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熊本県の山

ダイナミックな展望に酔う・根子岳東峰[1408.1m]

釣井尾根分岐〜根子岳(35分) [ この区間の地図 ]

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道標から5〜6mも行くと、さらに道標が立てられ釣井尾根分岐に着く。
道標には「釣井尾根」と書かれ、箱石尾根と別れ左手へ釣井尾根を行く。
右手に下れば釣井尾根登山口に通じる。
行く手を見上げると、目指す東峰が目前に鋭峰を見せている。
右手に目を引くと、ギザギザの岩峰の奥に天狗峰のてっぺんがわずかばかり見える。
足元の標高は1300m近くあり、左手緑の海原はずいぶん沈んで見える。
その海原の果てに、「動かざること山の如し」ではないが、祖母の山々が大きく横たわっている。
ここで一息つき、ゆるやかに下って行く。
途中、右手の 目印の岩陰に咲くミヤマキリシマ を見る。
左手には、ハイノキも満開している。
道はゆるやかに登りだし、少し登ると傾斜はゆるみほぼ平らになる。
狭い道を左右に小さく蛇行して行くと、また正面に東峰が樹間に姿を現してくれる。
さらに狭い草道を行く。
少し行くとまた登りだす。
そして、樹林の中を行く。
正面に東峰を見るとまた下りだす。
5〜6mも下ると平になり、さらに下りだし傾斜を増してくる。
山頂を目前に下るのは、意に反するが仕方がない。
急坂を少し下ると傾斜はゆるみ、また平らな道になる。
少し行くと、また登りだし真っ黒い土道を登って行く。
傾斜は大きく、左側には結び目のある トラロープ が張られている。
ロープは、途中色あせたロープに変わり、10mも登るとロープはなくなる。

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ロープが消えると傾斜はゆるみ、少し登ると左手に展望が開け、ここからも久住の山々が一望できる。
道はさらに傾斜を増してくる。
道沿いにはヤシャブシも多く、足元には黒い実が随所に落ちている。
大きな傾斜を登って行くと、木段になる。
木段は10段足らず数え、さらに根っ子の段差を登って行く。
道は狭く、左手は自然林で緊張感はないが、深く切れ落ちている。
そして、露岩を右手によけるとまた ロープ が付けられ、木段を2段登って岩の段差を登って行く。
左手に張り出す大きな岩に触れ、6段ほど登っていく。
道は傾斜を緩め、右手へカーブしゆるやかな草道を登って行く。
右手樹間には、久しく目にできなかった 高岳 が再びその姿を見せてくれる。
さらにS字状にカーブし急坂を登って行く。

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急坂を登りきり、左手に向きを変えると、山頂直下の巨大な岩壁がそびえるように見える。
右手には、また高岳が全容を見せてくれる。
すぐ正面に「ガレバ場あり 進入禁止」と書かれた案内板を見て左手へ、正面に絵のような祖母山を見て右手下っていく。
傾斜は大きい。
さらに右手へ巻いて、ロープを手に アルミバシゴ を降りていく。
そして真っ黒い土道を数メートルゆるやかに登り、右手へカーブし段差の大きい木段を登って行く。
木段は11段ほど数える。
左手に向きを変えると、さらに迫った 巨大な岩塊 を目前にする。
圧倒されるような岩塊を見て一息入れ、狭い草道を行く。
尾根筋から見た巨大な岩塊は山頂直下にあり、山頂はもうすぐと期待する。
狭い道はさらに狭くなり、左手は切れ落ち用心していく。
少し行くと、傾斜を増し木段になる。
さらに左手へ根っ子の段差を登って行く。

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さらに土の段差を登って行くと、岩が多くなる。
右手斜面に張り出す岩に触れ、すぐ右手へカーブする。
正面は、予想もしないえぐられたような 岩壁 を見る。
足元にはロープが張られ、ロープを手にその岩壁に沿って左手へカーブし下って行く。
左手は、斜面が崩落し、足元は砂礫で滑りやすく用心して通り抜ける・
すぐ木段になり、右手へカーブし登って行く。
3段ほど登って、5〜6m登り右手へ急坂を登って行く。
さらに2段ほど登って右手へ蛇行し登って行くと正面が開けてくる。
その明るさに山頂かと期待するが、まだ山頂ではない。
右手には 道標 が立てられ、下山する登山者向けに「箱石 これより右へ」と掘り込まれている。
木柱を見て、左手へカーブして行く。
すぐ、結び目のあるロープが張られ、ロープを手に急坂を登って行く。
傾斜はなかなか厳しい。
しかし、山頂はもう遠くはない。これだけが元気の素になる。

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急坂を登ると、幾分ゆるんだように感じる。
これも、山頂が近いせいか、
そして、左右に蛇行して登ると平地に着く。
右手へ数メートル行くと根子岳の奇峰、 天狗峰 に目を奪われる。
その背後には、鷲ヶ峰の岩峰群を背負うような高岳、そしてその奥に中岳を望むことができる。
元に戻り、数メートル直進すると 山頂 に着く。
山頂には国土地理院の石柱が立てられ、そばにも三角点の白い支柱が立てられている。
展望は四方に開け、ダイナミックな展望に飽きることはない。
南に祖母傾の山々、北に久住の山々そして西側に阿蘇の山々が一望できる。
山頂から南側へ20mも直進すると、道標が立てられ左手へ「上色見」と案内している。
西側縁に立ち右手を見ると、能面のような岩を見る。
道標から右手へ降りて行くと、 天狗峰 が迫ってくる。
4〜50mも下り小さなコブに立ち、右手へ振り返ると、東峰の岩塊の 西側斜面 が望まれる。
直進していけばヤカタウド登山口へ通じるが、紅葉時に計画すればいい。

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