万里の長城を行く・鹿嵐山 [758.1m]
登山口 → 木柱(約25分)雌岳頂上まで700m
登山口は、第一登山口・中央登山口・第二登山口とあり、好みの登山口を選べばいい。
雌岳への急登には閉口するが、やはり2峰を登って奇岩奇峰の景を楽しみたい。
第一登山口には、入山記録箱が用意されノートや町の観光パンフレットが置かれ、町のシンボリックな石橋が紹介されていたが今は見当たらない。
ここから高並川の方へコンクリート道を7〜80mほど下って行く。
下りきると正面には、
一休さんに似た石像
が立てられ、右手に「鹿嵐山 安全登山のためこれを建立 平成15年8月吉日」と刻まれている。
ここを左手に小さな橋を渡り、左手へカーブし登っていく。 この橋も、石像と同時に整備されたようで真新しい。
少し行くと、道は右手に折れ左手には「林内には、枯損木 及び落石等があり、大変危険です。入林には十分ご注意ください。大分西部森林管理署長」 と案内されている。
すぐ先にも
国有林の案内板
道には小石が多い。
が幹に付けられている。
さらに右手へカーブすると傾斜を増し、小石が多くなる。
両脇に
スギ林
が広がってくると、右手へカーブする。
すぐ左手
スギの根元
には「鹿嵐登山道→」と書かれた案内板が置かれている。
10mも行くと、道は左へ折れ急坂を登っていく。
スギ林には、ヒノキも見かける。
そして、ヒノキの根を足がかりに小さな段差を登り、左手へ方向を変え登っていく。
2分余り登ると、
スギ
が左手から倒れかけこれをくぐっていく。
すぐ左手に「鹿嵐山シャクナゲ探勝登山 4月29日(みどりの日)海抜350m 宇佐郡竹の子アマチュア無線クラブ」と書かれた案内板が立てられている。
スギ林の右手は
ヒノキ
が多くなる。 傾斜は次第に収まり、ゆるやかな登りを行く。
少し行くと、下草が多くなり、道を覆い隠すように葉を茂らせている。
無線クラブの案内板から3分余り登って行くと、
右手に石組み
が見える。
道を反れ、近づいてみると石組みは円形を形取っており、焼けたように茶褐色をし炭焼き釜跡を思わせる。
ヒノキ林の道はさらに続く。 狭い道には、台風の影響か葉を付けたヒノキの小枝が散乱している。
さらにコケむした岩も多くなる。
無線クラブの案内板から6〜7分も経ったころ、また同じ
案内板
が幹に掛けられ「3合目(標高:450m)」と案内されている。 標高まで書かれたこの案内板は珍しく、ありがたいことに山頂まで付けられている。
さらにコケむした岩が多い斜面を行く。
ヒノキ林の道は、日はさえぎられ光は届いてくれない。
それだけ、道に転がる岩は深緑色にコケを装っている。
斜面に付けられた道は、斜面を回りこむように左手へカーブしていく。 傾斜は全くゆるんでくれない。
ヒノキ林の急坂を少し行くと、左手に
無線クラブの案内板
が掛けられ「5合目 標高:500m」と案内されている。
ここを数メートル登って右手へカーブ、さらに10mほど登って左手へ鋭角にカーブし薄ぐらい道を登っていく。