header_rogo.png

九州山クラブ アウトドアを楽しもう!九州の山々を登山記録として紹介

ホームホーム福岡県の山福岡県の山佐賀県の山佐賀県の山大分県の山大分県の山熊本県の山熊本県の山長崎県の山長崎県の山宮崎県の山宮崎県の山鹿児島県の山鹿児島県の山その他の県の山その他の県の山

HOME > 九州の山 > 宮崎県の山 > 傾山 > 山の記録3

宮崎県の山

男山に惹かれる・傾山 [ 1602.2m ]

1400m標柱〜杉ヶ越分岐(25分)

100_3205.jpg
100_3207.jpg100_3209.jpg
100_3210.jpg100_3211.jpg
100_3215.jpg100_3216.jpg
100_3217.jpg100_3218.jpg
100_3219.jpg100_3220.jpg

右手に標高標が立てられ「標高 1400m」と案内されている。
すぐ、左右の 岩の間を抜けて ゆるやかに下って行く。
道は、右手へカーブすると傾斜はゆるみ平な快適な道になる。
平坦な道はゆるやかに下りすぐ傾斜はなくなる。
平坦な道を10メートルも行くと、ゆるやかに登りだし左手へカーブすると正面に傾山を見る。
道はさらに下っていく。しかしわずかな傾斜で足には感じない。
それより、一歩一歩が楽しい。一歩一歩に傾山が近づいてくる。
さらに下りは続く。この傾斜も帰路に負担をかけるものではない。
下りきると傾斜はゆるみ、平らな道を10メートルほど行くと、 またゆるやかに登っていく
すぐ登りきり、右手へカーブしてまた下りだす。
道は次第に 湿気を帯び、落ち葉の道は滑りやすくなる
道沿いの縁にはコケが目立ってくる。
傾斜は次第に増してくる。
途中、倒木をくぐると、正面に傾山を見てさらに下りだす。

100_3224.jpg
100_3226.jpg100_3232.jpg
100_3233.jpg100_3234.jpg
100_3235.jpg100_3237.jpg
100_3238.jpg100_3240.jpg
100_3241.jpg100_3245.jpg

少し下ると、前方左手に傾山の岩峰が樹海に浮いたように視界を埋め、荘厳な雄姿に目を奪われ胸は高まる。
10メートルも下ると、またその雄姿に足は止まる。
さらに 湿気の多い道 を下っていく。
下り終わると、10数メートルの平らな道に足を休め、ゆるやかな登りを行く。
右手には、五葉岳の稜線が、樹間を流れるように映し出される。
快適な道は続く。11月半ば、暑くもなく寒くもなく、ただ降り注ぐ日差しに気持ちは開放される。
やはり山は天気のいいときに限る。
山には神が宿るという。山そのものが御神体化され崇められ、信仰の中心になる。
しかし、1000メートルを越える稜線で、秋の陽光に体全体を包まれ癒されるとき、我が身を置く全てから解放されたように、一切を忘れ心は宙を舞う。
傾山への距離がぐんぐん縮まる。それがもったいないようにも思える。

100_3247.jpg
100_3248.jpg100_3250.jpg
100_3251.jpg100_3252.jpg
100_3253.jpg100_3254.jpg
100_3255.jpg100_3257.jpg
100_3258.jpg100_3260.jpg

宙に浮いたような気持ちを抑えながら快適な道を行く。
目前に迫る巨大な岩峰の岩肌や、山頂に生える五葉松の一本一本まで確認できるようになる。
倒木をくぐり、ゆるやかに登り右手にコケむした木を見て、右手へカーブしていく。
すぐ、 岩の段差 を登り、左手へ倒れ掛かった赤松をくぐっていく。
正面に素性のいい幹に触れていくと、ゆるやかに登りはじめる。
道はすぐ傾斜を増し、表面が平らな岩を見て登っていく。
急坂を右手へカーブし稜線に登りつき、左手へカーブしていく。
稜線には岩が多くなる。
道はすぐ 岩の手前で二手に分かれる がどちらを行ってもいい。
さらに、左手に三角形の形をした岩に触れ稜線を行く。
正面に、根株を起こし倒れ掛かった木に気を寄せほぼ平坦な道を行く。

100_3261.jpg
100_3262.jpg100_3263.jpg
100_3264.jpg100_3266.jpg
100_3267.jpg100_3268.jpg
100_3270.jpg100_3271.jpg
100_3272.jpg100_3273.jpg

道は次第に傾斜を増し、岩が多くなる。
少し行くと、岩壁を登る。
道はさらに傾斜を増し急坂になる。
道は、登りづらく岩も多い。
正面に、 そそり立つ岩 が現れ、足元を見てその左手へまわっていく。
正面には、本傾の岩峰が迫ってくる。
道はここから右手へ土壁を登る。
土壁にはロープがつけられ、木の根っこに助けられ ロープを手に登っていく
そして、左手へ稜線を登っていく。
なかなか傾斜は厳しい。
しかし、いつものように急坂の後には平坦な道が伸びる。
平らな道はすぐ登りだす。

100_3274.jpg
100_3275.jpg100_3276.jpg
100_3277.jpg100_3278.jpg
100_3279.jpg100_3281.jpg
100_3282.jpg100_3283.jpg
100_3285.jpg100_3286.jpg

道はすく急坂になる。
しかし、この急坂も少し登り左手に岩を見ると下りだし、胸のすくような快適な道になる。
正面に傾山を見て、 道端に突き出たアセビ をくぐって行く。
アセビは、赤いつぼみをたくさん付け、春に咲く花の準備を急いでいる。
そのアセビの幹には、青いテープが巻かれている。
道には、小石が多くなる。
小石の道を蛇行し10メートルも登ると、 右手に標高柱 が立てられ、「標高 1500m」と案内されている。
高度差は、100メートルと容易に脳裏に浮かぶ。
これからはじまる急坂に備え、ここで一息つく。
小石の道はすぐ急坂になり、ジグザグに登っていく。
左手には、幅広の赤いテープが小さい幹に巻かれている。
少し登ると、岩場になる。
右手には、 色あせたロープ が張られ、ロープを手に足でしっかりと登る。
岩場を登り、右手へカーブすると見通しのいい急坂になる。

100_3287.jpg
100_3288.jpg100_3290.jpg
100_3291.jpg100_3292.jpg

途中、休むついでに後ろを振り返ると、足元から伸びる稜線は笠松山・本谷山・障子岳へと伸び、右手に祖母山がその頂を見せている。
なんとも豪快な展望に感嘆する。
正面左手には、巨大な岩峰に立つ木々の枝まで見えてくる。
急坂は次第に傾斜を緩めてくれるが、すぐ傾斜を増す。
道は幾筋かに別れるが、足の向くまま登ればいい。
少し登ると、正面に日差しに白く輝く木が近づいてくる。
その右手先に道標が見えてくる。

LinkIcon山の記録2【 山の記録3 】山の記録4LinkIcon

pagetop_off.pngpagetop_off.png