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福岡県の山

豊富な自然と歴史に包まれた山・高祖山 [ 416m ]

分岐 → 高祖東谷(所要時間:約25分)

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道標の数メートル先はY字形の分岐になっており、右手は周船寺へ伸びている。
高祖東谷への道は、左手にとる。
正面には、黒い案内板が幹に掛けられ行く手を教えてくれる。
案内板に従い、左手へ直進して行くと道は少し登りだすが、すぐ下りだす。
少し行くと左手に 「高祖登山歩道」と書かれた標柱 を見て、ゆるやかに下って行く。
すぐゆるやかな登りとなり、右へ左へ蛇行しながら登っていく。
さらに右手へカーブしゆるやかに登っていくと、道の両脇には笹が多くなり、傾斜はゆるんでくる。
右手土壁にはシダが遠慮なくその葉を伸ばし、左手には「ミズメ」の木か、横しま模様がある桜に似た木が幹を伸ばしている。
桜の木でなくても、桜の木と思えば枝いっぱいに咲き乱れる淡いピンクの花を思い出す。
分岐から3〜4分も経ったころ、左手樹間に 高祖山の山容 が見え隠れする。
さらに1分も進むと、右手にヒノキ林が広がり、 左手に道標 が立てられ、「高祖東谷まで0.6km、下ノ城跡分岐:1.2km」と案内されている。

ほぼ平坦な尾根道を、ゆるやかに下っていくと、右手には斜面の下の方から押し寄せてくるヒノキ林が道端で、並木のように一列に並んで止まっている。
左手は、小径木の自然林が密生している。 少し登るとすぐ下り、また平坦な道となる。
道の両脇からシダが葉を伸ばし道を狭くしている。
さらに右手には、またヒノキ林が並木を連想させるように道端にはみ出している。
道はほぼ平坦で、軽快に距離を縮めていく。
道標から2分ほど経つと左手には、2脚の木製のベンチが据えられ、ここで一息付けばいい。
しかし、ここでも展望は得られない。
ベンチを立ち、平坦な道を1、2分行くと、左手に展望が得られる。
眼下には前原市の 田園風景 が絵画のように収まっている。

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さらに、平らな道を1分も行くと、草木一本ない砂地の斜面を右手に見る。
一見通り過ぎてしまいそうであるが、そこを1メートルほど小高い砂地に登ってみると、さらに素晴らしい展望が得られる。
眼下には前原市街地が視野いっぱいに広がり、「筑前富士」・「糸島富士」と呼ばれる 可也山 が、裾野を広げ、美しい姿を見せている。
ここで一息つき、時の流れを忘れてもいい。しかし、ここにこそベンチが欲しいところであるが、残念ながら見当たらない。
さて、展望に満喫したらその砂場を下り、左手へカーブし急坂を下る。
ここは 砂地 が剥き出し、滑りやすく用心して下る。
すぐ傾斜をゆるめ歩きやすい道が続く。 展望に気分もよく、足取りは軽い。

すぐ左手に道標が立てられ「高祖東谷まで0.3km、下ノ城跡分岐:1.5km」と書かれ、当面の目標が近いことを感じる。
ゆるやかな下りを軽快に下って行くと道は急に狭くなっている。
ここは、左手の路肩が崩れ落ち、道幅は5〜60センチと狭く、用心し通り抜ける。
ここを抜けると、道はまた気持ちのいいゆるやかな下りになる。
左手には、大きな木が2本の幹を伸ばしている。 道沿いには、シダものびのびと葉を伸ばし快適な道に、五感が開放される。
辺りにも目を取られながらもリズミカルに足は進む。 さらに、歩は急ぎ足になってしまう。
しかし気持ちは、目前に展開する光景が後ろへ消えるのを追うように、つい後ろを振り向いてしまう。
左手には、樹間に遠のく高祖山の山容が、寂しげに見え隠れする。
少し行くと、右手には ヒノキ林 が道の路肩まで押し寄せている。
細尾根の平坦な道を1分ほど行くと、左手に四角い案内板が立てられ、「自然はみんなのもの・・・」と同文で書いてある。
すぐ先には2脚のベンチが付いたテーブルと、さらに1脚のベンチが据えられている。
高祖東谷はもう近い、しかし思うままに腰をおろせばいい。
そして尾根筋を流れる爽やかな風を胸元に誘ったらいい。 ベンチのすぐ先には、たくさんの幹を持った木が目に付く。
数えて見ると、1本の木に 9本の幹 が行儀よく立っている。
油山では、27本の幹も目にしたことがある。 ベンチを離れると、道は少し滑りやすくなり、用心しながら下って行く。
さらに1分も行くと、正面右手にベンチが見えてくる。

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