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福岡県の山

石灰岩を行く・香春岳 三ノ岳 [ 504m ] ニノ岳 [ 468・2m ]

三ノ岳山頂〜鉱山専用道路出会い (15分) [ この区間の地図 ]

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展望を楽しんだら、右手南の方へファミリーコースを下って行く。
道はササが多い。しかしすぐカヤトの道に変わり、狭い道はさらに狭くなっている。
道沿いには石灰岩が多い。
行く手左手には、鉄塔が立つ大坂山
目を下ろし、眼下に広がる香春町の風景に感嘆しながらも、足元に気を抜けない。
石灰岩の多い急坂を下ると、 スズタケの道 に変わる。
背丈は3mもあろうか、踏み跡はその隙間を縫うように蛇行して伸びているが、道際は刈られたせいか高さは腰までもない。
スズタケの道を蛇行し下り、右手へカーブし後ろを振り返ると、山頂直下の南斜面は、石灰岩が地中から踊り出たように白く染まっている。
近づいてみたいと一度は試みたが、スズタケに阻まれスズタケ越にしか見ることはできなかった。
そしてスズタケをかき分け、枝に結ばれた国土調査の ピンクのテープ を見て下っていく。
さらに、スズタケをかき分けほぼ平坦な道を行く。
葉陰からわずか見る踏み跡を辿りながら、山モモの木に似た枝をくぐって行くと、またカヤトになる。
しかし、踏み跡が見えなくても行く手に不安はない。
カヤトの道はさらに続く。
途中、珍しく道筋に生えた、秋の七草に選ばれた満開の オミナエシ に出会うことができた。
オミナエシは女郎花と書いて、そう読むのだそうである。
「女郎」とは、かっての時代「美しい人」と意味する言葉で、源氏物語時代は女郎花として定着していたようである。
芭蕉は、細長い茎を持つオミナエシが、風に揺れる様を女性的と詠ったその昔、万葉集や古今和歌集にも詠まれ、女性へのときめきを詠った歌が多いそうである。
オミナエシに、そっと頬にあて再びカヤトの道を行く。
前方左手に、大坂山が天候のせいか霞んで見える。

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正面には、目指す二ノ岳が登山者を招くように急峻な姿を見せている。
そして岩の段差を降り林の中へ下って行く。
さらに、岩場を下って行く。
右手、矢印の着いた岩には、登山者が手を着いて降りたのか、地肌が白く変色いる。
岩場を降り、数メートル大きな傾斜を下り、右手へカーブして行く。
10mも下り、岩の段差を降り左手へ下って行く。
そこでも、国土調査のピンクのテープと、足元に プラスチックの黒い支柱 を見る。
20mも急坂を下ると。歩きやすい落ち葉の道となる。
足はルンルンと前に出る。
右手に目を向けると、下の方に鉱山専用道路が見えてくる。
下りきった左手には「三ノ岳山頂 十三仏安置」と刻まれた石柱を見る。 そして、10mも登ると鉱山専用道路に出会う。
途中、右手には上部が赤く塗られた国土調査のコンクリート支柱が目に入る。

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