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九州山クラブ アウトドアを楽しもう!九州の山々を登山記録として紹介

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大分県の山

坊がつるコースを行く・平治岳[1642.8m]

ベンチ → 雨ヶ池(約35分)

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木製のベンチが4台、横一列に並べられている。
辺りを見回すと、大径のスギに囲まれなんとなくいい雰囲気に気は落ち着く。
道標の疑問も忘れ、ここで一息つき水分でも補給するといい。ベンチの背後には、九州自然歩道の説明版が立てられている。

九州自然歩道とは
九州自然歩道は、九州管内の国立、国定、県立等の自然公園や山岳、高原湖沼等の大自然の中をゆっくり歩き、また史跡、文化財を訪ね、日頃失われがちな人間性の回復をはかり、あわせて体力増進に役立てるためつくられたものです。
九州を一周するこの歩道は全長2100kmで、このうち大分県の延長は約160kmです。
環境庁・大分県


息を整えたら重い腰を上げる。
すぐ木段を登り、左手に数本のスギ(ヒノキかも知れない)に触れると、わずか10mほどの距離ではあるが 平坦な道を行く
道は、すぐ真っ黒い土道になりゆるやかに登っていく。
左手は、岩ばかりの沢が通っているが、水の流れは見られない。
ベンチを立って2、3分ゆるやかな傾斜を蛇行して行くと、左手に枯れた倒木が数本目に付く。
小石の多い道を1分余り登って行くとまた木段になる。
木段は、杭は抜け落ちバラバラの状態にある
滑りそうな、真っ黒い土道を行くと左手に「坊がつる」へ案内する道標が立てられている。
支柱には「自然を大切に」と書かれている。
何気ない言葉であるが、自然の中では最も基本的言葉だ。
さらに岩道を左手へ行くとすぐ木段になる。
左手には、 九州自然歩道の道標 が立てられ「雨ヶ池:0・9km」と案内している。
さらに 壊れた木段 を登ると、木の根が這い出してくる。

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階段状に這い出す根っこの道を焦らず登っていく。
さらに数段を登ると、「雨ヶ池:0・9km」の道標から3分足らず経った所に 道標 が立てられ、右手へ「指山自然観察路経由登山口」行く手を「坊がつる・雨ヶ池」と案内している。
道は右手へ鋭角に分岐し、 気持ちのよさそうな道 が伸びている。
ここ分岐には、指山自然観察路を示す古い道標も立てられている。
一息つき、左手へ歩きやすい道を行くとすぐ 岩道 になる。
岩は、道にあふれるように多く、五感全てが足元に集中し脇見さえ許してくれない。
岩道を辛抱し3、4分も登って行くと思いがけない 木道 になる。
木道を1、2分も蛇行すると登りきり、左手に「雨ヶ池:0・8km」と書かれた道標を見る。
ミゾ状の道を少し行くと、左手に数本のスギが幹を立て、左手に涸沢が見えてくる。

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道はすぐ下りだし、急に狭くなる。
このコース初めての下りではあるが、距離は短い。
途中右手には、道標が立てられ行く手を「坊がつる・雨ヶ池」を案内している。
その文字板の下には「土石流に注意」と書かれている。
下りきると、 正面に木橋 が架けられ、右手を見ると土石流の跡なのか岩が崩れ落ちたように積み重なっている。
木橋を渡ると、すぐ右手に同じような「土石流に注意」の道標が目に付く。
1メートル足らずの段差を登ると、 また岩道 になる。傾斜も大きい。
岩道を細かく蛇行しながら急坂を登って行くと、 右手眼下に土石流の跡 を見る。
さらに岩道は続く。
辛抱の急坂で、途中足を休めながら登っていく。
右手には、「イタヤカエデ」の白い説明板も目に付く。
一歩一歩に残る力を搾り出すように5、6分も登ると、 右手眼下に土石流の跡 になる。

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有難い土道を1分余り行くと、左手北西の方に展望が開け、泉水山やその稜線の背後に 涌蓋山 を望むことができる。
左手に目を移すと三俣山南峰か、山頂近くから土石流の跡か、樹林帯に一筋の線が深く刻み込まれている。
平らな道を少し行くと目前にベンチが飛び込んでくる。
ベンチは左右に4台置かれ、すかさず ベンチ に付いてしまう。
右手には行く手を「坊がつる」と案内した道標を見る。
ベンチで一息つき、荒れる鼓動を整えながら、中腹から吹き上げてくる爽やかな風を、精一杯胸元に誘い込んだらいい。
一息ついたら腰を上げ、平坦な道を直進し右手へカーブしながらゆるやかに下って行く。
少し下ると、また平らな 掃除したような落ち葉一つない美しい道 になる。
邪魔な岩も両脇に片付けられている。
ベンチを立って2、3分も行くと またベンチ を見る。
ここには道標も立てられ、「雨ヶ池:0・3km」と案内されている。
ここは山あいに平地が広がり、天井も開け気持ちいい。
ここでも一息つき、直進して林の中へ踏み込み、小石の多い赤茶けた道をゆるやかに登って行く。

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赤土の道を1、2分も行くと岩場になり道は二手に分岐する。どちらを行ってもいいが右手が岩は少ない。
道はすぐ一つになり、左手へカーブすると 傾斜はゆるみ歩きやすくなる
後ろを振り向くと、三俣山南峰の大きな斜面に目を引かれる。
道を横切るような岩を越え、ゆるやかに下ると狭くなる。
少し行くと道は右手へカーブ、ミゾ道を行く。
ミゾ道は、すぐ平坦な快適な道に変わり、雨ヶ池へ踏み込んでいく。

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