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宮崎県の山

日本武尊が名付けた岩塊の山・行縢山 [ 831m ]

登山口 → 分岐(約25分)

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登山口は、北方町に位置し国道218号平田町交差点を北上し、6〜7kmも走ると左手に行縢神社鳥居が目に付く。行縢山頂は、この鳥居をくぐっていく。
駐車場は、すぐ先の左手道沿いに10台分ほど用意されている。
鳥居をくぐると、参道らしく砕石がまかれほぼ平坦な道をいく。
周囲は、大径の木がのびのびと幹を伸ばしここを歩く人にとってもすがすがしい。
途中、遊歩道が分岐しているが、すぐ左手にある「少年自然の家」が行うオリエンテーリング用として林の中に伸びている。
鳥居をくぐって2〜3分も行くと、正面に鳥居が現れ、直進して鳥居をくぐれば行縢神社へ続く。
道は、鳥居の手前から右手へ分岐し、行縢山頂はここを右折していく。
右手には道標が立てられ、行手を「行縢の滝」と案内している。
その横には九州自然歩道の石柱も立てられている。
少し行くと、左手大径のスギの根元に「登山道」と書かれた小さな立て札や、白い木柱が立てられ「市指定天然記念物行縢のキンモクセイ」と書かれ、左手に注連縄が張られたキンモクセイを見る。

県指定名勝行勝山(昭和40年3月5日指定)
祖母、傾国定公園に属する行縢山は、延岡市の西部、北方町との境にそびえる標高831mの山で、広葉樹の原生林が生い茂っています。また、全山に、奇岩、絶壁がそそり立ち、雄岳、雌岳と呼ばれる二つの岩峰からなります。この遠望が狩や乗馬の時、着用した行縢の形に似ているので、古くから行縢山と呼ばれています。両岳の間には、幅30m、高さ76・6mの行縢の滝(矢筈の滝)があり、ヤマトタケルノミコトが詠んだという歌「ぬの引きの矢筈の滝を射てみれば川上タケル落ちて流るる」が麓の舞野神社神楽歌として伝わっています。


すぐ先に、道の真ん中に車止めのように岩が通せんぼしている。
先の右手には、ロープが張られた遊歩道が分岐している。
さらに左手には、九州自然歩道の石柱が立てられているが、文字は読み取れない。
ほぼ平らな道を2〜3分ほど行くと、右手へカーブする。
右手には「年輪はこうしてできる」と題した説明板見て行くと、コケむした露岩や木の根が多くなる。
年輪はこうしてできる
木は小さい細胞が集まってできています。
木は春から夏にかけてよく生長し太ります。この時期は成長が早いので形の大きい膜のうすい細胞ができ、秋が近づくにしたがって、小さくて膜の厚い細胞ができ、冬には生長がとまり、この部分の色がこゆくてすじに見えます。これが毎年くりかえされて、年輪はできるのです。

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少し行くと、左手に2本の大スギが幹を立てている。
下部を見ると2本の幹はくっつき、元は1本の木なのか別々の木だったのかわからない。
大スギから10mも行くと、 右手に道標 が立てられ行く手を「行縢の滝」と案内している。
木の根を階段代わりに登って行くと、また露岩が多くなる。
左手自然林の中には、大スギが随所に目に付く。
道は、相変わらずコケむした岩が多い。
道標から2〜3分も登って行くと、右手に案内板が立てられ「空かん 空びん ゴミなどは持ち帰りましょう」と書かれている。
さらに 木の根の道 を登っていく。
辺りは、樹高が20mにも及ぶような大径の自然林に覆われ、日も届かず薄暗い。
途中、天井が開け正面に切り立った巨大な断崖を見せる行縢山が姿を見せてくれる。
左手には、オリエンテーリングの10番の立て札が目に付く。
コケむした露岩に目を取られながら、案内板から3分も行くと正面左手に、3mほど残して 枯れた大木 を見る。振り返るとその枯れ木の内部はすでに空洞化してしまっている。
さらに、 落ち葉と露岩の道 を登っていく。

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道は、少し右手へ向きを変え、岩道を登るとスギの倒木が輪切りされている。
ここを過ぎると、歩きやすい落ち葉の道になる。
道沿いには、3本の大スギが天高く幹先を伸ばしている。
左手にも、自然林の中に、大スギが自然林を圧倒するように育っている。
落ち葉の道を、少し行くと 道の真ん中に岩 が居座り両脇に踏み跡が付けられている。
輪切りされたスギから20mほど行くと、道は左手へカーブまたスギの巨木が幹を立てている。
さらに、左手へカーブし、スギの巨木から10mも行くと左手に「二酸化炭素の吸収量」と題して説明板が立てられている。

二酸化炭素の吸収量
日本の人工林の主要樹種スギ 天然林の主要樹種ブナでは、スギ人工林は50年間で1ha当たり170トン、ブナを主体とする天然林は約90トンを貯蔵すると推定されています。


その説明板の後ろには、また 2本の大スギ がくっついたように幹を伸ばしている。
道は、説明板から数メートル行くと右手へカーブし歩きやすくなる。
さらに10mも行くと右手に「火気に注意しましょう」と書かれた 案内板 が立てられている。
歩きやすい道は10mも行くとまた岩が多くなる。
右手には、台風の影響なのか数本の倒木が切断され、脇に片付けてある。
右手の小さな幹には、 1合目と書かれた案内板 が掛けられている。
登山口から20分ほど経過しているが、まだ1合目の文字を見て高度感を失ってしまう。

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さらに落ち葉の道を左右に蛇行して行く。道の両脇には大スギが立ち並ぶ。
右手に岩を見ると前方に木橋が目に留まる。
石段を10段ほど登って木橋を渡っていく。
渡りきると、正面に 行縢山を形どった小さな立て札 が立てられ「第1の沢 山頂まであと3040m」と案内されている。
橋を渡り左手へカーブすると岩が多くなる。
右手に、「登山道」と書かれた白い文字板が目に入る。
木の根と岩の多い道 に、足場を探しながら蛇行し登っていく。
両脇にそそり立つ大スギの間を抜けて行くと、樹間に巨大な岩峰が見え隠れする。
さらに木の根が渦巻く道を行く。この辺りも大スギが多い。
右手に 黄色く塗られた岩 を見て10数メートルも行くと天井が開け分岐につく。

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