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熊本県の山

山頂でのひと時を求めて・八方ヶ岳 [ 1052m ]

分岐 → 分岐(約40分)

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スギ林を1、2分ほど登ると、ちょっとした空地に出る。
空地は、落ち葉に覆われ、腰を下ろし一息入れたい。
ここはT字形の三叉路となっており、左は菊地市の穴川登山口へ、しかし踏み跡は薄くはっきりしない。
ここには盛られた小石に支えられた小さな道標が立てられ、八方ヶ岳山頂を示す案内板を見て右手にとる。
道は南の方へ向かってゆるやかな傾斜で伸びている。
道には、木の根が天然の階段のごとくむき出し、木には悪いがゆるやかに登っていく。
1、2分登っていくと小さなピークに達し、すぐゆるやかに下りだす。
この辺りは落葉樹が多く、黄色く染まるシロモジや赤く染まるカエデ等多く、紅葉時期は素晴らしい歩行が楽しめる。
正面樹間に 小高い峰 が見える。 小高い峰に目をと凝らすと、巨大な岩が見え隠れする。
幸か不幸か、この岩峰を登ることはなく、道はこの岩峰の右手斜面に付けられている。
小さなピークから1分も下ると、登りに変わりすぐゆるやかに下っていく。
歩行を邪魔する岩もなく、短い時間 快適な歩行 が楽しめる。
正面には、樹間に巨大な岩壁が続いている。
道は岩壁に沿い右手へカーブし、少し行くと 2本の倒木 が道を横切っている。
しかし手前の倒木は、葉も付け枯れはいない。 倒木を踏み越え、ゆるやかに登っていく。
左手には薄暗い樹間に目をやると、 不気味なほど大きな岩壁 が連なる。
予想し難い自然の造形に圧倒されながら、さらに右手へカーブしていく。
倒木から3分ほど経て、登りきったところで道はT形の三叉路のような踏み跡がある。
しかし右手を見ると、トラロープが張られ、立ち入りが禁止してある。
ここは、かって展望を見ながら一息ついていたが、危険防止のロープが張られ安全第一を最優先し左手へ下る。
正面には、左右に巨岩が待ち構えている。

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道はその間の岩壁を登り、岩道を数メートル進み、少し下ると下の方に予想外のものが見える。
魚を捕るものなのか、白い網が張られている。
その左手には、ロープも張られている。
左手のロープは転落防止用、右手の網は転落者を助けるためなのか、いずれにしても安全第一である。
ロープを左手に木の根が這う岩の上を用心して抜けていく。
ただし、ロープはゆるく少し先の方を握り、ロープが少し張る程度に程よく握って進む。
しかし、ロープに頼りすぎない方がよい。
特別高度感に悩まされることはなく、4、5メートルも行けば容易に通り抜ける。
道はすぐ右手へカーブし、また右手足元にもロープが幾重にも張られている。
さらに、露骨に張り出す 木の根の急坂 を登っていく。
2、3分も登ると、土が流されたのか、 木の根と岩が剥き出しの段差 を登っていく。
左手には巨岩が道を空けてくれている。 登りきったところの右手に、二重に張られたロープを見て左手へ登っていく。
この辺りには大木も目立つ。
岩場を過ぎると、道はゆるやかな登りとなり、歩きやすい道を軽快に歩を進めていく。
周囲の景色も目に入ってくる。
途中左手には、祠のような石組みの上には ケルン が作られている。
道の真中には、 亀の甲羅のような丸くなった岩 が伏せている。
少し行くと巨岩に負けないくらいの大木が、岩に根を張り悠然と天に向かって幹を伸ばしている。 道は次第に急坂となる。
左手斜面の上の方には、何かの 石積み が目につき、子供一人が入れるほどの広さで口を開いている。
しかし何のためここに造られているのかわからない。
道はさらに急坂となり、木の根っこに足をかけて行くと、正面にロープが張られている。
これを左手に、木の根っこが石と絡み合う斜面の急坂の道を登って行く。
正面にまた巨岩が、この手前から左手へ木の根っこに足をかけ登り越えていく。

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右手巨岩には、手のしわのように木の根が伸びている。その木の根をまとう巨岩を見上げると、 一個の岩を不自然に乗せている
左手には、 巨石を四段に積み上げたような岩 が目に入る。
その右手を登り、さらに岩場を下って行く。
左手に下り切ったところから、さらに岩場の斜面を下って行く。
左手には、結び目のある太いロープが張られているが、これに頼るほどではない。
しかし安全第一で行く。
下りきり、沢に沿って左手へカーブしていく。
正面に、沢を渡る一本橋のように倒れた倒木は、新しい枝をたくさん伸ばしている。
岩場から2、3分、倒木をくぐり沢と分かれるように左手へカーブして行くと、正面に天高くそびえるような大木が目に付く。
目前には、また 枯れた木が左手斜面から頭上に倒れている
足元にも倒木があり、これを踏み越えその倒木をくぐり抜けていく。
ゆるやかな登りを行くと、正面にまた大木が迫ってくる。
倒木をくぐって、その大木までは1分とかからない。
大木は、 5本の幹を持つ立派な木 で、その手前に一本倒れて以前は6本の幹を持つ大木であったかも知れない。
この大木の左手を通り、すぐ右手へカーブしていく。
さらに左手へ鋭角にカーブし急坂を登っていく。 ここにはロープが張られている。
道には、縦横に木の根が張りめぐり、丁度滑り止めの役を果たしてくれている。
木には申し訳ないが、勝手ながら安全第一で登っていく。
大木から1、2分も急坂を登ると、左手正面に枯れた倒木の手前に 赤い支柱に白地の案内板 が立てられ、右手へ八方ヶ岳と案内している。

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急坂を登りきると、岩山から八方ヶ岳へ続く稜線にたどり着く。
ここで一息入れ、右手南東の方へ 木の根の多い道 を登っていく。
木の根は、道に沿って階段状に無数に伸びている。
地中の根が露出したのは、自然の成り行きばかりではなく、登山者によるものも大きい。 2分ほど登るとゆるやかなピークに立ち、すぐ歩きやすい道を 快適に下って行く
下りきるとほぼ平坦な道となり、左手にはコケに覆われた倒木が道に沿って横たわっている。
その先にも深緑色に染まった倒木が腐りかけている。
細い尾根道は少し狭くなるが、落ち葉の跡に踏み跡もしっかりしており、右手山腹から吹き上げてくる風がとても気持ちいい。
倒木から少し行くと、道はゆるやかな登りに変わり、徐々に傾斜を増してくる。
1分も登ると小さなコブに登りつき、平らな道をそのまま通過し10数メートル行くとまた木の根の多い道に変わる。
平らな道から2分足らず登ると、 正面に松の木 が頭上に倒れている。
松の木は途中でポッキリ折れており、直径30センチメートルほどの大きな木がなぜ折れたのか、結論出せぬうちにくぐり抜けていく。 ここを右手へ少しカーブし登りきるとまた平坦な道になる。
正面にまた松の木が倒れている。 先ほど、折れた松の木をくぐって1分も経たない。
この辺りの木は、幹が蛇のようにねじれたリョウブの木が多い。
平坦な歩きやすい道を少し行くと、道はまた登りに変わる。
登り道には、土が流され木の根は階段状に浮いた状態で伸びている。
ここを2分ほど登り左へカーブし少し下るとすぐ三叉路に着く。

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