周回歩行がいい・八郎岳 [589.8m]
登山口〜尾根筋(35分)
墓地駐車場止められれば一番いい。
しかし満杯時は駐車場に苦慮するが、直進して車道沿いに空地を見つけざるを得ないが、帰路に通る道で少々先に入っても歩く距離が伸びるわけではない。
登山口は、墓地のコンクリート擁壁に付けられた案内板を見て左手へ石段を登って行く。
案内板には、[ 八郎岳:589・78m 現在地標高:約56・6m ]と案内されている。
標高差は500mを越え、低山ながらも登り応えは十分ある。
手前にある舗装道はサイクリング道だという。
石段は10段ほどで登りきり、右手に蛇口を見るが飲料水ではない。
コンクリート壁に沿ってゆるやかに登って行くと、道はコンクリート舗装になる。
少し行くと傾斜を増し、右手コンクリート壁が切れるころ道は右手へ折れ、板橋と左手に土道が伸びる。
左手土道の入口には、
ヤマモモの木
が居場所を誇示するように枝を張り葉を茂らせている。
土道へ一歩踏み込むと、深山の気配が漂ってくる。
道は狭いがしっかりと踏み込まれ、落ち葉が厚く道を覆っている。
左手スギ林を行くと、竹林も広がり10mも行くとすぐヒノキ林に変わる。
ゆるやかな傾斜を登って行くと、少し傾斜を増しミゾ状の道になる。
さらに深緑色に染まった
露岩
を行くと左手へ向きを変え登って行く。
道は右手にも分岐し、登ってきた道と並行して下っている。
左手へ露岩を登って行くと、一息つけるわずかばかりの空地に出る。
しかし一息つくのはまだ早い。
ここを右手へ向きを変え、尾根筋に付けられたゆるやかな傾斜を4〜50mも行くと、右手に
数本の竹
を見て右手へカーブし登って行く。
右手に野鳥保護を訴える案内板が目につき、気持ちを押さえ、林に耳を向けるとたしかに小鳥の声が聞こえてくる。
しかし泣き声で小鳥の名を挙げることはできない。
足元はコケむした露岩が多い。
落ち葉の多い道を右手へカーブしゆるやかに登って行くと、左手にヒノキ林が広がってくる。
少し行くと、道はミゾ状にくぼみ
コケむした露岩
も多くなる。
ヒノキ林はすぐ姿を消し、辺りは自然林に覆われうっそうとしてくる。
自然林の中には太い木も多く、自然の神々しさも伝わってくる。
一歩一歩心を静めるように、岩の多い道を蛇行して登って行くと、道は広がり左手へカーブしていく。
道は、別峰へ導く
吊り尾根
に差し掛かり、ほぼ平に伸びる。
4〜50mも行くと右手へカーブして行くと、左手が崩落したように狭くなり、ゆるやかに下っていく。
すぐ登りだし、
落ち葉の多い道
をゆるやかに登って行く。
少し行くと、道にはコケむした露岩が多くなる。
少し登ると、露岩は階段状に並び傾斜を増してくる。
さらにミゾ状にくぼんだ露岩を登って行く。
10mほど続く
コケむした露岩
を登りきると露岩はなくなり、左手にまたヒノキ林が広がってくる。
ミゾは平らな形状に戻り、厚く積もる落ち葉の道も傾斜をゆるめてくれる。
そして右手に赤いテープを見て、左手へカーブして行く。
すぐ、横一線に倒れた幹をくぐり、ゆるやかな傾斜を登って行く。
さらに右手に大きな木を見て、右手へカーブして行くと落ち葉の道はまた傾斜を増し、4〜50mも行くとミゾ状になる。
ミゾ道
は次第に深くなり、左手へさらに右手へ蛇行し登って行く。
そして右手へカーブし深いミゾ道を抜けると、また落ち葉の道に変わる。
落ち葉の道にはコケむした岩が多い。
少し登ると、
岩道は二手に分岐
し右手へカーブして伸びる。
落ち葉の道は直進し右手へカーブして伸びる。
岩道より、落ち葉の道がいい。
しかし、少し登ると落ち葉の道も露岩が多くなる。
露岩の道は、右手にたこの足のように根を張る木を見ると、また深いミゾ道に変わる。
深いミゾ道には落ち葉が厚く積もる。
左手へカーブするとミゾ道を抜けるが、露岩は多く傾斜も大きい。
左手にまたヒノキ林が迫ってくる。
厳しい傾斜を一歩一歩踏み上げて行くと、露岩は消え歩きやすくなる、
落ち葉の道を10mも行くと右手へカーブ、さらに
傾斜を増してくる
。
すぐ登りきり、左手へカーブすると傾斜はゆるみ快適な尾根筋を辿っていく。
しかし、快適な道もつかの間、左手ヒノキに結ばれた黄色いテープを見ると左手へ、さらに右手へカーブし登りだす。
八郎岳は、低山ながらもなかなか手ごわい。
さらに露岩の多い急坂を辛抱し登って行く。
途中一息つくと
左手に石柱
が立てられ「香焼町」と刻まれている。
さらに、露岩の上をひと登りすると正面樹間に展望が開けてくる。
道は左手にカーブするが、直進するように道からはずれ数メートル行くと、始めて見る松尾岳方面の展望に疲れは一掃される。
ここで一息ついて、元に戻り大きな傾斜を右手へ登って行く。
少し登ると右手に同じような展望が樹間に得られる。
途中右手に
変な形をした幹
に触れ、さらに大きな傾斜を登って行く。
すぐ、尾根筋の左手へ移ると傾斜は幾分収まり、うっそうとした薄暗い自然林の中へ踏み込んでいく。
道にはまたコケむした露岩が多くなる。
正面に、山火事注意の看板を見て右手へ登って行く。
右手に石柱を見て20mも登り、右手へカーブすると左手に両足を広げたような木が目にいる。
そしてひと登りすると尾根筋に登りつき、左手へカーブすると傾斜はゆるんでくる。