神の山を仰いで・霧島連山縦走
登山口〜3合目(45分)
登山口は数箇所あるが、ミヤマキリシマが咲き誇る時期は有料駐車場からスタートした方が無難。
しかし、それでも朝早いほうがいい。
駐車場から車道を横切り、環境省自然保護官事務所を見て左手へ取るとすぐ登山口左手に木柱が立てられ「韓国岳登山口」、右手には「つつじヶ丘」と書かれた案内板が立てられている。
アスファルト舗装された歩道を少し下り、橋を渡り登り返すと
正面に道標
が立てられている。
道標には右手を「つつじが丘」左手を「硫黄山・韓国岳」と案内され、左折しゆるやかに登って行く。
道沿いには松の木が多い。
少し行くと、正面に目指す韓国岳が見えてくる。
左手には、ベンチが置かれゆっくり休めるが、しかし休むのはまだ早い。
100mも行くと、道は
左手に分岐
するが、韓国岳の北壁を正面に見て直進していく。
右手には道標が立てられ、行く手を教えてくれる。
ほぼ平坦な道を少し行くと、両脇に幹を立て枝を広げる松林の中を通り抜けていく。
少し行くと天井が開け、左手へカーブして行く。
早朝、松の木が多い遊歩道を歩くのも気分はいい。
松林の中にはススキが多い。
快適な道を、少し行くと正面にガードレールが見えてくる。
道はすぐ下りだし、橋を渡って登り返しさらに石段を登っていく。
石段を登りガードレールの手前から右手へ折れ、車道に添ってゆるやかに登って行く。
すぐ右手に道標が立てられ、行く手を「韓国登山口」後方を「バスターミナル」と案内している。
少し行くと車道は左手へカーブ、遊歩道も車道に沿ってカーブし、次第に車道を離れるように右手へカーブし傾斜を増してくる。
左手車道には、車道空地に1台の車が駐車しており、この辺りから韓国岳を目指す人の車なのか、
道は、さらに左手へ向きを変えゆるやかに登って行く。
右手には、韓国岳の独特の形をした北壁が見えてくる。
両脇には、ススキの白い穂がわずかな風に波打ち、葉をこすらせる音が聞こえてくる。
右手に防護柵を見ると傾斜を増し、左手へカーブして行くとさらに傾斜を増し石段になる。
10数段を登り、10m足らず行くと
左手から登ってきた道
に出会う。
右手には道標が立てられ、左手を「登山道入口・小地獄・広場へ」と案内している。
そして直進し、右手へカーブして行く。
左手には、草木1本も寄せ付けない硫黄山が白っぽい
荒涼とした光景
を見せている。
辺りには、硫黄の臭気がわずかに漂ってくる。
さらに100mもゆるやかな傾斜を登って行くと分岐に着き、
正面に道標
が立てられ左手へ「赤松千本原野線大地獄へ:0・1km」右手へ「霧島縦走線」、後方を「歩道入口小地獄へ:0・2km」と案内している。
ちょっと左手へ木橋を渡り、岩ばかりのガレ場を少し行くと、右手に立入禁止の案内板が立てられている。
立ち入り禁止
この付近は、噴気地帯で地下の空洞化が進み陥没の恐れがあるため立入を禁止します。
環境省 宮崎県
さらに、岩場のわずかな踏み跡を辿って行くと、浅い窪地が広がっている。
振り返ると、韓国岳の北峰を目前にする。
一息ついて分岐へ戻り、
木橋を渡り
左手に道標を見て直進しゆるやかに登っていく。
道は小石が多いが、歩くのに支障はない。
左手には、ベンチが置かれ一息つくにはいいが、高千穂河原はまだはるか先にあり目にするだけでいい。
少し登ると、右手に道標が立てられ、左手を「硫黄山自然研究路 大地獄:0・38km」
行く手を「霧島縦走線 韓国岳へ」と案内され、道は左手へ分岐し大地獄の方へ伸びている。
韓国岳は、道標に従い直進して行く。
道には岩が多くなるが、左手にベンチを見ると小粒の石に変わる。
正面右手柵越しに立て札が立てられ、「噴気地帯は危険 立入禁止」と書かれている。
道は、その柵に沿って左手へカーブし、ゆるやかに下っていく。
少しばかり登り返すと、岩が多くなり数メートルほど登るとゆるやかに下りだす。
左手には道標
が立てられ、行く手を「韓国岳」と教えてくれる。
その道標手前から左手へ薄い踏み跡が見られ、少し登ると
硫黄山
が一望できる。
そして元へ戻り、道標を見て林の中へ踏み込んでいく。
道はほとんど傾斜はなく、小粒の石をサクサクと音を立てながら少し行くと、右手へカーブする。
途中、岩場を下りさらに小石の道を右手へカーブするとコンクリートの板橋になる。
岩場を少し登ると、右手に木柱が立てられ「1合目」と書かれ、側面には「韓国岳:1・7km えびの高原0・4km」と案内されている。
岩場はすぐ登りきり、小石の道を登って行く。
さらに岩の多い道を少し登ると、また小石の道に変わり左手へカーブして行く。
すぐ、ゴロゴロとした岩場になり、木段を登って行く。
これから、飽きるほど延々と木段の岩道が続く。
70数段を登り、正面に大きな松の木を見て左手へ向きを変え70数段を登って行く。
さらに、17〜8段登り右手へカーブし数段登ってさらに右手へカーブして行く。
さらに、5〜60段も登り1合目の木柱から7〜8分も経つころ、右手に
「2合目」の木柱
を見る。
木柱には「えびの高原:0・6km 韓国岳:1・5km」と案内されている。
木柱に体を預けるように一息つき、さらに木段を登って行く。
2〜3分も木段を登ると、正面北側に展望が開け甑岳が一望できる。
さらに足を休め、終わることのない木柱を登って行く。
10段ほど登ると右手に、木段を嫌った登山者の踏み跡が付けられ、
脇道
が足には優しい。
しかし、脇道は長くは続かない。
木段は左右に蛇行して伸び、右手樹間に見え隠れする展望に気を晴らしながら木段を登って行く。
木段の岩道に、帽子のつばから汗が滴り落ちてくる。
この汗に、手に持つカメラを数台壊してしまっている。
カメラは汗に弱いらしい。
木柱から50段ほど数えるころ、右手に展望が開け右手に脇道が伸びる。
脇道は、さらに20段も登ると木段の岩道に接してしまう。