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大分県の山

火口縁とやせ尾根を行く・伽藍岳[1045.3m]−内山 [1275.4m]

登山口〜塚原越(30分)

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分岐を左手にとれば温泉、ただ「登山者の方は御遠慮ください。」とあり、右手へ直進していく。
温泉は、下山後利用すればいい。
左手に、伽藍岳への案内板を見て鎖をまたいで行く。
鎖の中央部には「立入禁止」と書かれ、気にならないではない。
左手に火口から舞い上がる噴煙を見て未舗装の鉱山道を登っていく。
辺りに、硫黄の臭いが漂ってくる。
道は、右手へさらに左へS字状に蛇行しゆるやかに登っていく。
左手にコンクリートの堰を見て目を上げると、火口縁にあたる岩峰が目に付く。
その間に塚原温泉の屋根部分が見える。
建物は、近年造りかえられ新しくなっている。
鉱山道路を4、5分も行くと、登山口から左手を通り 塚原温泉前を経由し登ってきた道と出会う
正面左手には、何を祀ってあるのか立派な御社が建てられている。
右手に道をとり3、40メートルも行くと左手へカーブ、弧を描くように左手へカーブしていく。
正面には、伽藍岳から西峰へ連なる岩稜が視界を埋める。
さらに鉱山道路を左右に蛇行しながら登って行くと、正面に岩峰が見えてくる。
その斜面は、砕石のような岩に被いつくされ、その隙間から噴煙が横一線に吹き出ている。

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ただならぬ岩峰を見て、右手へカーブ少しばかり下ると、道は二手に分かれる。
正面には小さな案内板が立てられ、観光客向けに左手へ「火口見学」と案内している。
目を上げると、荒涼とした採掘現場が目前に広がる。
斜面から湧き出る噴煙は、気流のせいか勢いよく天に向かって吹き上がっている。
右手の道は立入禁止とされ、案内板に従い左手へカーブしゆるやかに下っていく。
10メートルも行くと 道はまた二手に分かれ 、右手は「危険 地面陥没 立入禁止」と書かれている。
さらに鎖も張られ左手へカーブしゆるやかに登っていく。
ここにも正面に「火口見学」の案内板が立てられている。
左手へ少し登ると、左手に「登山道 塚原温泉へ」と書かれた案内板が立てられ、案内板を見て左手へ下ると塚原温泉前に出る。
帰路、この登山道を下れば時間は短縮され、温泉につかれば味わい深い思い出となる。
ついでに、この温泉は全国有数の強い酸性質で、アルミニュームや鉄の含有量も際立って高いという。
ここでは、PHが1を越える食用の酢に匹敵するような鉱泉や、温泉水・特性の蒸し卵が販売されている。
ちなみに温泉は500円で入浴できる。
すぐ右手に「塚原越」と書かれた案内板を見て、右手へカーブしていく。
正面にまた砕石の斜面を抱える岩峰を目前にする。
西峰は、その岩稜を行く。
さらに、左手へカーブしゆるやかに下っていく。
正面には、地球創世紀が再現されたような、想像を絶する光景が広がる。
右手には、危険防止のため擬木の柵が付けられ、柵に沿って右手へカーブし登っていく。
右手柵越しに見ると、噴気孔がはっきり見て取れる。噴気孔の輪は近年さらに成長し、現在直径が7、8メートルにも育っているという。
右手柵に掛けられた火口見学場所の注意書きを見て、さらに登っていく。
少し行くと、柵が切れ正面に 立入禁止のトラロープ が張られている。
このロープは、見学者向けのもので登山者はそのまま直進していく。
10メートルも行けば、右手足元に小さな案内板が立てられ、「塚原越」と案内されている。
右手噴気孔に目を奪われながら、右手へカーブしゆるやかに登っていく。
正面右手には、内山が形のいい姿を見せてくれる。
右手には、由布院のシンボル「由布岳」が全容を見せてくれる。

火口見学場所
●見学指定場所以外は地面陥没等大変危険です。
●柵の中には絶対入らないでください。

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鉱山道路は、荒涼とした掘削現場に付けられているが、しっかりと固められ、歩くのに支障はない。
2分も行くと道は右手へカーブする。
突然、正面左手の赤裸々な掘削跡に、何かの形あるものに目を引きつけられる。
じっと見入ると、 石仏 が次第に浮かび上がってくる。
一瞬目を疑うが、幾千幾万年と地中に眠られていた自然の石仏が、現世に現れたような錯覚を憶え、なにか厳かな敬虔なものが胸を突く。
釈迦入滅後、56億7000万年後に現れるという弥勒菩薩を思い出してしまう。
気を取り直し、右手へカーブしていく。
地肌むき出しの斜面には松の木が多い。
斜面保護のために植林されたのか、自然に育ったのか分からないが、松の木は酸性に強いといわれている。
正面に、 目指す内山 が姿を見せ足を引っ張ってくれる。
道沿いには松の他、ヤシャブシも多く丸い実をつけている。
やはり気になってか、後ろを振り返り石仏を見て、心で手を合わせてしまう。
右手に爽やかな景色が広がり、県道から登山口へ左折した角にあるうどん屋さんを見て、道は左手へカーブして行く。
さらに、20メートルほど進み左手へカーブし登っていく。

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道は少し傾斜を増し、右手へカーブしていく。
辺りは、ヤシャブシが植林されたように多い。
さらに、右手へカーブして行くと左手に奇妙な形の岩が見えてくる。
この岩は 一刀塚 と呼ばれ、中ほどに割れ目があるが、これは源為朝が試し切りしてできたものと伝えられている。
道は、すぐ二手に分かれ右手は内山へ向かって伸び、 その先に目を向けると、内山は登山者を待つように三角錐の姿を見せてくれる。
正面に、例の形の「塚原越」と書かれた小さな案内板を見て左手へカーブしていく。
道にほとんど傾斜はなく、快適な歩行を楽しみながら踏み出していく。
7、80メートルも行くとゆるやかに登りはじめる。
登りきると 塚原越 に着く。

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