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福岡県の山

修験の山・求菩提山 [ 782m ]

禊場〜中宮(30分) [ この区間の地図 この区間の高低図 ]

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分岐に着くと、左手へ整然とした石段を登って行く。
石段は、視界に消えるまで伸びる。
両脇には、石段に沿って石垣が積まれている。
これらの石垣は、坊跡だという。
足の疲れを感じながら登って行くと、待っていたかのように右手に説明板が立てられ、そこで足を休め一読してしまう。
説明板 には「山のすがた」と題し、当時の山伏の生活実態が刻まれた木版画が説明されている。
右手へ数歩踏み込んでみると、左手に広場を見るが他に記すものはない。
さらに、石段を登りその広場へ目を下ろすと、2段に重ねられた上部のコケむした石には、手水石のように穴が掘られている。
そして、左手へカーブし辛抱して登って行く。石段は容赦なく続き、さらに傾斜を増してくる。
この道は、西側に位置する築上町寒田に通じ「上毛往還」と呼ばれていたという。
右手に目を上げると、民家風の家が見えてくる。
途中石段は、左手に分岐し伸びている。
左手足元に目を下ろすと、これは「スイセン」か「キツネノカミソリ」か、よく似た植物に目が行く。少し登ると、右手に古びた案内板が立てられ「この美しい自然はみんなのもの植物を大切にゴミは捨てないで福岡県」と書かれている。
少し登るとT字形の三叉路に着く。
これを右折すると、左手は石垣が伸び 安浄寺 の説明板が立てられている。
左手石垣には楼門と呼んでいいのか、立派な入り口がある。
ここへ入る前に少し直進すると、右手下の方に先程の民家が見え、手前に「岩屋坊」と題した 説明板 が立てられている。
踏み跡はさらに伸び、直進して行くと尾根筋コースへ通じる、
そして引き返し、安浄寺の楼門へ踏み込み石段を登ると、広い寺跡に出る。ここも単に広場に変わりないが、左手へ進んで行くと岩の斜面に石仏が散らばるように安置されている。
これが、三十三観音像と呼ばれるものか、これを見て、楼門へは戻らず数メートル直進すると、建物が見え、T字の三叉路を左へ取った道に降りる。
少し行くと右手建物正面に立ち、左手に説明板が立てられ、これが 「豊照神社」 であることがわかる。
数メートルも進むと、石段の途中から左手へ分岐し登ってきた道と出会う。
右手には、 青い立札 が立てられ、行く手左手へ「求菩提山0・9km阿弥陀窟0・7km」後方を「座主坊園地0・2km」と案内している。
行く手を確認し、間隔の長い石段を登って行く。
右手には、修験の開祖と言われる役行者没後1100年に建てられた「神変大菩薩」と刻まれた供養碑があるというが、写真に収めることができなかった。
豊照神社から100mを過ぎたころゆるやかな傾斜を登ってくと、右手に「ごみを捨てないで美しい自然を楽しく歩こう求菩提保健保安林福岡県」と書かれた案内板を見る。
少し行くと右手へカーブ、登りきった右手に小さな石柱が立てられている。
これが結界石で、これより聖地になるという。
すぐ下りだし、下りきった所にベンチが用意されている。
右手には「獅子ノ口」と題した説明板が立てられ、すぐ先にコケむしたコンクリートの獅子が水を吐き出している。左脇には、結界石と言われる先がとがった岩も見る。
昔日、これから上宮までは飲食物を禁じられ、この水で口をすすぎ登っていたという。
ベンチで一息つき、左手へカーブしゆるやかな傾斜を登って行く。
道は少しづつ傾斜を増してくるが、右手へカーブすると傾斜はなくなる。
少し行くと、正面に青い立札が立てられ、直進して「阿弥陀窟0・4km」後方を「座主坊園地0・5km」そして、右手へ求菩提山0・6kmと案内している。
左手にベンチを見て、右手、求菩提山は石段を登り鳥居をくぐって行く。
鳥居前には、石燈篭や狛犬、鳥居には注連縄が張られ紙垂(しで)や〆子が下げられている。
また、額足には「求菩提山」と刻まれている。
鳥居は、昭和32年鳥井畑から移設されたもので「東の大鳥居」と呼ばれ、かって、この場所には背丈が3mもある仁王像が置かれていたというが、明治33年焼失したという。
鳥居をくぐり、石段を2〜3段登ると両脇に石燈篭が立てられ、平らな道が伸びる。
両脇には大きなスギが列を成し、神々しい場所は吸いこまれるように歩を重ねて行く。
そして、今一度後ろへ鳥居を振り返り、平らな道を行く。
左手には、「ごみを捨てないで美しい自然を楽しく歩こう」と書かれた、壊れかけた案内板が目に入る。
左手に清々しい植林地に目を向け、大きなスギに触れて行くと、右手斜面の上に建築物が見えてくる。
すぐ、右手へカーブすると右手に大木が大きく枝を広げている。
さらに、頭上を横切る太い枝に目を向け、右手へ向きを変えると石段になり、前方に拝殿が見えてくる。
石段手前の左手には、奥の院石窟を案内した青い立札や 説明板 が立てられ薄い踏み跡が下っている。
石段を登る前に、落ち葉の道を下って行くと石碑等見るが、石窟へたどる道筋は落ち葉に隠れ判然としない。
分岐へ戻り、石段を登って行く。

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