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九州山クラブ アウトドアを楽しもう!九州の山々を登山記録として紹介

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福岡県の山

豊富な自然と歴史に包まれた山・高祖山 [ 416m ]

登山口 → 一の坂礎石群(所要時間:約35分)

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車は、高祖神社境内にある駐車場を利用させていただくこととする。
境内には「怡土城と吉備真備」と題した 説明板 を一読し、深い歴史に気持ちを寄せながら踏み出していく。
社駐車場から車道を5〜60メートルほどバックし、左手に 高祖神社の説明版 を見て車道を左手に取る。
左手に溜池を見て1分も行くと三叉路となり、高祖山は左手へカーブし登っていくが、右折してちょっと 金竜寺 へ寄り道するといい。
少し行くと立派な寺に着く。
ここには戦国の世に生きた、高祖山城主原田氏の墓地がある。

金竜寺HPより
金竜寺(金龍寺)は高祖(たかす)山の西斜面にあり高祖(たかす)神社の近くです。この金竜寺は、この地方を治めていた大蔵朝臣(おおくらあそん)原田家菩提所として永年5年(1508年)に建立された寺です。
この原田家はコテコテの平家側の武将であり、源平の合戦では平家の一員として戦いましたが、結局、源氏に敗れました。その時に領地を没収され、原田氏は関東に幽閉されましたが 1190年(建久元年)に赦免となり、御家人(鎌倉幕府と主従関係を結び従者となった武士)として筑前国怡土庄に領地を与えられます。そうです、この時に、原田氏はこの地の領主となったのです。
しかし、その後、1587年(天正15年)の豊臣秀吉の「九州征伐」により取り潰しとなり没落しました。
金竜寺の山門には「大蔵朝臣原田家菩提寺」と「福岡藩主黒田家准菩提寺」の表札が架かっています。
また、裏には高祖山を借景にした築山式の庭園もあります。


山頂は三叉路まで戻り、右折し車道を登っていく。
1分も登って行くと、右手に 高祖山山頂への案内板 が立てられ左手へカーブし登っていく。

道の両脇は自然林に変わり人家は見られない。
1分ほど行くと、右手へカーブし左手高祖神社に着く。
神社入り口には、案内板が立てられ、「高祖バス停=0.8km、高祖山々頂(下の城)方面・一の坂礎石群=0.5km」と案内されている。
さらに史跡「怡土城跡」 「高祖神楽」と題する説明板も立てられ、一読すればいい。
神社を過ぎると、道はアスファルトからコンクリート舗装に変わり、左手へカーブしゆるやかに登っていく。
少し行くと、コンクリート道は、右手へカーブし15メートルほど行くと、左手に 登山道入口 がある。 神社から200メートルほど歩いたところにあり、コンクリート道はまだ先に伸びている。
ここには案内板が立てられ、【一の坂礎石群まで0.3km】と案内されている。
登山口からすぐ擬木の階段が付けられ、右手ヒノキ林、左手自然林の中に容赦なく伸びる。

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擬木の階段は、見た目より傾斜は小さく、14〜5段登ると左手に「高祖山・416m」と書かれた小さな案内板が幹に掛けられている。
右手 ヒノキ林 は、並木のように幹を並べ、山頂へ案内するように道を開けている。
体は徐々にぬくもり、流れる汗を感じながらも気持ちよく登っていく。
登山口から3〜4分も登ると、目前が明るくなり、 未舗装の林道 に出会う。
山頂は林道を、斜めに横切り再びスギ並木の階段を登っていく。
左手には、山頂への案内板が立てられ行く手を教えてくれる。 右手はヒノキ林、左手はスギが一列に並んでいるが、その奥は伐採され広い空地が地肌を見せている。
しかし、既に新しい苗が植林されている。
伐採個所を過ぎると左手もヒノキ林が広がり、右手は小径木の自然林に変わる。
さらに並木状に並ぶヒノキ林もなくなり、左手もやがて自然林に変わる。
階段は次第に段差を増し、一段一段体を持ち上げるように登っていく。
ここは無理せず、足を休めながら登っていく。
林道出会いから、7〜8分も過ぎると、左手に「玄海国定公園」と書かれた木柱が立てられている。
この山中に、何故「玄海」の文字が出てくるのか、なぜ、高祖山もその指定地域に入れたのかわからない。
階段は、この辺りで登山口から90段を数える。
すぐ先の右手には、 四角い案内板 が立てられ、「自然はみんなのもの 火のあと始末は充分に ゴミは捨てないで」と書かれている。
すぐ右手へ、直角に急坂を登るとスギ材を丸く加工した、少し太めの木段に変わる。
さらに2分も登り、登山口から100段を数える頃、一の坂礎石群の広場に着く。

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