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熊本県の山

山頂でのひと時を求めて・八方ヶ岳 [ 1052m ]

登山口 → 分岐(約60分)

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登山口は江良橋の横から、舗装された林道を東の方へ行く。 車は道沿いの空地に置かざるを得ない。 林道に一歩踏み入れると、右手に 八方ヶ岳へ連なるピーク を仰ぐことができる。
右手は深い谷となっており、谷底から大きく幹を伸ばした木が目に付く。 右手へカーブして行くと、谷川の対岸にはヤマメの養殖場があり、空気を送るモーターの音なのか、谷を渡って聞こえてくる。
4〜5分も歩いたころ右手へカーブ、さらに左へカーブし3〜4分も行くと傾斜は少し増し、前方に登山口の案内板が見えてくる。 小さな矢谷橋の手前左手に、登山道入口の案内板が立てられ、ここを登山口にとってもいい。

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登山口から一歩入山すると、日は届かず薄暗くうっそうとしたスギ林の中を行く。
道には、登山者の歩行を邪魔するように、コケむしたスギの倒木が目立つ。
さらに深緑色にコケむした岩が多く、歩きづらい道を行く。
右手には沢が流れ、岩々の間に水の流れを見る。 左手はスギが植林され、シャッターもなかなか切れてくれない。
登山口から2〜3分も行くと、小石の道に変わり少しは歩きやすくなる。
道は次第に傾斜を増してくる。
左手スギ林の中に、 菊地営林署の白い案内板 が立てられ、「山火事注意」と書かれている。
このスギ林は国有林とされ、植林した本数なのか、スギが13700本・ヒノキが2900本と書かれている。
左手スギ林の中には、岩が多く見かけられる。
右手沢を流れる水の音は、次第に大きくなり周囲に響き渡ってくる。
左手へ小さくカーブして行くと、目前が開けパッと明るくなり天井を仰ぐことができる。
天井が抜け気持ちのいい道を小さく蛇行し、少し登るとすぐ薄暗いスギ林の中へ入って行く。
少し登ると、道はほぼ平坦になるが、すぐ岩の多い道に変わる。
ここを過ぎるとまた歩きやすい道になる。
右手は、沢を流れる水の音がリズミカルに聞こえる。
左手スギ林の中は、小木が生え出しスギ林の管理を待っているようにも思える。
登山口から5〜6分も行くと、 自然石が石段のように重なりあっている
大きな岩を見て少し行くと、左手に 白いロープ が張られている。
ここは、路肩が崩落したのか、道幅が狭くなっている。
この辺りまで来ると、左手も自然林に変わっている。
すぐ石の多い道を左手へカーブし登っていく。
さらに左手へゆるやかにカーブして行くと、 二本のスギ が倒れこれをくぐっていく。

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ロープから2〜3分も過ぎると岩の多い道は下りだす。
左手にはロープが張られている。
しかしロープはたるみすぎ、あまり役に立ちそうにない。
安全確保のためのロープであろうが、危険な道ではない。
ここを過ぎると正面は、2メートルほどの岩壁となり、左手のロープを手に登っていく。
この岩壁は、丁度英彦山に見る材木岩を思い出す。
岩壁を登りきると 左手に水場 がある。
コケむした岩の間に突き出たパイプから、勢いはないが程よく流れ出ている。
そばには「飲水」と書かれたパネルが置いてある。
コップも用意されてる。ここで一息つき水場を離れると、正面に大木が倒れここをくぐっていく。
少し行くと、 右手正面に大木 が大きく枝を広げている。
ここは密生する自然林の中に、わずかばかり空間が広がっている。
平らな道を少し行くと、道はゆるやかに登りだす。
さらに 左手に大木 を見て、小石と落ち葉の道をゆるやかに登っていく。
右手沢には、岩があふれるほど多い。 左手にまたスギ林が道に迫ってくる。
1、2分も行くと、左手スギ林の中にはコケむした岩が積み重なる。
さらに、1、2分も行くと、右手正面に深緑色にコケむした大きな岩が目に付く。
その岩には数本の木が生えている。

