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宮崎県の山

神の山を仰いで・霧島連山縦走

道標〜獅子戸岳(1・8km:20分)

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木柱には「獅子戸岳:1・8km 韓国岳:1・3km」と案内している。
道はこれまでと一変し、ガレ場から期待した平坦な樹林帯を行く。
ほぼ平坦な道はゆるやかな傾斜で下りだし、足の疲れは次第に抜けていく。
見回すとコナラが丘陵を独占するように多い。
少し行くと、樹林帯は植生が変わったようにヤシャブシやツゲその他潅木が多くなり、陽にきらめくススキに目がいく。
道は狭いが、快適な道に自然と足早になり、気持ちも呼応し先を急ぎたくなる。
狭い道の両脇にはササも多く、小さく蛇行していく。
道筋には、ミヤマキリシマが張りだし、袖を 擦りながらゆるやかな傾斜を登って行く。
木柱を見て快適な道を4〜5分も行くと、急に下りだし右手へ分岐して下る。
右手へ下り左手へ回れば、樹林帯の中にポッカリ開いた空地に立つ。
分岐を直進し、浮き出た木段を登り返していく。
さらに数段、木段を登ると、右手にその 空地 が目に入り、そこへ降り一息ついてもいい。
さらに直進すると、 ガクンと下り すぐ木段を登って行く。
両脇にはミヤマキリシマが多く、花時は気持ちも満開する。
さらにミヤマキリシマの狭い道を行くと、正面右手が開けてくる。
後ろへ振り返ると、韓国岳の南斜面山頂部を望むことができる。
その左手斜面に目を移すと、悩ませたガレ場の板柵小さく見える。

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左手遠くに見える高千穂峰を仰ぎながら、ゆるやかな傾斜を下っていく。
少し下ると右手に展望が開け深呼吸でもしたくなる。
歩きやすい道をゆるやかに下って行くと、右手へカーブ足元に浮いた木段を見る。
少し下ると、また木段になり右手へ数段下っていくと 正面に木柱 を見る。
木柱には「獅子戸岳:1・3km 韓国岳:1・8km」と案内されている。
ここで一息つき、左手へ下っていく。
すぐ、地中から浮き出したような木段になり、右手に踏み跡が付けられている。
ミゾ状の道を右手へカーブしていくと歩きやすくなるが、右手にミゾが走り脇見すれば落ちてしまう。
さらに、ミゾ状の道を下って行くと、ほぼ平坦な歩きやすい道になる。
しかし、また 狭いミゾ道 に変わり、靴幅もないくらい狭い。
すぐ、ミゾ道は抜け出すが、ミヤマキリシマや潅木が張り出し、また狭くなる。
少し行くと、また快適な道になってくれる。
平坦な道 は、林のズっと先まで伸び、気持ちを楽にしてくれる
韓国岳への木段の岩道、ガレ場の下りにあえぎ、焦りを感じながら次のポイントを目指す気分とはまったく異なり、この道がずっと続くことを気持ちは望んでいる。
韓国岳のガレ場から見た平坦な樹林帯を見て察した期待通りの道が、今、目前に伸び気持ちを引っ張ってくれる。
その気持ちに釣られるように、足取りは軽く歩幅は広くなる。

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樹林帯に伸びる平坦な道に癒されながら、獅子戸岳を目指していく。
左手樹間に見え隠れするわずかな展望に目を取られながら、一歩一歩に自然から伝わってくる気配に快感を憶えながら踏み出していく。
しかし、獅子戸岳を目指す限り登りはやがてやってくる。
そう感じるころ、道はゆるやかに登りだしミヤマキリシマが群生する狭い道を行く。
足元には、 こぶし大の石 が多くなる。
両手を前に突き出し、小枝を掻き分けるように登って行く。
少し登り、休みついでに後ろへ振り返ると、丸く穏やかな韓国岳が見渡せる。
そして一息つき、草木茂る小石の道を登って行く。
群生するミヤマキリシマも、登山者の体にこすられて葉を伸ばせないでいるのか、それとも遠慮してか、肩幅だけは開けている。
少し行くと、また歩きやすい潅木の道になる。
すぐ、ゆるやかに登りだし、登りきると正面が開け、獅子戸岳へ導く尾根筋を見渡すことができる。
山頂は、正面のピークを経て右手へひと登りしたところにある。
そして左手から右手へ、潅木の中へ踏み込んでいく。
ほぼ平らな道は少し傾斜を増し、さらに登ると正面が開け映る 光景は一変 する。
まさに、韓国岳への岩道をそのまま移してきたような光景が広がる。

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正面の岩道からそらすように左手北東に目を向けると、夷守岳や大幡岳へ至る稜線が樹海に静かに浮かんで見える。
気を取り直し、岩道へ挑むように登って行く。
岩道には木段が付けられているが、木段を登ることはない。
少し登ると、岩道は、小石の道に変わる。
そして、今一度振り返ると、韓国岳の南側の全容が一望できる。
さらに小石の急坂を登ると、正面に板柵が見えてくる。
その板柵を見て、その手前から右手へカーブ、さらに7〜8mも登り左手へカーブし登って行く。
この登りにも木段が付けられているが、 木段は浮いた状態 で踏み跡は左手に薄く伸びている。
左手には、崩落防止のためなのか、道に沿って板柵は付けられている。
傾斜は大きくはないが小さくもなく、歩幅は狭い。 
そして左手へ向きを変え、さらに右手へ急坂を登って行く。
この辺りは、木段は地中からはずれ転がっている。
急坂を行くと、木段は抜け散らばりそれを避けるように登って行く。
右手には板柵も斜面から抜け、ずれ落ち倒れている。
さらに、木段が散らばる左手を避け、右手に薄く付けられた踏み跡を辿ると、また板柵が横倒しになっている。
その 板柵の先に木柱 が立てられ「獅子戸岳:0・2km 韓国岳:2・9km」と案内している。
ここで一息つき、韓国岳と分かれを惜しむように振り返り、木柱から右手へ直角に折れミヤマキリシマの多い小石の道をゆるやかに登って行く。
小石は一歩踏み出すたびにサクサクと音を立て気分はいい。
その小石はすぐコブシ大の大きさになる。
ミヤマキリシマに袖を取られながら登って行くと、傾斜は次第に増してくる。

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少し登ると、傾斜はゆるみ土道に変わる。
ほぼ平坦な狭い道は、天井が開け遠望が利く。
そしてゆるやかに登って行くと、正面が開け山頂にたどり着く 。

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