header_rogo.png

九州山クラブ アウトドアを楽しもう!九州の山々を登山記録として紹介

ホームホーム福岡県の山福岡県の山佐賀県の山佐賀県の山大分県の山大分県の山熊本県の山熊本県の山長崎県の山長崎県の山宮崎県の山宮崎県の山鹿児島県の山鹿児島県の山その他の県の山その他の県の山

HOME > 九州の山 > 大分県の山 > 由布岳 > 山の記録3

大分県の山

豊後富士・由布岳 [1583.3m]

マタエ峠 → 西峰(約20分)

CIMG2488.jpg
CIMG2501.jpgCIMG2491.jpg
CIMG2492.jpgCIMG2494.jpg
CIMG2495.jpgCIMG2496.jpg
CIMG2497.jpgCIMG2500.jpg

マタエ峠は、左右にある東峰と西峰の分岐になっており、東西両峰とも15分と案内されている。
また、登山口から3664m、標高:1494mとも案内されている。
東峰へは岩道を辛抱して登れば、20分足らずで山頂に立ち、ドラマは終了する。
山頂でゆっくりと展望を楽しんだら、往路を戻る。
西峰は、鎖場を経て、障子岩を行くが危険を伴い、進めることはできない。
性空上人は、ここマタエから見える岩窟に籠り、法華経1000部を書写して、由布岳を霊域とし、観音像一体を彫りあげ奉納したと伝えられている。
さて、気を引き締めて西峰へ挑む。 少し行くと、すぐ右手に案内板が立てられ、右手へ岩を登るコースは立入禁止とされ「(→)の方向へ御進み下ださい」と注意書きされている。
すぐ大きな岩壁の前に立つ。 岩壁には、鎖が垂らされ、これを手に用心し登っていく。
登るのは足で登るのであり、鎖を引き寄せるように登るのはよくない。
鎖はバランスをとる程度に抑えたい。 左手に「立入禁止」の案内板を見ると登りきる。
道は南斜面に付けられ、左手に展望を見ながら登って行く。

途中、右手斜面には、西峰へ案内する 赤い矢印のパネル が付けられている。
斜面に付けられた道を1,2分も行くとまた岩壁になる。
この岩壁を用心しながら登っていく。 途中から右手に鎖がつけられ、鎖を手に登っていく。
鎖が途切れるころ鎖は左手に付け変えられている。
岩壁は2分ほどで登りきる。
後ろを振り返ると、マサエ峠から 東峰へ登る登山道 がらせん状にはっきりと見て取れる。
正面には、急峻な障子戸が登山者を拒むように、 荒々しい岩肌 を見せている。

CIMG2503.jpg
CIMG2498.jpgCIMG2504.jpg
CIMG2505.jpgCIMG2507.jpg
CIMG2509.jpgCIMG2510.jpg
CIMG2511.jpgCIMG2512.jpg
CIMG2513.jpg

鎖場から少し下り、歩きやすい 平らな道 を少し行くと、道は左手へカーブし、岩道を行く。
これを直進して行けば南側に久住山系の展望が得られる。
障子岩へは、途中右手に岩がこすれたところがある。
ここが障子岩の登り口で、少し分かりにくい。
登りだしの第1歩が少し高い。
ここを用心し、岩の端に手をあて登って行く。
この岩は、有難く岩の端が手をかけやすく滑りにくい。
6、7メートルも岩場を行くと、鎖が付けられている。
しかし途中から鎖はなくなり、岩壁を横切るように進むと、また正面から左手にかけて鎖が張られており、左手へ鋭角にカーブしていく。
少し行くと 右手障子戸と呼ばれる絶壁には二重の鎖 が張られ、 足元を確かめながら、最大限の注意を払って横切っていく。
足の踏み場は、登山靴を置くスペースしかない。
4、5メートルも行けばその絶壁を右手に巻き渡りきる。
すぐ 山頂の南端を見上ることができる
これから西峰への 変化に富んだ岩陵 を行く。

狭い道は、岩々の間を縫うように付けられ、岩の造形に目を奪われながら進んでいく。
大きな岩の間を抜け、鎖場から、岩稜を2、3分も行けば、西峰への最後の急登となる。
最後の急登 は、岩場の道が続く。ここにはロープや鎖はない。
岩場の上を用心し一歩一歩登っていく。
2、3分も登れば岩道は終わり、傾斜もゆるみ、歩きやすい潅木の道を辿っていく。
この辺りは、ミヤマキリシマが多い。
登りきると、もう一つ傾斜のある斜面を登ると西峰の山頂に立つ。

LinkIcon山の記録2【 山の記録3 】山の記録4LinkIcon

pagetop_off.pngpagetop_off.png