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九州山クラブ アウトドアを楽しもう!九州の山々を登山記録として紹介

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長崎県の山

岩道を行く・吾妻岳 [ 870m ]

登山口 → 標柱(約20分)

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登山口は、駐車場手前から、木橋を渡り左手に広場を見て行ってもいい。
または「田代原トイレルセンター」施設に近づき、右手へ 木橋 を渡り、広場を右手へ抜けて行ってもいい。
田代原トイレルセンターの方から行くと、すぐ木橋を通ると広場に出る。
広場入り口左手には、標柱が立てられ、行く手を「吾妻岳」と案内している。
広場に入ると右手へ折れ、少し行くと黄色く着色された林道に出会う。
ここを左手に取ると、すぐ 三叉路 になり左折し石畳をゆるやかに登って行く。

6〜70メートルも行くと、右手に 「吾妻岳山頂」と書かれた標柱 が立てられている。
その先には、九州自然歩道の案内板が立てられ「田代原—吾妻岳:0.8km 片道:50分、登りが多少きついが、山頂からの展望と奇岩の景観が素晴らしい、やや健脚向けのコース」と書かれている。
九州自然歩道の案内板を見て気は楽になるが、九州自然歩道の延長は2587km、内長崎県内では212kmあるという。
ここから右手へ林の中に入っていく。
入り口には、木段が、間隔を空け付けてある。
少し登ると、道は平坦に近い登りを快適に歩を進める。 少し行くと正面に 鳥居が現れ、これをくぐって行く
鳥居は、「笠木」、「貫き」と支柱だけで、額束・島木・台輪等はなく、鹿島鳥居系のものか。
鳥居をくぐると、すぐ数個の露岩を見て右手へカーブし登っていく。
少し行くと、枯れ木が切り倒されているが、その手前から左手へカーブして行く。
道は、傾斜をゆるませ斜面を横切るように付けられ、コケむした露岩が多い平坦な道を行く。

田代原周辺案内図
田代原は、吾妻岳の断層崖を滑り落ちた雲仙地溝の際にある平地です。かって、牧畜が盛んなころ、この地形を利用して牛馬の放牧が行われていました。 牛馬は、ヤマツツジなどは食べないため、当時は広大な草原の中にツツジの群落が点在していました。 日本の草原は、人為を加えないとやがて遷移が進んで森林になります。 ここでは、牛馬がすぐれた庭師の役割を果たして草原を維持していたのです。 近年、牛馬の数が減って、草原は林になりつつあり、かっての景観は見られなくなりました。 田代原から九州自然歩道を南に向かうと、九千部岳への登山口となります。 九千部岳の山頂からの展望は、360度の展望が開け、春のツツジ、緑あざやかな夏、秋の紅葉、冬の霧氷が楽しめます。

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すぐ右手へカーブして行くと、案内板が示した通り辺りには岩が多く傾斜も増してくる。
少し登り、石垣の跡のような岩の間を抜けると、傾斜はゆるんでくる。
さらに1分も行くと、右手から 倒れ掛かる幹をくぐれば、すぐ鳥居が現れる
鳥居には額束が付けられ「吾妻観世音菩薩」と書かれている。 この鳥居は古く、笠木は既に腐れかかっている。 鳥居をくぐると右手には、「田代原周辺の野鳥(夏鳥)」の案内板が立てられ「オオルリ・ホトトギス・センダイムシクイ・キビタキ」等の鳥類が説明されている。
すぐ先の右手にも鳥居があり、額束には「馬頭観音」と書かれている。
その奥には、お社があり観音様が祀られている。 立派な石灯篭もある。

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道は右手にカーブし、左手には、木製のベンチも置かれている。
右手にも2台のベンチが用意され、ここで一息つくとよい。
馬頭観音の鳥居をくぐり小石の多い道を、ゆるやかに登っていく。
馬頭観音から1分も行くと、銀色に塗られた鳥居が現れ、額束には「馬頭世観音」と書かれている。
支柱には「商売繁盛」や「家内・交通安全」とも書かれている。
道はすぐ、U状にへこんだミゾのような道を登って行く。
ミゾ道は次第に深くなり、1メートルを越えるようになる。
しかし、 ミゾ道 はすぐ浅くなり、露岩が多くなる。
左手には数本の大木が目につく。
右手へカーブして行くと、正面に道をふさぐように岩が居座っている。
さらに折り重なる岩を登り、左右に蛇行して行くと、 道は小粒の石が多くなり歩きやすくなる。

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少し行くと正面に、倒れかかった鳥居が見える。路面に落ちた額束には「吾妻観世音菩薩」と書かれ、支柱の根元の塗装ははげ落ち、支柱も腐り長くは持ちそうにない。
小石の多い道には所々に岩が転がっている。
さらに、左手へカーブして行くと、 木段 が付けられ22段ほど数える。
登り終えると、すぐ正面に右手斜面から左手へ倒れた木をくぐって行く。
この木は、新しい枝を垂直に生やし、自然の生命力に驚かされる。
さらに急坂を登ると、また木段になる。

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