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大分県の山

草原の山を行く・湧蓋山 [1499.5m]

涌蓋越 → 涌蓋山頂(約45分)

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未舗装の林道を左手へ70〜80メートルほど行くと、右手道沿いに標柱が立てられている。
涌蓋山々頂は、標柱に従い右折していく。 右手入り口には「涌蓋越え」と書かれた 標柱 も立てられている。 ここから自然林の中へ足を入れる。 自然林の中には,大木は見当たらず、中低木の潅木が続き、V状に掘り込まれた、赤茶けた土の道を行く。
雨後は滑りそうな土である。 V状の道を過ぎると、道はほとんど平らな登り道に変わる。
周囲一帯にはササが繁茂しわずかな道の窪みをたどって行く。
自然林の中を、5〜6分も行けば,目前が明るくなり、前方に 女岳 が登山者を呼び寄せるように、裾野を足元まで伸ばしている。 女岳を目指す前に、林の木陰で一服しても良い。
女岳への道は、真っ黒い土の上に数本の山道が伸びている。
山頂は正面に見えており、どの道をとっても迷うことはない。
数分登ると、また自然林の中に入る。
さらに2〜3分も登れば草原の登路となり、根気強く登って行く。
しかし道は単調で疲れやすく、登山とは「こういうものだ」と、自分に言い聞かせながら一歩一歩登って行く。
足元にコオニユリの花が、一息つけてくれる。

林から10分か15分も登ると女岳山頂に着く。
山頂には、ケルンが作られている。
ケルンは、登山の記念として、また登降時の指導標として登山者によって作られている。
山頂からは、360度の展望が得られ、正面には、圧倒されるような大きな湧蓋山の斜面がまさに目前に迫り、幾筋かの登山道を見せている。
この急峻な登山道を見ると、気負いしてしまうが、湧蓋山の登り口から眺めると、女岳から見るほどの傾斜は感じない。 ここで腰をおろし一息つくといい。
湧蓋山へは、左手北の方へ進路を取り女岳と湧蓋山をつなぐ尾根を行く。
少し下り、右手湧蓋山の方へカーブして行くと平らな道となる。
2〜3分の短い時間であるが、気持ちのいい歩行ができる。
さて、いよいよ最後の登りに着く。
ここから見る傾斜は、女岳から見るほどではない。
しかし急坂に変わりはない。
一歩一歩登って行く。 途中、何度でも足を休めればいい。
休めれば、視界に広がる大自然を心行くまで楽しめる。
一歩一歩登るたびに一歩一歩の数を数えても良い。
100歩・200歩を、足元に目を向け数えると、もう中腹に達している。
山頂までは、あと200歩も数えぬうちに立てる。

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