四季を通じて素晴らしい・黒岩岳[1502.6m]−上泉水山[1296m]
三叉路 → 上泉水山(約15分)
右手には、三俣山、白煙を上げる硫黄山、その左手には平治岳、平治岳と三俣山の間には大船山の山頂がうかがわれる。
山は、天気のいい時に限る。 心も青空以上に晴れ渡る。
道は、次第に傾斜を増しアセビの多い樹林帯を登っていく。
さらに道は、
ササ
に覆われ、枝をこすりながらさらに岩を越え山頂への道をたどる。
白い案内板があった三叉路から5〜6分も過ぎるころ、大きな岩を目前にする。
その岩の右手を登っていくと、さらに樹林帯が広がっている。
右手に大きな岩を見ると、上泉水山の主稜に辿りつく。
その岩を過ぎた所から、右手へ数メートル進み、岩の左手に立てば久住方面に展望が得られる。
道は、ここからゆるやかに下り、すぐ平らなササ道を行く。
歩きやすいササ道は、すぐゆるやかに登りだす。
1分も登ると、周辺には
岩
が多くなる。
登りきると、最後のピークを迎える。
左手には優しい山容をした
涌蓋山
の遠望が得られる。
正面には、地表からあふれでたような険しい岩魂が目を引く。
山頂へは左に数歩登ると上泉水山に着く。
山頂は、久住山系を見る絶好の舞台で、飽きることのない光景に時間を忘れる。
山頂標は、「上泉水山:1447m」と書かれているが、今は二つに割れてしまっている。
左手にある岩によじ登れば、四方に広がる展望を独占できる。
食事は、少し先に進むと
空地
があり、そこで腰をおろすことができる。
道はさらに伸び国道へ下っており、遊歩道を通り登山口へ戻ってもよい。
帰路は、往路を取り、山頂を下り白い案内板のある分岐から右手へ、ミツバツツジの多い斜面を登り、そのピークを下り、さらに2つ目のピークを登り、台地状の広い山頂を、西側突端にある岩をめざし、 時間があれば、その手前から右手へ下り大崩の辻へ立ち寄ってもいい。
帰路はその岩の手前から左手へ下り、岩峰をめざせばいい。