三差路から親父山山頂は、10メートルもない。
親父山山頂は、7〜8坪の平らな広場になっている。
展望は、すぐ 正面に障子岳 がその左手には祖母山が大きな山体を見せている。
右手には、傾山へ至る稜線上に、古祖母山が望まれる。
山頂はゆっくりと腰を下ろせる広場となっているが、目前に障子岳が悠然と裾野を広げている様を見ると、ここでゆっくりする気分にはならない。 水分を補給して、早速障子岳をめざす。
幹には、障子岳を案内した 案内板 が掛けてある。

山頂広場を左折し北東の方へゆるやかに下って行く。
道はすぐ平坦な笹道をとなり、ゆるやかな登りに変わる｡
山頂から2分も行くと、また平坦な道となり、さらにゆるやかに下り、次第に傾斜を増してくる。
ここを下りきり少し登ったところに 「祈 平和B-29墜落之碑」 平成八年七月二一日と書かれた白い木柱が立てられている。
ほぼ、平らな道を2〜3分ゆるやかに登っていく。
正面右手には、目指す障子岳がその雄姿を見せてくれる。 道は依然として笹道が続く。
さらに1〜2分行くとゆるやかな下りとなるが、障子岳を右手に見ると、すぐゆるやかに登りだす。
少し登るとほぼ傾斜は緩み、小さなアップダウンが続く。
左手にはあの雄大な祖母山が、樹間に優しくその姿を見せている。
平坦な気持ちのいい道は、東の方へ伸び4〜5分も快適に進むと、右手の笹が開けてくる。
そこにある大きな岩の上に立つと、障子岳の絶好の展望台となっている。
一息つき、ほぼ平らな笹道を右手へカーブしていく。
展望岩から4〜5分も行くと、左手樹間に祖母山が、そして正面には障子岳を目前に見ることができる。
さらに2〜3分快適な道を行くと、道は障子岳の最後の登りとなり、すぐ急坂となる。
この急坂を2〜3分、木の枝につかまり滑らぬように登れば障子岳山頂に立つ。