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九州山クラブ アウトドアを楽しもう!九州の山々を登山記録として紹介

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宮崎県の山

神宿る山・高千穂峰 [ 1574m ]

高千穂河原〜分岐(15分)

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山頂への道は、駐車場から正面東側に見る鳥居をくぐって行く。
高千穂河原から、山頂との標高差は約600mあり決して小さくはない。
鳥居右手には、「古宮址天孫降臨神籬斎場」について書かれた説明板が立てられ、高千穂峰は神宿る山として記されている。
他に高千穂河原周辺案内板や、遊歩道入り口付近に「霧島屋久国立公園」の説明板も立てられている。
右手奥にトイレを見て、鳥居をくぐり広い参道を行く。
鳥居をくぐって7〜80mも行くと、右手林の中に秩父宮さまが登山されたという 記念碑 が立てられ「秩父宮御登山記念」と刻まれている。
側面には、大正15年2月27日と日付けも刻まれている。
しかし、右手をよく見ないと見逃してしまう。
広い参道を200mも進み、右手へカーブすると正面に鳥居が見えてくる。
山頂は、右手へカーブして行く。
その前に直進して、石段を登り鳥居をくぐり、小石が敷かれた参道を行くと正面に 古宮跡 が祀られている。
ここには霧島神宮があったとされているが、約1000年前の大噴火で焼失したという。
しかし今でも、祭祠が行われているのだという。
元に戻り、左手へ向きを変え左手に「古宮址天孫降臨神籬斎場」と書かれた木柱を見て直進していく。
右手には、「この付近で見られる鳥獣」と称して説明板が立てられ、ニホンシカ・コゲラ・カケス・ヤマガラ・シジュウカラ等説明されている。
すぐ左手に立てられた、霧島神宮の森散策路案内図に目を向けながら少し行くと、道は左手に分岐する。
直進すれば、石畳が敷かれた遊歩道へ通じる。
この分岐を左手に取り、 2本の松の木 を左手に小石の道を行く。
少し行くと、左手に古宮跡が一望でき、その背後には中岳の険しい斜面が、聖地を守る要塞のようにも見える。
小石の道はゆるやかな傾斜で登り、道沿をミヤマキリシマが飾ってくれる。
分岐から1分余り行くと右手へカーブし、樹林帯へ踏み込んで行く。
小石の道はすぐY字に分岐し、これを右手へ直進して行く。
歩きやすい道を2〜30mも行くと、正面に2本の松の木の分岐から直進し伸びてきた石畳の遊歩道が見えてくる。

古宮址天孫降臨神籬斎場
日本で最も古い書物である古事記・日本書紀に霧島神宮の御祭神瓊瓊杵尊(ニニギノミコト)が「襲(そ)の高千穂の峯に天降ります」と記してあるように、高千穂峰は神様の宿る山として古へより、多くの人々の崇敬を集めて来ました。
ここ高千穂河原は分暦元年(1234年)まで霧島神宮のあった処です。
霧島山の大噴火により社殿を田口にお移ししておりますが、高千穂河原は神籬斎場として現在も祭祠が継続されており、特に十一月十日には天孫降臨御神火祭が峰の頂上と斎場で斎行されております。
この鳥居より500米先です。どうぞご参拝ください。国立公園ですので環境美化と動物保護に御協力願います。
霧島神宮

霧島屋久国立公園
国立公園は、優れた自然の景勝地や貴重な動植物を保護し、またその利用を図っていくことを目的に指定されています。
現在、日本には27の国立公園と52の国定公園が指定されています。
霧島屋久国立公園は昭和9年、雲仙 天草 瀬戸内海国立公園とともに日本で始めて国立公園として指定されました。
面積は凡そ5万3千ヘクタールで霧島火山帯の霧島地区、佐多地区とさらに洋上アルプスといわれる屋久島地区に分かれています。

