と書かれ、後方へ黒峰山頂と案内している。
左手へ目を配ると、植林地とは異なり見透しもよく清々しく感じる。
左手へ、から松の平らへ足を伸ばし、ここで一息つけばいい。
そして、ほぼ平らな道を直進して行く。
足元には、スギの枯れ葉が分厚く積もる。
分厚い枯れ葉は、手入れされた様子はなく先日の強風によるものか
少し進み、左手へ向きを変え緩やかに下って行く。
踏み跡は、分厚い枯れ葉に判然としないが、行く手に不安はない。
しかし、歩を重ねるたびにはっきりしてくるが、実に狭い。
傾斜は徐々に増してくるが、急な坂ではない。
から松の平から10分足らず下ったろうか、正面にピンクのリボンを見る。
すぐ先には、雨水に洗い出された小粒の岩が斜面を流れるようにむき出している。
その先を見ると薄い踏み跡があり、直進してしまう。
下山路は、このリボンをつけた幹の手前から左手に折れ、下って伸びる。
少し下りすぐ右手へカーブし、先程の雨水が流れる浅いミゾを横切り、左手へ下って行く。
少しばかり下って行くと、正面に赤い矢印の立札を見る。
その手前から左手へ鋭角にカーブし下って行く。
そして、左手に巻かれたピンクのテープを見て、右手へ鋭角にカーブし下って行く。
この辺りも、足元に分厚く積もる枯れ葉で踏み跡ははっきりしないが、足は躊躇なく前に出る。
しかし、少し下ると次第にはっきりしてくる。
なんとなく、ドラマの終わりを感じながら薄い踏み跡を下って行く。すぐ左手へ広い道筋に降り右手へ下って行く。
少し下り、左手に山頂を案内する立札を見て、10mも行くと三叉路に着く。さらに直進してコンクリート道を下ると登山口駐車場に着き、ここでドラマは完結する。