは所定の場所で」と案内されている。

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傾斜の少ない落ち葉の道を左手へカーブし下って行くと、また階段になる。
階段は10段、少し途切れて20段、あわせて30段ほど数える。
この階段にも、一部踏み跡がつけられている。
階段を登ると、 真っ平らな道 になり、辺りには松の木が目に付くようになる。
左手東側には、 真っ青な八代海 が偶然見えてくる。
稜線上の気持ちのいい道は続く。
土の優しい感触が足に伝わり、足取りも軽くなる。 気持ちまで軽やかになる。
海を見て、2分足らず行くと道は 右手へカーブし、ゆるやかに下りだす
そのカーブには、数メートル間隔で3段ほど階段が付けられている。
ゆるやかに15mほど下ると、また階段が付けられ6段ほど数える。
正面には、 いかにも険しそうな峰 が飛びこんでくる。
ほぼ平坦な道は、右手へカーブしその峰の右手へ回り込むように伸びている。

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左手には、青い海が樹間に見え隠れする。
右手へカーブして行くと、右手に道標が立てられ「牟口峠:1.5km 乙弁当峠:5.7km」と案内されている。
ほぼ平らな道を20mほど行くと階段になり、数メートルごとに付けられている。
7段ほど登った右手に、 また道標 が立てられ「牟田峠:1.6km 乙弁当峠:6km」と書かれ、乙弁当峠までの距離は先ほどの道標と300mほど長く差異が生じている。
さらに2段ほど登ると、 擬木の長い階段 が上の方まで伸びている。
階段は38段ほど数え、 数メートル行くと道は傾斜をゆるめる
正面には、足元の高度を上げたせいか、岩峰が少し沈んで見える。
左手に目を引く青い海が実に美しい。
そして左手へカーブしゆるやかに下り、 さらに平坦な道 を行く。
道はすぐ登りだし、徐々に傾斜を増し左手へカーブするとさらに傾斜を増してくる。

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すぐ階段になり、10数段を数える。 いよいよ岩峰の登りになる。
すぐ自然石の石段を8段ほど登り、 二つの岩の間 を抜けていく。
石段を4,5段登るとすぐ擬木の階段になる。
このコースも、稜線歩きとはいえ階段が多い。
階段を数えに来たようなもので、やめようと思ってもつい数えてしまう。
擬木の中途には自然石の石段も加わる。
この階段は、 段差が大きく1段1段が手ごわい
手ごわい階段は、休んだが勝ちだ。
時間さえ持っていれば、休む回数は多いほうがいい。
段差の大きい階段は80段を越える。
さらに31、2段を登ると傾斜はゆるむが、すぐ コケむした石段 になる。
18段辺りで右手へ、25段ほどで登りきる。
正面に、コケむした岩を見て落ち葉の道を行く。
すぐ右手へ急坂を登る。
ここでも、 落ち葉に埋もれるような石段 を登っていく。
この急坂を登ると稜線上に立ち、左手へゆるやかに登っていく。
正面には、鉄ハシゴが目に入る。

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ゆるい傾斜の鉄ハシゴを登り、手すりの付いた鉄ハシゴを8段ほど登っていく。
登りきると、 目前に圧倒されるような巨岩 が現れ、その右脇を行く。
右手には転落防止用のパイプ柵が設置されているが、危険を感じるようなことはない。
岩の右手をそのまま進むと、鋭角に左手へ向きを変え3段の鉄バシゴを登っていく。
さらに最後の鉄バシゴを登っていく。
最後の鉄バシゴは16段を数える。
さらに2段の擬木の階段を登りきると、すぐ右手へカーブして伸び、 天井は開け気持ちのいい道 をゆるやかに登っていく。
傾斜はほとんどない。
右手には、太郎・次郎丸岳が樹間に時折望むことができる。
少し行くと、道は左手へカーブしていく。
カーブする右手角には喫煙所があり、案内板には「危険 この先断崖にて」と書かれている。
道沿いには大きな赤松 が幹を立て、枝を伸ばしている。
左手に八代海 を眺め、気持ちのいい稜線を行く。

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