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さらに数メートル行くと、右手に岩を持ち上げるように立つ大木や、岩の上にのしかかるように生えた木・ 岩に寄り添うようにくっついた木等 、木と石が戯れる自然の造形に目を奪われる。
こうした自然の光景は、人が造ろうとしてできるものではなく、人のものさしでは測れない、ゆっくりと流れる悠久の年月を経て自然の神秘な営みの中で形づくられる。
少し行くと、目前に 巨大な岩壁 が目前に立ちはだかる。
その手前には枯れ木が倒れ、その手前から右手へカーブし、すぐ左手へ巨岩を巻くように ゆるやかに登っていく
巨大な岩の右手に回ると、その上にもたくさん木が生え岩と共存している。
道は依然として自然林の斜面を行く。
右手は沢、しかし水はなく大きな岩がゴロゴロしている。
1分も行くと、道は 右にカーブしてその沢を渡っていく
渡りきると、その先にも岩ばかりの水のない沢がある。
その手前から左手へ曲がり、岩の多い道を行く。

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そこは、丁度中の島のような感じで、20メートルほど平らな道が続く。
島を過ぎると、今度は左折して再び本流の沢を渡り、すぐ右に巻いて登って行く。
1、2分も行くと、道は傾斜を増すがすぐ平らな道となる。
ここを1分ほど行くとまた 岩ばかりの沢 を渡っていく。
沢を渡ると、道は左手へ少しカーブして行く。
正面右手に大木を見て進むと、すぐ 正面にまた大木 が天に向かって幹を伸ばしている。
その大木の手前から、右手へさらに左右にカーブし、そして鋭角に左へカーブし登っていく。
大きな大木から2分ほど急坂を登って行くと、再び、 岩の多い涸沢 に出る。
平べったい大きな岩の上に立ち、正面を見ると小さな木の枝には赤い布がつるされている。
岩の上には、道らしき踏み後は見当たらず、赤い布を目印に大きな岩を歩いて行く。
渡り終わるころ、左手にも赤い布が結んである。
岩はぬれているときは滑りやすく用心して渡る。 沢を渡ると道は直進するように伸びている。
そこは土砂崩れでも起こしたように、地肌は剥き出し、岩がゴロゴロしている。
この道は、実は道ではないが、道と勘違いし登ると滑りやすく危険である。
ここは直進せず、沢を渡りきったところから すぐ左折 して、斜面に付けられた道を登っていく。
さらに右にカーブし登り、さらに左手へカーブし少し下ると、先ほどの土剥き出しの道と合流する。
その道には、危険防止のため、中ほどに赤い布が結ばれたビニールテープが張られ、 立ち入りを禁止 している。
山頂は、ここを左手南東の方へ行手を取り、急坂を登って行く。
周辺は自然林に覆われている。
道には、相変わらず石が多く、歩き辛い道を辛抱して登っていく。

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しかし、1分も登っていくと石は少なくなり歩きやすくなる。
さらに1、2分も登って行くとまたスギ林が現れるが、すぐ自然林に変わる。 自然林の奥に方にはスギ林が広がっている。
さらに、1、2分登って行くと、 コケむした三個の岩 が道に現れ、右へ左へ交互に横切っていく。
道にはまた小石いっぱいの歩きにくい道に変わる。 残念だが、周辺に広がる景色に目を配る余裕もなく、足元に目を取られてしまう。 少し行くと、 左手にはトラロープ が張られ、次第に傾斜を増し急坂となる。
2、3分も歩きづらい道を登っていくと、小石は減り右手へさらに左手へカーブし登っていく。
その途中に目印となる一個の岩を見て登っていく。
この辺りは自然林に、天井をふさがれ薄暗くうっそうとしている。
右手に目立つ木に触れ2、3分登り、さらに左へ巻いて登るとスギ林が前方に広がってくる。
道は彫り込まれたようなミゾ道となり、右手にスギの切り株が道に沿って一列に並んでいる。
目を前方に上げると、明かりが見えてくる。

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