国見岳[1738.6m]
登山口〜分岐(60分) [ この区間の地図 ]
林道には、ゲートで閉められ進入禁止とされ、さらに駐停車禁止とされている。
この場所に駐車場はなく、車はUターンして道沿いに止めざるを得ない。
国見岳は、内大臣橋を渡り広谷登山口へ走る林道が崩壊し、完成を待ってはいたが待ちきれず樅木登山口ルートを記録した。
さて、身支度を整えゲート右手から、落ち葉の多い樅木林道を行く。
7〜80mも行くと、左手へカーブし
五勇谷橋
を渡り、さらに左手へカーブしゆるやかな傾斜を登って行く。
小石交じりの道を5〜60mも行くとコンクリート道に変わり、100mも行くと右手へカーブ、すぐ右手に道標を見る。
道標には「国見岳登山口:300m」と案内されている。 さらにコンクリート道を200m足らず行くと、右手に
「国見岳登山口」
と書かれた道標を見る。ここから右手へ登山道を登って行く。直進して2km足らず行くと旧登山口がある。
登山口右手には、あでやかなピンクのリボンが下げられている。
すぐ左手へ急坂をよじ登り、さらに右手へカーブし登って行く。
植林地にはヒノキが植えられ、幹には随所に目印のテープが巻かれ行く手に不安はない。
大きな傾斜を3分も登るころ、足を休めたいところで正面に林野庁の
白い立て札
を見る。
立て札に示された国見岳への矢印を見て、その手前から左手へカーブし登って行く。
さらにヒノキの植林地を登って行く。
傾斜は大きくはないが、小さくもない。
左手斜面を2〜30mも登って行くと、正面に数本の倒木を見る。
左手に赤いテープを見て右手へ鋭角にカーブ、4〜50mも行くと左手へ向きを変え登って行く。
さらに左手へ、支尾根の先端を回り込むように支尾根の右手を北側に向かって行く。
ここは傾斜は小さい。
途中、左手斜面から露出した岩に触れると、傾斜はさらにゆるんでくる。
狭い道はさらに狭まり、一部崩落しており用心していく
植林地はスギに変わり、幾分暗く感じる。
そして正面に赤いテープを見て左手へ切り株の間を登って行く。
傾斜は大きい。10mもよじ登り左手へすぐ右手へ向きを変え急坂を登って行く。
正面に赤いテープを見てさらに左手へ登ると、正面に見上げるような
巨大な岩
を見る。
この岩壁に沿って右手へ10m余り行くと岩の先端辺りに赤い目印が付けられ、その箇所から岩を越え、すぐ岩の縁を左手へ、根っ子の急坂を登って行く。
踏み跡は薄いが、随所にテープが巻かれ不安はない。
さらに右手へカーブし、急坂をジグザクを切って登って行く。
そして、右手にピンクのリボンを見て左手から回り込むように右手へ支尾根を登って行く。
道は、ここから左手へ分岐し下っているが、この道は登山口からさらに樅木林道を登った旧登山口へ通じる道なのか、
足元には、枯れた松の葉が多くなる。
ここは支尾根の先端部にあたり、この辺りから植林地は消え自然林に変わる。
しかし、なぜか松の木が多い。
少し登ると足元には岩が多くなる。
そこを数メートル登ると、直進しそうになるが踏み跡は消え、テープを確認して左手へ向きを変え尾根筋の左手斜面の狭い道を行く。
この辺りも傾斜は大きい。
2〜30mも登り、赤いテープを見て右手へ鋭角にカーブ、すぐ左手へカーブし支尾根の右手を行く。
この踏み跡も崩落したように狭く用心していく。
さらに左手へ、尾根筋を横切り左手斜面を行く。
なぜか、この辺りも松の大木が多い。
そして右手へカーブ、斜面の右手に出ると右手に大木を見て、その根っ子の段差を登って行く。
この辺りも傾斜は大きい。
さらに、松の幹に触れ登って行くと、道を横切るワイヤーが張られている。
これは伐採用に使われるものであろうが、登りより帰路の下りが危ない。
一息つき、スズタケに触れながら登って行く。
少し行くと、ゆるやかに下りだし、すぐゆるやかに登りだす。
右手に大きなヒメシャラの幹を見て落ち葉の道を行く。
この辺りは赤い幹をしたヒメシャラが多い。
そして右手に赤いテープ、左手にヒメシャラを見てその間を抜けるようにスズタケの道を行く。
道は次第に傾斜をゆるめ、ほぼ平らになる。
道沿いには、人の背丈より高いスズタケをかき分けるように、ゆるやかに登って行く。
さらに、
倒れた大木
をくぐって行く。
傾斜は小さく、足は難なく前に出る。
右手に大きなヒメシャラを見て、ゆるやかな落ち葉の道を登って行く。
スズタケの道は狭いが、歩くのに支障はない。
20mも行くと、また
古損木
と化した倒木を乗り越え、右手へカーブして行く。
そして、左手に天を突くように伸びた、モミの大木に目を移しながらゆるやかな傾斜を行く。
さらに、道に沿って横たわる古損木の脇を行く。
この辺りはモミの大木が多い。
道沿いには、モミ以外の大木も多い。
ゆるやかな傾斜を少し行くと、傾斜を増してくる。
しかし、大した傾斜ではないが、次第に傾斜は大きくなる。
さらに、行く手をふさぐような倒木を乗り越えていく。
そして、大木の間を抜けるように登って行くと、傾斜はさらに大きくなり、小さくジグザクを切って登って行く。
右手にも、
モミの大木
が天にも届くような幹を伸ばしている。
さらに分厚い落ち葉の道を行く。
この辺りは、尾根と別の尾根を繋ぐ吊り尾根のような地形を成し、ゆるやかな傾斜を行く。
足元には分厚い落ち葉が多く、落ち葉を踏む音が調子いい。
道沿いの幹には随所にテープが巻かれ、行く手を案じることはなく足は軽い。
左右に立つ幹に触れゆるやかに登って行く。
左手北側樹間には、国見岳から茂見山・京丈山へ連なる稜線に目を向け、一歩一歩を楽しむように歩いて行くと次第に傾斜を増してくる。
そして左手大木をよけ、重い足を引きずるように登って行く。
傾斜は、なかなか大きい。
さらに、左手に赤いテープを見て右手へ向きを変え登って行く