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九州山クラブ アウトドアを楽しもう!九州の山々を登山記録として紹介

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大分県の山

七峰巡りがかなう・久住連山(沓掛山・久住山・稲星山・白口山・中岳・天狗ヶ城・星生山)

牧ノ戸登山口 → 扇ヶ鼻分岐(約70分)

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登山口は、売店左手から踏み込んでいく。
登山口には、門柱のような標柱が立てられ、標高1333メートルと案内されており、久住山との標高差約460mを登ることになる。
入口左手には警告板が立てられ目を通すといい。

警   告
硫黄山周辺は、気象状況により有害な火山性ガスが滞留する恐れがあります。不快な臭気を感じたら高い所へ避難するか、速やかに通り抜けください。体調の悪い方、ぜんそく、心臓疾患等の持病を持っている方は特に危険です。


コンクリートを吹き付けた道が、潅木の中に延びている。 道は、急坂ではないが、単調に続いており、周辺に目をやり潅木に漂う甘い空気を吸いながらゆっくりと登っていきたい。
途中、1、2回足を休めながら10分足らず登ると、左手に 東屋 がある。

ここから後ろを振り返ると、眼下の駐車場に並ぶ車がマッチ箱のように小さく見える、 遠くには優しい姿をした 湧蓋山 も一望できる。 ここで一息つき、その高度差に満足しながら、右手へ方向を変え、さらに登って行く。
両脇には、自然の植生が乱されないように、ロープが張られている。
左手斜面の向こうには、 三俣山 が姿を見せてくれる。
舗装された道は、まっすぐ伸びており、数メートル毎に段差がつけられ、これを3、4分も登ると、擬木の階段になる。
これを一段一段登ると左にカーブし、ここから立派な 木製の階段 がつけられている。
階段を数えるようにゆっくり登ると、ちょっとした広場に着く。

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正面には、大きな岩壁が現れ、道標が立てられている。 道標には「登山口=0.7km・久住山=3.1km」と案内されている。
久住山へは、岩壁の手前から、左へ数メートル進み、右手へ木製の階段を登って行く。
その前に右手へ数メートル行くと絶好の展望所がある。
ここからは、正面南東に扇ヶ鼻、左手に星生山、が悠然と横たわっている。
その間を分け入るように 久住山 へ伸びる一条の踏み跡が確認できる。
後ろを振り返ると、湧蓋山も一望できる。

展望を楽しんだら、標柱の左手に戻り、数メートルの階段を登るとそこは岩ばかりで、 は岩の隙間を縫うように付けられ、沓掛山の岩稜を行く。
その岩稜にも、踏み固められた 平坦な道 もある。
さらに岩道を用心し登って行く。
少し行くと、 手入れされた公園 を行くような、平らな潅木の道になる。
荒涼とした岩場の中にも、自然は優しい一面を見せてくれる。

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すぐ岩場 に差しかかる。
岩場は登山者の靴で変色したところを辿って行く、 その踏み跡はまっすぐ伸びているが、左手へも踏み跡が付けられている。
そこを左手へ、3、4メートル登ると、久住連山で最初の、沓掛山山頂に着く。
そこには山頂標が建てられ、「沓掛山:1503m」と書かれている。
山頂からの展望は、さえぎるものがなく、久住連山を一望することができる。
さらに久住山に向かう登山道が眼下に見える。
道は、元の位置へ戻ってもいいし、さらに直進し急な岩場を下ってもいい。
そこを下ると、 木段 が付けられ鎖も付けられている。
さらに岩場を用心して下ると、また木段になる。
木段は右手の方にも付けられ右手の方が下りやすい。

ダイナミックな岩稜を下ると、平らな広場に出る。
左手には、 道標 が立てられ、「牧ノ戸1.0km 久住山:3.6km」と案内されている。
ここで一息入れ、平らな道を心地よく踏み出していく。
後ろを振り返ると、岩が折り重なる急峻な 沓掛山の岩峰 を見る。
この沓掛山の岩場の下りは、ミヤマキリシマの時期、登山者で混雑し、長い待ち時間を強いられることがある。
そして、正面には、こんもりと盛り上がった小さなピークを目指して、平らな道を
行く。 道は、そのピークの右手の方へ伸び、少し登り、潅木の中を行くとまた岩場になる。
岩場を越え、ピークの右手斜面の歩きやすい道を下って行く。
少し下ると道は右手へ分岐して下るが、狭い道を直進したほうが下りやすい

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狭い道を少し下ると、右手の広い道に合流する。
広い道の両脇には、ロープが張られ周辺の植生を守るため、登山者を制限している。
1分も行くと、数段の木段がある。
左手を行けば、木段は登らない。
広い道には次第に が多くなる。
雨水に表土が流され、 岩だけが、とり残されたように 重なり合っている。
道にはさらに岩が多くなる。

岩の多い道を7〜8分もゆるやかに登って行くと、ほぼ平らな 歩きやすい道 になり、狭くなる。
両脇には、まだロープが張られ、登山者が通ることが出来るのは、このロープの中だけで、ロープから出て、植生を踏みにじることは許されない。
ここを、左右に蛇行し下って行くと、久住山系では珍しく、中央山地を行くような 狭い スズタケの道 になる。
しかしスズタケの道は短く、そこを通り過ぎると、右手が開け明るくなる。
正面に展望が開け、扇ヶ鼻分岐に向かって延びる道を、目で追うことができる。
平坦な道を快適に進むと、すぐ潅木が多くなる。
この道にも岩が次第に多くなり、歩きづらくなる。

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岩の多い道を4、5分も行くと、目前が開け土嚢を置いたような階段になる。
道は次第に傾斜を増し、一歩一歩登って行く。
正面には道標が見え、階段から2分も登れば、そこにたどり着き360度の展望が得られる。
道標には、左手を「久住山」と案内、 その支柱には、「自然を大切に」と書かれている。
ここで一息つき、左手へカーブし小石混じりの広い道を、ゆるやかに登って行く。
道は少し傾斜を増し、二手に分岐する。 どちらを行ってもいい。
登りきると、右手へカーブし、ゆるやかに下って行く。
広い道には、 降って湧いたように岩 が多くなリ、ゆるやかに登って行く。

左手には星生山から、南の方に延びる稜線の先端の 岩峰 が、樹海の中に姿を見せている。
右手には、扇ヶ鼻が優しい稜線を見せてくれる。
岩の多い歩きづらい道の右手には、狭いが脇道もある。
久住山への道標から、10分足らず経過するころ、右手に道標が立てられている。
ここは三叉路になっており、右手へ登っていけば、扇ヶ鼻を経て赤川登山口に出る。
さらに直進して、道標から1分余り登って行くと、道は狭くなるが、歩きやすくなる。
正面潅木の先には、 道標 が小さく見えている。 少し行くと道は潅木に覆われてくる。
狭い道には岩が多くなり、湿っぽい急坂を2〜3分ほどで登りきる。

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