尾根歩きがいい・福万山 [1,235m]
登山口〜案内板(40分) [ この区間の地図 ]
登山口に駐車場はなく、「行き止り」の標識を見て、左手に折れコンクリートブロックの壁から右折して行く。
20mも行くと左手へ向きを変え砂利道を行く。
砂利道はすぐ二手に分れ、左手は作業場へ通じ、右手へゆるやかに登って行く。
道には車輪跡が残り、登山者が付けたものかもしれない。
道脇に立てられた電柱を見ながら、砂利道を100m余り行くと、右手に変電所の電波柱が見えてくる。
すく先に、国立湯布院青少年スポーツセンター前から登ってきた
登山道
に出会う。
ここには道標が立てられ、「福万山登山コース スポーツ 湯布院青年の家」と書かれている。
正面には、白い小さな立て札が立てられ「福万山→」と山頂を案内している。
車は数台駐車でき、空きがあればここからスタートしてもいい。
立て札に導かれ、ここから右手へ登山道を登って行く。
道沿いには、リョウブやコナラ・カシワなどの樹木が快適な空間を作っているが、特にリョウブが多い。
道は北側へ一直線に伸び、傾斜は小さくルンルンと足は前に出る。
しかし、雨後真っ黒い土は滑りやすい。
快適な道は、雨水が流れ下った後のようにミゾ状と化してくる。
心地いい汗を額に感じるころ、左手に「登山道」と書かれた
小さな立て札
に目が行く。
足元には、根っ子が多くルンルンとばかりは行かなくなる。
すぐ右手に桜の木が目を引く。
道はさらに北側に伸び、立て札から7〜80mも行くと小さくS字状に蛇行して伸びる。
ミゾ状の道は、さらに続く。
ミゾ状の道は滑りやすく、随所に脇道がつけられ踏み跡を選んだがいい。
少し行くと、道は左手へゆるやかにカーブして伸びる。
すると、道沿いにはササが多くなる。
ササ道も滑りやすい。
ササ道は、両脇が刈り取られしっかりと手入れされ、歩行に支障はない。
滑りやすい道には、滑り止めのように根っ子も伸び、足元に気を配ることもない。
右手に赤いテープを見て少し行くと、左手からスギ林が広がってくる。
正面に、「登山道」と書かれた立て札を見て左手へカーブ、スギ林を行く。
5〜60mも行くと、右手に赤いテープを見る。
さらに
左手に赤いテープ
を見て、ゆるやかに登って行く。
植林地の中には、白や黄色のテープが巻かれ、踏み跡も並行して数本伸び足任せに登って行く。
そして倒木を越え、左手に「福万山頂」と書かれた立て札を見て、ミゾ状の道を登って行く。 00
植林地は手入れは、されうっとうしさはない。
さらに傾斜も小さく、林内に目を向けながら、ゆるやかな傾斜を登って行くと、また白い立札を見る。
単調な登りに気が重くなるころ、また正面に白い立て札を見る。
踏み跡は、その手前からほぼ直角に左手に折れ、ゆるやかに下っていく。
すぐ左手スギの根元に置かれた立て札を見て、少し行くと右手へカーブ、さらに左手へ急な段差を下って行く。
そして
倒木
をまたぎ、支流を渡っていく。
この時期、水の流れは見られない。
支流を渡るとスギ林は消え自然林になる。
少しばかり平らな道を進み、2本の倒木をくぐって行くと、またササ道になる。
刈り広げられたササ道をゆるやかに登って行く。
スギ林から自然林に変わると、風の流れを感じひんやりとしてくる。
そして右手に桜を見てゆるやかに登って行く。
桜の木を見て数メートル進み、右手へ向きを変え滑りやすい道を行く。
そして、株を浮かしたような木を見て登り、左手へカーブして行く。
真っ黒い土の滑りやすい道は、落ち葉が滑り止めになってくれ、歩は快適に進む。
狭い道を少し行くと、左手に4〜5mほどの高さはあろうか、枯れた立ち木を見る。
この辺りも、ササは刈り取られているが、そのまま置かれ踏み跡ははっきりしない。
しかし、道に不安は感じない。
この辺りは、足元にまだ青いどんぐりの実が散乱している。
そして岩の段差を登り、刈り取られたササをサクサクと踏んでいく。
少し行くと踏み跡ははっきりしてくる。
左手には沢が流れているが、この時期水の流れはない。
そして右手へカーブし、赤い幹のリョウブをくぐって行く。
右手に目を向けると、
大木
も時折見かける。
この斜面は、なぜか落葉樹ばかりが目立ち、常緑樹は見かけない。
ゆるやかに登って行くと、また左手に横しま模様の桜を見るが、幹先に目を上げると残念ながら枯れてしまっている。
すぐ左手へカーブしゆるやかに登って行くと、コケむした岩が多くなる。
しかし、10mも行くと岩はなくなり傾斜はゆるんでくる。
平に近いゆるやかな傾斜を登って行くと、正面に立て札が見えてくる。