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大分県の山

七峰巡りがかなう・久住連山(沓掛山・久住山・稲星山・白口山・中岳・天狗ヶ城・星生山)

扇ヶ鼻分岐 → 久住山頂(約50分)

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道は右手に分岐し、右手へ辿れば扇ヶ鼻へ行く。
ここで、少し足を休めればいい。
久住山は、道標に従い小石の多い道を左手へゆるやかに登り、さらに右手へカーブして行く。
道には岩が多いが、少し登ると傾斜をゆるめ歩きやすくなる。
道は幾筋かあるがどの踏み跡を取ってもいい。
平らな道を3分ほど軽快に進むと、右手に 道標 が立てられ、牧ノ戸(登山口)2.9km・久住山1.7kmと書かれている。
さらに、平坦な道を行く。
道は左手へカーブし、ゆるやかに登って行く。
道筋にはケルンと言っていいのか、あるいは、歩きやすいように集めたのか、高さが1メートルほどに盛られた小石の山が延々と続く。
見ただけで想像を絶する労力が費やされている。

左手には、星生山の、なだらかな稜線が南東へ伸び、その先にはギザギザした岩稜、星生埼が目に入る。
道を左手に取りながら、2分ほどゆるやかに登って行くと、 左手に道標 が立てられ、左折して星生山を案内している。
その道は星生山の稜線に向かって、一機に駆け登っている。
分岐を少し下ると、平坦な道になる。 小石を積み上げたケルンはまだ続いている。
ケルンは、記念として小石を積み上げたもので、深い意味はなく宗教的意味もない。
平らな道を、右手へカーブして行くと、正面に目指す 久住山 がその姿を見せてくれる。
心が踊る瞬間でもある。
さらに右手へゆるやかにカーブすると、平らな道は掃除した跡のように踏み固められ、歩きやすくなる。
この辺りは「西千里ヶ浜」と呼ばれ、コース中、最も快適な歩行が楽しめる。
時間があれば、右手草地に腰を降ろして一時を楽しめばよい。
正面の久住山は一歩一歩、歩くごとに迫ってくる。
しかし一歩一歩歩くごとに、後退していく風景ももったいない。
平坦な道を道草を楽しむように5、6分も行くと星生崎から下る、斜面の岩場に差しかかる。

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岩には、黄色い塗料が目印に付けられ、左手を見上げると、星生崎の真っ黒い岩が、荒涼として真っ青な空にくっきりと浮かぶ。
岩道は、かろうじて人一人通れる狭い隙間を縫うように抜け、さらに岩に足を掛けては下り、なかなか距離は伸びない。
しかし、5、6分で登りきり、 右手に道標 を見る。
道標には、「牧ノ戸:久住山」と書かれている。
道標は左手にも立てられ、その背後には 星生崎の岩塊 が、鬼でも隠しているように荒涼として見える。
正面眼下には、避難小屋広場がいかにも気持ちよさそうに映る。 一息つき、避難小屋目指して岩場を用心し下って行く。
3、4分も下り広場に足を踏み入れるころ、道標を見るが、下った場所次第では気が付かない。
さて、ここで一息入れるといい。
正面南東の方には、久住山が惜しげもなく全容を見せてくれる。
避難小屋は、普段利用することはない。
しかし11月の紅葉時は、快晴の日であっても、いきなり「あられ」が降り注ぎ、否応なく避難することがある。
広場の右手縁は樹林帯に浄化され吹き上げてくる自然の風を求める登山者であふれてしまう。

一息ついたら、久住山をめざす。
避難小屋を左手に見て、東の方へ岩道を直進し登っていく。
ゆるやかに登って行くと、平らな場所に着く。
ここが 「久住分かれ」 で道標が立てられている。
左手北の方に下れば「北千里浜・すがもり小屋・法華院・坊がつる」直進は、「中岳・久住山」と案内され細い一本の道が法華院方面へ延びている。
目を上ると、硫黄山が絶えることのない白煙を放っている。
右手は「この先危険・下らないで」と赤文字で注意書きされている。
久住山は、直進してここから岩が多い急斜面を登って行く。
少し行くと、左手に 中岳への道 が延びている。
この道は帰路に戻ってくることとする。
道は、岩ばかりで踏み跡ははっきりしない。 しかし、久住山を右手に見て、道は東へ進み右手へ回り込むように延びており、道を間違えるようなことはない。 岩の多い、歩き辛い道を3、4分辛抱して登ると、傾斜はゆるんでくる。

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平らな道を少し行くと、またゆるやかに登りだし、さらに傾斜を増してくる。
「久住分かれ」から、10分も登ると正面左手に道標が立てられている。
ここは三叉路になっており、左手に分岐し下っている。
その道を目で追えば、そこから天狗ヶ城へ急斜面を駆け登っている。
その急坂は帰路下ることとする。 ここでも一息入れるとよい。
右手久住山頂では、 山頂を楽しむ登山者 も確認できる。
一息ついたらここをゆるやかに下って行く。
道には小粒の石が多い。
少し下ると登りに変わる。
正面に二つの石積みを見て右手へカーブし、急坂を登っていく。
急坂は、山頂を右手前方にしてなかなか進まない。
しかし一歩一歩、歩を上げ登って行く。 急坂は焦っても仕方がない。
辛抱の時である。
山頂に立つ登山者がうらやましくも見えるが、誰に助けを求めることもできない。
急坂を6、7分も登ると、道は右手へカーブし、いよいよ山頂への 最後の急坂 を登っていく。 道には岩が多く登り辛い。 山頂への主稜の右手が幾分登りやすい。 しかし大して変わらない。
足の踏み場を探しながら、岩道を7、8分も登ればやっと山頂に着く。

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