縦走路がいい・釈迦岳 [ 1231m ] − 御前岳 [ 1209m ]
登山道入り口 → 釈迦岳登山口(所要時間:約30分)
橋を渡りきった右手が登山道入り口になっている。
かつて登山道入口の左手角に、道標が立てられていたが、今は右手に切り落とされた枝や草の上に倒されている。
道標には釈迦岳山頂まで1.8kmと案内
されている。
ここからゆるやかに右手東の方へ登山道を登っていく。
右手には沢が流れ1分も行くと、コンクリート堰の袖を登っていく。
ゆるやかに下り、
小さな沢
を横切っていく。
沢には岩が多く、その隙間をわずかばかりの水が流れている。
さらに岩の多い道をゆるやかに登っていく。
右手にも小さな沢が流れ、わずかな水が岩の隙間に見え隠れしながら、小さな音を立てて流れている。
その沢を右手へ渡っていく
。
そこには、小さな幹に赤や白色のテープが巻かれている。
この辺りは岩が多く、踏み跡は薄い。
少し行くと、また左手へ岩ばかりの沢を渡っていく。
正面には
「たき火・たばこに注意 大分西部営林署」と書かれた丸い案内板
が、幹に結ばれている。
この案内板の手前から右手へ、積み重なる岩の上を用心して歩いて行く。
岩道を数メートルも行くと、
落ち葉が多い歩きやすい道
に変わる。
沢は幾筋か流れ、左手には
小さな滝
のように岩からすべり落ちる水の流れが見受けられる。
落ち葉の多い、歩きやすい道を右手へカーブしていくと、正面に「いぬしで」と書かれた樹名板が目につく。
ここを左手へゆるやかに登っていく。
すぐ、スギ林に踏み込むとさらに薄暗くなる。
狭く薄暗い道は、しっかり踏み固められ道をはずすようなことはない。
斜面に付けられた道を少し行くと、正面に幹を伸ばすスギに触れながら、コケむした倒木を越えていく。
「いぬしで」の木を見て1分も登ると、
スギの根がむき出しになった段差
を登り、左右へ鋭角にカーブし登っていく。
道には、台風の影響か、数本のスギが傾いている。
そして、そのスギをくぐり抜け、右手に目を上げるとスズタケが密生している。
道は少し傾斜を増し、すぐ右手へ鋭角にカーブし、支尾根を越え
尾根の右手斜面
を登っていく。
登りきると、道は左手へカーブしゆるやかに下りだす。
少し下ると右手に沢が流れ、岩の多い沢を渡っていく。
沢には小さな水の流れを見るが、靴をぬらすようなほどはない。
ここを渡ると、
厚く積もる落ち葉の道
を左手へカーブし登っていく。
沢は右手にも流れている。
少し登ると、狭い道は平になり右手へカーブしていく。
静まり返ったような落ち葉の道
を、サクサクと足元から発する音を聞き歩いて行く。
左手には、小さな沢が流れ、
その小さな沢を渡り、左手をゆるやかに登っていく
。
右手には2本の木が倒れかかり、一部根株が浮いた状態になっている。
道は次第に傾斜を増し小石が多くなる。
しかし、その小石も落ち葉に隠れ見えなくなっている。
そしてS字状に蛇行し、木段を9段ほど登ると林道に着く。
標柱から5分ほど経過している。
右手には「御前、釈迦自然歩道」と書かれた
案内板
が立てられている。
林道を横切ると左手には道標が立てられ「釈迦岳:1.2km 御前岳山頂:へ3.2km」と案内されている。
左手に道標を見て林の中へ直進して行く
と、落ち葉の道にはコケむした岩が多くなる。
正面に緑色にコケむした岩に触れながら、さらに岩の多い道を登っていく。
その岩の上には、小石を積み上げたケルンが造られていたのか、今は壊れその形はとどめていない。
さらに、落ち葉と小石が多い道を2分足らず登って行くと、正面左手に標柱が見えてくる。
標柱には「御前釈迦自然歩道」と書かれている。
林道に出ると、道は数メートル右手へずれた所から林の中へ伸びている。
道には、地肌が見えぬほどびっしりと岩が詰まっている。
足元を用心しながら登っていくと、右手には、「かなくぎのき」と書かれた樹名板が目に付く。
さらに、岩の多い道を登っていく。
右手にも、緑色にコケむした岩の上にたくさんの小石が載せられている。
これも、壊れたケルンの跡なのか。
すぐ先の左手には「いろはもみじ」の樹名板が掛けられている。
道に重なり合う岩は、次第に小粒になってくる。
さらに、
倒木をくぐり左手へカーブし登っていく
。
正面先には、林道に付けられたガードレールが見えてくる。
少し進むと、コンクリート製の円管が口を開け、右手から左へ円管を踏み越えていく。
さらに1分足らずで
金網に小石をつめた石段
を登るとまた林道に出る。
先ほどの林道出会いから、4〜5分ほど経過している。
さらに林道を横切りゆるやかに登っていく。
道には、
コケむした小石
が多い。
さわやかな道はほぼ平坦に伸び、右手に大きな木を見て少し行くと、林道から1〜2分経ったころ、左手幹の足元に
「まゆみ」と書かれた樹木板
が置かれている。
ほぼ平坦な道を、右手に大きな木を見て登って行くと、右手に
「いたやかえで」
と書かれた樹木板が掛けられている。
すぐ先の
コケむした岩にも小石が乗せられている
。
この辺りには、7月下旬から8月上旬にかけ、ヒガンバナに似たオレンジ色の「キツネノカミソリ」が咲く。
キツネノカミソリと言えば井原山の大群生が忘れられない。
木段を登るとまた林道に出会う。