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福岡県の山

シイの木ロードを行く・孔大寺山 [ 499m ]

道標〜山頂(50分)

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正面には白い道標が立てられ、後方を「湯川山へ:3・3km」行く手を「孔大寺山へ:1・5km」と案内している。
低山ながら、想像以上の急坂に足は重く、一息つき静かなピークで足を休めることとする。
そして、重い腰を上げ右手へ向きを変えゆるやかな傾斜を登って行く。
少し行くとゆるやかに下りだす。
やはり登りより、ゆるやかな下りがいい。
この尾根筋にも大木が多く、分厚い落ち葉に足に伝わる感触もいい。
ゆるやかな下りは徐々に傾斜を増してくる。
正面樹間には、孔大寺山がわずかばかり見え隠れしてくる。
ふと、足元に目をやると、丁度ゴルフボールほどの 真っ白い球体のキノコ が目に映る。
名前は分からない。
すぐ左手へカーブして下ると傾斜はゆるんでくる。
そして右手へ、さらに左手へカーブして行く。
左手自然林には、 竹林 が見えてくる。
道沿いには、所々赤いテープが巻かれ山頂を教えてくれる。
左手へカーブすると傾斜はゆるみ、ほぼ平らな道となる。
しかし、数メートルも行くと登りだし傾斜を増してくる。
さらに10mも登ると右手に 案内板 が幹に掛けられ、行く手孔大寺山を教えてくれる。
案内板を確かめ、一息ついてさらに登って行く。
傾斜は小さくない。直線に伸びる道を30mも登ると、傾斜は幾分収まってくれる。
辺りを見回すと、どの木も幹の大きさ以上に天高く伸び、天を覆い隠している。
中には大木も見る。
少し登ると、また結び目が付けられてロープが張られ、さらに傾斜を増してくる。

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疲れた足は少しづつ力を失い、へっぴり腰でロープにすがりたくなる。
なかなか傾斜は収まらない。
シャッターを切るわずかな時間が足にいい。
少し行くとロープは途切れるが、急坂に代わりはない。
さらに 倒木 をくぐって行く。
倒木は腰を曲げ、中かがみでくぐらざるを得ず足腰に応える。
それを嫌った登山者の踏み跡が、左手根元から巻くような踏み跡も付けられている。
倒木を何とか抜けると幸い傾斜を緩めてくれる。
ゆるやかな傾斜を2分も行くと、 右手幹に案内板 が付けられ「←孔大寺山:垂水峠→」と書かれている。
目を上げると、幹の中途にできた小さなコブが目に入る
案内板を見ると、傾斜はさらにゆるみ幾分下り気味のほぼ平らな道を行く。
さらに右手へカーブして行くと、「火の用心」と書かれた丸い案内板を見る。
道は案内板を見るとゆるやかに登りだし、10mも登るとまたゆるやかに下りだす。
落ち葉の多いゆるやかな下りに、足の疲れが抜けていくようにも感じる。
この辺りは、コースで最も快適な道が伸びる。
しかし、20mも行くとまたゆるやかに登りだし、左手に赤いテープを見て少し登ると傾斜はゆるんでくる。

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小径木の多いほぼ平らな道を10mも行くとゆるやかに登り、また下っていく。
小さなアップダウンは、ほとんど足の疲れは感じない。
道には分厚い落ち葉がクッション代わりになって、足には優しい。
辺りは密生する自然林に、日は閉ざされ薄暗くシャッターを切るのに勇気がいる。
さらに20m足らず登るとゆるやかに下り、少し登り右手に 2本の大木 を見てはまた下り、小さなアップダウンを繰り返していく。
急坂で疲れた足も既に薄れ、落ち葉の道を山頂へ向かって足早に歩いていく。
左手に黄色いテープを見て、倒木を踏み越えていく。
ゆるやかな傾斜はなお続く。
左手へカーブしゆるやかに下って行くと、右手に緑色に コケむした4個の岩 に目が行く。
この岩を見て7〜8mも行くと、またゆるやかに登りだす。
そして、倒木をくぐり平らな道を10mも行くとゆるやかに登りだす。
さらに、ヒノキの倒木をくぐり右手へカーブし登って行く。
少し行くと、行く手をふさぐような倒木は、左手から回り込むように踏み跡が付けられている。
傾斜は徐々に増し、また急坂になる。

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この辺りは倒木が多い。
根株を起こした倒木も見る。
倒木をくぐるとまた傾斜を増してくる。
すぐ急坂になり、少し登ると右手にロープが張られている。
傾斜は大きく、荒れる息を抑えながら一息つき、右手へカーブしながら登って行く。
少し登ると、 左手幹に案内板 が付けられ、行く手を「孔大寺山へ」と書かれている。
案内板を過ぎると右手に天井が開け、草木生い茂る道を10mも行くと右手に ベンチ が置かれている。
ベンチに腰を降ろし、右手後方へ目を移すと「湯川山」の全容が一望できる。
ここで一息つき、荒れる息を整えることとする。
展望に元気をもらったら、重い腰を上げ直進して傾いた幹をくぐり、林の中へ踏み込んでいく。
ここも傾斜は大きい。
4〜50mも登ると登りきり、左手に大木を見る。
右手に「孔大寺山⇔垂水峠」と書かれた 文字板 が根元置かれている。
ここから左手へカーブし、ゆるやかな傾斜を下りだす。
10mも下ると、またゆるやかに登りはじめる。
この辺りも倒木が多い。
傾斜は除々に増し、倒木を越えると急坂になり左手には黒いロープが張られている。
急坂を30mも登ると、傾斜はゆるむがゆるやかな傾斜ではない。

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さらに倒木を越えていく。
この倒木の左手根元には、新しく芽吹いたのかしっかりとした幹を立てている。
右手幹先にも垂直に幹を伸ばしている。
そして、切り開かれた倒木の間を抜け登って行く。
この倒木にはトラロープが巻きつけられている。
山頂へは、この急坂が最後の試練のように続く。
一歩一歩の足が重い。
しかし、山頂は遠くにはない。
一息つきながら、ロープに助けられ登って行く。
3〜4分も登ると、ロープが切れ傾斜はゆるみさらに、ひと登りするとやっと 山頂 に着く。
山頂は3〜40坪ほどの空地からなり、落ち葉が全体を覆っている。
中ほどに山頂標が立てられ、右手へ「金山へ:3・3km」と案内している。
支柱には、「孔大寺山山頂:499米」と書かれている。
足元には、国土地理院の三等三角点を示す石柱も見る。
そばにはベンチが置かれ腰を降ろすこととする。
周りは樹林が取り囲むように密生し、展望は得られない。
しかし、それゆえ静かな雰囲気は心地いい。
樹林の中には、小鳥の巣箱も掛けられ、どこからとなく小鳥のさえずりが聞こえてくる。

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