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佐賀県の山

岩壁の道が楽しい・土器山 [ 429.9m ]

中宮 → あずま屋(約15分)

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さらに、その先には 標柱 が立てられ「野鳥観察小屋」「順路 標高:305m」と書かれており、左手へ10mも下ると立派な小屋が設置されている。
右手には古い御社がある。
ここが 中宮菩提寺 で、既に壊れかけている。
中は、立ち入り禁止と案内されている。
ここで一息つき、足を休ませればいい。
以前はここにホウキが置かれ、登山者が登山道を掃く姿が見られていた。
もし、用意されてあればホウキを手にすればいい。
神主さんもそろそろ80歳を迎え、掃除するのにこの中宮まで来るのが大変だ、と嘆かれている。

山頂へは中宮を右手に見て、ほぼ平坦な道を直進して行く。
1分も行くと正面に、唯一の水場がある。
そこにはヒシャクが用意されているが、しかし水は少なく予定しないがいい。
近ごろ、神主さんの手仕事によるものか瓦を敷き手入れされている。
水場左手には「自然を大切に 山火注意」と案内されている山頂へは、ここから右手へ登り、すぐ左手へ岩道をカーブしていく。
右手に大きな岩が、その左手を登っていく。

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すぐ、土器山独特のコケの多い岩道になる。
路盤は、登山者の足で白い岩肌を見せ、そこに落ち葉が厚く積もっている。
道はかなりの傾斜で続いている。
少しばかり落ち葉の道を登って行くと、左手に木製の水落としが付けてある。
それを見て急坂を登っていく。
すぐ子供が喜びそうな狭い 岩壁のミゾ道 を登っていく。
右手には、大きな岩が重なっている。

そこを登りきると、正面に数本の幹を立てた木が目につく。
右手に大きな岩を見て、右手へカーブしていく。
少し登ると、正面に 遊具のような階段 が付けてある。
その階段を登ってもいい。
しかし、左手にも踏み跡が付けられどちらを行ってもいい。
童心に返り、用心して階段を登り右手へカーブしていく。
少し登ると、狭い岩壁の道は右手の 大きな岩 に押しつぶされるようになっている。

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そこを過ぎると、今度は ロングバランス と呼ぶのか、丸太木が2本つけられ足場をくり抜いてある。
そこをバランスをとり渡っていく。
しかし雨後ぬれている時は滑りやすい。
この2本目を渡りきる直前、左手に木段が付けられている。
狭い岩壁の道は山頂に向かって、さらに続いている。
ここを左手に、木段を14段ほど登りさらに13段ほど登るとT字形の分岐に着く。
分岐を右手に取れば山頂へ行く。
ここには「順路」と書かれた標柱も立てられている。

ここを左手へ少し行くと、 正面に大きな岩 がある。
左手には「親不孝岩」と書かれた案内板が立てられている。 立ち止まって読むといい。
岩場を登りきると正面の 岩越しに展望 が得られる。
その岩に立ち、展望を楽しむことも出来る。
ここには案内板も立てられ「自然を大切に 山火注意 この先危険」と書かれている。

親不孝岩
東の方、虚空に向って突出た岩。 親不孝者が、この岩の下の道を通ると、落ちかかってくるという。 別名、天狗岩。昔から肥前山岳修験の峯入り行場の一つで所謂、「覗きの行」が行われた場所。 初めて峯入り行に参加した新客は、先達衆に両足を縛られ、合掌の姿勢で逆さに吊るされ、罪を懺悔し、改心を誓わされた。 「親不孝しないかッ」「はいッ」「ほんとうかッ」「はいッ」返答次第では、命綱を一瞬手離される。 南西の、合支えあう二つの巨岩は、金剛界(男)と胎蔵界(女)の岩。 修験者達は、その隙間をくぐって「胎内めぐり」という再生儀式をおこなった。 又、「肥前古跡縁起」によれば、一般の善男善女も結縁のために是をくぐったと伝えられている。

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さらに左手の、割れ目のある 岩に立っても展望が得られる
眼下には、神崎町の田園風景の向こうに久留米市の市街地も遠望できる。
ここで一息ついたら分岐へ戻る。
左手に標柱を、右手に登ってきた木段を見て直進して行く。
ゆるやかな 支尾根の道 を登っていく。

1〜2分も登ると、道は右手へ折れ左手に標柱を見て、木段を6段ほど下ると元の岩壁の道に出会う。
右手には、岩壁の道が伸び下っている。
この下りが最も変化が大きい岩壁の道が続き、帰路の楽しみを期待すればいい。
山頂へは、左手へすぐ木段を登っていく。
木段は、浮いた状態に作られ、上がったり下がったりした 遊具 がつけられている。
これが渡りにくければ、右手の踏み跡を行けばいい。 そして、木製の水流しを見て登っていく。

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すぐ、岩壁の狭い道になる。
この狭い道は、人為的に掘られたものと聞き、もう少し広くてもと願うが、狭くても結構楽しい。
足に疲れも感じない。
分岐から2〜3分も登ると、正面左手の岩壁の上に 標柱 が立てられ、左手を「あづま屋」右手を「順路」と書かれている。
ここから左手へ岩壁を登り、バックするように数メートルも行くと正面にあずま屋に着く。

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