ちょっとスリルな・経ヶ岳 -平谷登山口- [ 1075m ]
平谷越 → 山頂(約30分)
登りきったところで
「平谷越」の分岐
に着く。
ここはちょっとした空間が広がっており、自然がいっぱい詰まった空気を吸いながら、一息入れたらいい。
ここには、標柱が立てられ「平谷・鹿島市—金泉寺」と書かれている。
道は直進すると、中山峠を経て多良岳・金泉寺へ通じ、左手は、タワラギ山へ伸びる。
標柱の支柱には、緊急時の案内板が掛けられ、この地点はレスキューポイント番号が「016」番が割り当てられ、緊急時は110をかけ、この番号と携帯番号や事故状況を知らせるよう書かれてある。
大村市多良山系レスキューネットワーク協議会
代表電話:0957−54−0110 (大村警察署)
平谷峠から山頂へは、右手南の方へ支尾根をゆるやかに登って行く。
1分も行くと急坂となる。
右手には「みどりを守ろう火の用心 大村消防署」と書かれた案内板が幹にかけられている。
さらに1分ほど行くと、岩場となる。
岩場には、左右2本の赤いザイル
が張られている。
登りは足で登り、手はバランスをとる程度で登りたい。
足場を確認しながら、一歩一歩確実に登っていく。
この岩壁を登り終わると、左手に鹿島市が立てた 「タバコの火注意」の案内板を見る。
岩場はさらに続く。 右手にトラロープが張られており、安全のためロープを手に登っていく。
用心して岩場を登って行くと、
正面にまた岩壁
が立ちはだかる。
この岩壁には、最初の1歩目に、10センチメートルほどの
金属製のアングル
が、黄色に塗られ打ち込まれている。
これに足をかけ、左手に付けられた赤いザイルを手に登っていく。
岩場を登りきり、右手の方へヤセ尾根を進み安全な場所を確認し、展望を楽しんだらいい。
正面南東の方には、多良岳の全容が一望できる。
ここからは、なかなかの絶景が得られる。 山頂は、さらに直進し
ヤセ尾根
を行く。
狭い道には、露岩が多い。
露岩の多い道を少し行くと、
また岩壁
になる。
ここにはロープない。
用心して岩場を登り、岩の多い自然林の中を行く。
少し行くとまた岩場となる。
ここには、右手に黄色のトラロープが張られている。
岩場を越え、木の根が張り出す急坂を登って2、3分行くと、さらに岩壁の前に立つ。
ここには、ピンクのザイルが張られている。
この岩壁を登り、さらに岩の多い急坂を登って行くと、小さなピークに立つ。
ここを下り、やせ尾根の狭い道を、蛇行しながらゆるやかに登っていく。
展望を楽しんだ所から10分余り行くと
経ヶ岳山頂
に着く。
山頂には、山頂標が立てられ、標高は1076mと案内されている。
ここにも、レスキューポイント番号が割り当てられ、「015」と書かれている。
山頂では、適当な岩に腰を降ろし、目前に広がる展望をゆっくりと楽しめばよい。
登山口は往路を帰る。