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大分県の山

豊後富士・由布岳 [1583.3m]

合野越 → マタエ峠(約60分)

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この空地が合野越で、天井が抜け一呼吸したくなる。 ここで一息つくといい。
展望は後ろに振り返り、林越しに一部得られる
右手南側には草原の山「飯盛ヶ城」が視界に映える。
飯盛ヶ城は、名前から推察されるように、山城があったという。
ここは三叉路となっており、岳野から西登山道を登ってきた道と合流する。
体を休めたら、直進して登っていく。
道には相変わらず岩が多く、左右にカーブしながら登っていく。
合野越から3、4分足らず登ると左手にロープが張られ、左手へ分岐しているが、 ロープで立ち入りが止められている

その数メートル先にも左手に、二重のロープが張られている。
そこから左手へカーブし岩道を登っていく。
左手に 一部崩れ落ちた斜面 を見ながら左手へカーブし登って行くと、表土は削り取られたような道になる。
左手には二重のロープが張られている。
ロープは、危険防止というより、道から外れる登山者に、植生が乱されることを防止するものであろう。

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合野越から7、8分も登ると、道は林の中を左右に鋭角にカーブし、ジグザグに登っていく。
道は、ジグザグの回数を重ねるたびに、岩道から、小石の道に変わり少しずつ歩きやすくなる。
傾斜は大きくはないはないが、単調な登りに足には疲れが溜まる。
ここで焦れば疲れは倍増する。
単調な登りが続く時は、時折足を休め、林の中に漂うフィトンチットを精一杯すえばいい。
そうすれば気持ちをリラックスさせてくれる。
ジグザクを繰り返しながら登っていくと、合野越から20分ほどで、天井が抜け、南側の展望が得られるようになる。
遠くには久住山系の稜線も望まれる。
目を引くと倉木山が、さらに目を引くと、 1000mを越す飯盛ヶ城 が眼下に見える。
注視して見ると駐車場も確認することができる。

さらに右手に転じると、 由布町の田園風景 を視界に収めることができる。
南西の方には、優しい稜線を持つ、湧蓋山も遠望できる。
すぐ左手へ鋭角にカーブし登って行く。
今度は、左手に久住山系を見ることができる。
三俣山の右手斜面を下ったところに、硫黄山から立ち昇る白い噴煙もかすかに確認できる。
道は右へ左容赦なくジグザグを切って急坂を登っていく。 道には、小石が多い。
途中左手足元には、 小さな案内板 が立てられ、登山口:2500m、標高:1218mと書かれている。
展望が開けてくると、曲がり角が少し広くなっている。
これは登山者が展望を楽しむため、ここで足を休め次第に広がったもので、ここで一息つくのもいい。
さらに、単調な小石の多い道を、ただひたすら登って行く。

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小さな案内板から5、6分も登ると、左手には由布岳2峰が低く見えてくる。
さらに1、2分も登ると左手に、古いトラロープが張られ、その上に 黄色の案内板 が付けられ「山頂まで1000m」と書かれている。
「ここまで高度を上げ、まだ1000mもあるのか」と疑いたくもなる。
小石の多い道は依然として続く。 道には、階段替わりに角材がつけられている。

黄色い案内板から2分も登ると、由布岳2峰の岩塊を見上げることができる。
これでもまだ1000mもあるのかと再び考えこむ。
さらに1分も行くと、正面に岩が現れる。
この岩には、 3段のハシゴ が付けてある。
そのハシゴを登ってもいいし、少し進んだところから右手へ岩を登ってもいい。
西側には、草原の頂を持つ福万山が、静かに山体を沈めている。
道は相も変わらずジグザグに登っていく。
ハシゴのある岩から2分も登ると、右手には 転落防止にロープ が張られているが、危険を感じるようなところではない。

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道は、小石が多く、単調な登り一辺倒で、平らな道や下りは全くない。
しかし、展望に恵まれ何度でも足を止め、視界いっぱいに広がる展望に目をやれば飽きる事なく、疲れも忘れる。
さらに2、3分登って行くと、 道には岩が多くなり 、1メートル程の岩の段差を登る。
岩の段差は、手を付きよじ登るような岩場ではない。
すぐ自然の石段を登り、さらに左右に蛇行しながら登って行く。
道には、降って湧いたように、 あふれんばかりに岩 が折り重なっている。
岩場は、足元を確認するように用心し、決して急がず一歩一歩登って行く。

岩道を6、7分登って行くと、 左手にロープ が張られている。
折り重なる岩を登り、さらに大きな岩の右手を登っていく。
1分も登ると、左手に人工的に造られた石段が目につく。
ここを左折して登って行ってもいい。 しかし直進してすぐ左手へカーブし登ってもいい。
道は、 石段 を登りきったところで合流する。
さらに傾斜がきつい岩場を登っていく。
大きな岩の左手を登ってもいい。
しかしその岩の右手にも踏み跡がついている。

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一歩一歩辛抱しながら登っていく。
右手眼下を見下ろすと駐車場小さく見えている。
人工的に作られた石段から、3分も登ると、 三叉路 になる。
どちらを行ってもいい。
左手には人工的に並べられたのか、自然にできた石段なのか判断に迷うような整然とした石段を登っていく。
目を上げると、 土中から岩塊が踊り出たような荒涼とした、西峰の岩稜 が見える。

適当な場所で一息つき、足を休めさらに岩場を登っていく。
また 1メートルに満たない岩壁 を登って行くと、三叉路になる。
ここもどちらを行ってもいい。
数メートル先で道は一つになり、さらに岩道を登っていく。
1分も行くと、道は小石が多くなり、少しは登りやすくなる。
小石の多い道を1分ほど登り、右手へカーブして行と、また目前があふれんばかりの岩が、積み重なっている。
岩道は左右にあり、 右手は木段が付けられている が、木段は倒れたり浮いたり相当乱れている。
そこを用心し1、2分ほど登れば「マタエ峠」にたどり着く。

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