ここは、昔の霧島神宮の址です。
霧島神宮は、始め高千穂ノ峯と、御鉢(噴火口)の間にありましたが、約1400年前の噴火で焼失してしまいました。その後、この地に再建されましたが、それも約1000年前の噴火のため燃えてしまいました。そのあと、霧島町の「待世」に移されましたが、いまの霧島神宮は凡そ480年前、現在の地に建て替えられたものです。
環境省   鹿児島県

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石畳の遊歩道に出会うと左手に取り、ゆるやかな傾斜を登って行く。
石畳は、自然林の中に蛇行して伸び、少し行くと左手に桜の木が目に付く。
さらに石畳を1〜2分も行くと石段になる。
14〜5段も登ると、ほぼ平らな踊り場になりさらに石段を登って行く。
石段は、まだまだ続く。
急がず、一歩一歩数えるように登り80数段登るころ正面に「霧島屋久国立公園」と題した 説明板 が立てられている。
休むついでに一読し、右手へカーブし登って行く。

霧島屋久国立公園
霧島は、最高峰1700mの韓国岳と、天孫降臨の地と伝えられる高千穂峰を中心として、23座の火山が狭い範囲に集まっています。山頂にはそれぞれ小火口があり、完全な火口が15、水のたまった火口湖が10もあります。ちょうど月の表面を見るような不思議な景色で、火山模型の陳列上のようです。
鹿児島県


さらに15〜6段も登ると左手にベンチを見る。
一息ついてさらに石段を登って行く。
石段は傾斜も大きく息が荒れるが、幸い段差は大きくない。
しかし、石段は一歩一歩に疲れが溜まる。
道沿いに立つ松の木を見ながら、80数段も登ると待っていたように 左手にベンチ が置かれている。
ここでも一息つき、足を休めさらに石段を登って行く。
階段が続くと、休んでも足に応える。
さらに80段足らず登ると左手に「霧島の火山」と題した説明板が立てられている。

霧島の火山
霧島火山の歴史は古く、火山活動は700万年ぐらい前に始まったといわれています。高千穂峰・中岳・韓国岳・大浪池などはおよそ1万年前にできたもので、なかでも新燃岳や御鉢が最も新しく、新燃岳は昭和34年(1959年)にも爆発を起こし、多量の火山灰を降らせ、いまでも水蒸気を出しています。
このように、霧島火山は古い火山と新しい火山からできており現在の姿をつくりました。
霧島山は韓国岳や高千穂峰を中心に23座の火山からできています。山頂にはそれぞれ火口があり完全な火口が15、水の溜まった火口湖が10もありちょうど月の表面を見るような素晴らしい風景を見せてくれます。
鹿児島県


そして一読し、少し登ると 右手にテーブル が置かれ、休むかどうか一瞬迷うが限りなく続く石段を見て遠慮なく休むこととする。
腰を降ろし額ににじむ汗をふき取ると、季節柄かひんやりとした自然林の中を漂う風がなんとも心地いい。
一息ついて、さらに石段を登って行く。
長々と続く石段を50段ほど数えるころ、傾斜を増してくる。
途中踊り場で足を休めながら、さらに30段も登ると分岐に着く。
道は直進して下れば、霧島神宮の森散策路が伸び高千穂河原へ通じる。
左手に、霧島屋久国立公園の説明板を見て左手へ折れ、さらに石段を登って行く。
左手には道標が立てられ行く手を「高千穂峰」と案内している。
直進は「自然研究路」と書かれている。
「11高千穂峰と御鉢」と書かれた道標も立てられている。

霧島屋久国立公園
霧島屋久国立公園は昭和9年3月16日、我が国最初の国立公園として指定された霧島国立公園に、錦江湾国立公園と屋久島を加え、新たに昭和39年3月16日県立公園に指定されました。 霧島屋久国立公園は、火山群の霧島山活火山の桜島、複式火山の開聞岳、本土最南端の佐多岬、九州最高峰の宮之浦岳などが、風景の中心となっています。
鹿児島県

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