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長崎県の山

平戸のマッターホルン・志々伎山 [347.2m]

展望〜山頂(35分)

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一息ついたら直進し林の中へゆるやかに下り、右手へカーブしていく。
道沿いには、「ラン」に似た長い葉を持つ「ノシラン」と呼ばれる植物が多い。
ノシランは春に青い実をたくさん付け、夏には白い花を咲かせる。
ランと名付けられているが、ユリ科だそうだ。
斜面に付けられた道は狭いが、歩きやすい。
岩の段差を登るとまた下っていく。
さらに右手へカーブすると傾斜はなくなる。
道は 狭いが快適な道 は続く。
ほぼ平坦な道を左手へカーブすると、左手斜面からこぼれ落ちてきたような 二つの岩の間 を通り抜け、またゆるやかに下りだす。
さらに右手へカーブし下っていく。
左手斜面には 青い実 を付けたノシランが多い。

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山頂を目前にして下っていくのは意に反するが、これは仕方がない。
コケむした露岩をよけ、大きな傾斜を数メートル下ると右手へカーブしゆるやかに登りだす。
少し登り、露岩を越えるとまた下り始める。
少し下るとまた登りだし、左手へカーブしていく。
すぐ傾斜をゆるめ、ほぼ平坦な道を行く。
左手樹間には巨大な岩の壁面が目に入る。
少し行くと、幹先に青いタオルが結ばれた倒木をくぐっていく。
そして左手へ、反時計回りに山頂岩峰を回りこんでいく。
この辺りもノシランが多い。
すぐ辺りの様相が変わり、小竹が多くなる。
露岩の段差を登り、左手の幹に巻かれた赤いテープを見ると、左手へ分岐する。
左手へ10m足らず行くと、正面岩壁のへこんだところに 小さい祠 が静かに安置されている。
分岐へ戻り、元の主道を直進するように左折して行く。

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分岐から10m足らず進み、右手のコケむした岩に触れるとまた二手に分かれる。
足元には加工石が置かれているが、何の石かわからない。
分岐を左手に道を取り、ロープを手に急坂を左へカーブし下っていく。
傾斜は大きく、山頂を前に下るのがもったいない
すぐ右手へカーブすると傾斜はゆるみ、ゆるやかに登って行く。
さらに左手へカーブし岩の段差を登って行く。
少し下ると、また左手へカーブし登って行く。
足を休めさせるためか、道はまた下りだす。
この辺りはロープが多い。
ロープを手に下りきると、 ロープは十字 に張られている。
道は右手へ分岐し下っているが踏み跡は薄い。
ロープをくぐりさらに直進し登って行く。
左手へカーブすると、 長いロープ が付けられている。
特段ロープを手にする必要はないが、雨後は滑りやすい。
しかし、このロープは登り以上に下りに役に立つ。
途中、ロープをくぐり手に持つロープを右手に持ち変えながら、さらに登って行く。
傾斜も大きい。
2〜30m足らず登ると、ロープはなくなり右手へロープをくぐって鋭角にカーブし登って行く。

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右手へカーブすると幾分傾斜をゆるめ登りやすくなる。
しかし、右手は大きく切れ落ち、バランスを崩せばあぶない。
10mも登るとまたロープが張られ、左手へカーブし登って行く。
さらに5〜6m登って右手へカーブし、 倒木 をくぐり左手へカーブして行く。
数メートル行くと下り始め、岩の段差を下って行く。
道の両脇はノシランが多く、 光沢のある青い実 をつけている。
数メートル下るとまた登りだし、7〜8m登ると道は二手に分岐する。
山頂は左折していく。
直進し数メートル行くと、両脇に巨岩が行く手をふさぎ、左手岩の基部はビバーグを誘うようにへこんでいる。
分岐へ戻り、右手へロープをくぐり、 階段状の岩 を登って行く。 
傾斜はなかなか厳しい。
さらに、ロープを手に露岩をよじ登っていく。

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道は、山頂岩峰を反時計周りに回りこみ、東側斜面を北側へ一機に登って行く。
事前に地図を見ておけば、山頂は間近であることは容易にわかる。
最後の登りにはロープが余すところなくつけられ、ロープをくぐり左手へカーブして行く。
すぐ右手へカーブし、斜面から突き出た岩をよけ狭い基部を行く。
ゆるやかな傾斜を少し行くと、道は左手へカーブする。
右手は急角度で落ちているが、自然林が密生し 危険を感じることはない
さらに右手へカーブし岩の段差を登って行く。
この岩には、どこから染み出してくるのか、じっくり濡れ滑りやすい。
少し行くと、正面に道をふさぐように 岩壁 が現れ、横切るように用心して登って行く。
そして岩壁の縁を行く。踏み跡は極端に狭い。
岩壁を過ぎるころ、岩のオブジェを見る。
右手足元はさらに狭く、右手は切れ落ち油断は禁物。
後ろを振り向くと、自然の造形がいい。
さらに左手へ、幹に助けられ岩場をひと登りすると、正面に目指す志々伎山山頂が視界に飛び込んでくる。
山頂に立つ人影もはっきり見える。

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さらに狭い道を登って行く。
右手は怖い。しかし距離はない。
道沿いには、時折に見せてくれる赤い椿に癒される。
そして、左手へ斜面を登り 岩場 に立つと、西側に視界いっぱいに大海原が広がる。
目を下げると、足元は切れ落ち足が震えてくる。
大休止は、狭い山頂を降りここで取ってもいい。
さて、右手北側へ最後の岩稜を行く。
とは言っても、ゆるやかな土道は歩きやすい。
突き立つような山頂岩峰も、一歩一歩近づくごとに沈んでくる。
展望岩から1〜2分も登れば 山頂祠 前につく。
展望は、四方さえぎるものはなく、遠く五島列島も見えるという。
北側に目を下ろすと、駐車場も目に入る。
すぐ右手には、寝そべりたいような屏風岳を目前にする。
東の方へ目を落とすと、地図に見るくびれたところがはっきり分かる。
さて、腰を降ろし飲みたいものがあるが、山頂は狭い。
人がくれば譲れる場所がない。
窮屈な場所より、ゆっくりできる場所を探すのもいい。
時間があれば、もう一つ欲を出し平戸島最高峰の安満山を登るのもよし、観光資源に恵まれた平戸観光も捨てがたい。
平戸の歴史に触れるのも悪くはない。

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