header_rogo.png

九州山クラブ アウトドアを楽しもう!九州の山々を登山記録として紹介

ホームホーム福岡県の山福岡県の山佐賀県の山佐賀県の山大分県の山大分県の山熊本県の山熊本県の山長崎県の山長崎県の山宮崎県の山宮崎県の山鹿児島県の山鹿児島県の山その他の県の山その他の県の山

HOME > 九州の山 > 佐賀県の山 > 脊振山2 > 山の記録3

佐賀県の山

天空の尾根筋がいい・脊振山2 [ 1054.8m ]

唐人の舞〜椎原峠 [ この区間の地図 この区間の高低図 ]

height_chart.jpgmap5.jpg

この区間のスライドショーを見る


唐人舞で展望を楽しみ、体を休めたら分岐へ戻る。
足に疲れがあれば、往路を引き返し駐車場へ戻ってもいい。
駐車場から唐人の舞まで約2.6キロメートルほどあり、山頂までの距離を足せば片道、約4キロメートルの道のりを歩いたことになる。
分岐に着いたら、椎原峠を目指し右手西の方へ行く。
低いトンネルの天井を、頭を下げ平坦な道を行く。ここにもたくさんのミツバツツジが見られる。少し行くと正面が開け、視界いっぱいに広がる展望に、つい立ち止まってしまう。
正面には、幾つもの峰越しに金山の遠望が得られる。
道は、その金山に向かって峰を越え稜線伝いに伸びている。
右手に新しい道標を見て気持のいいササ道を行くと、すぐ右手へカーブし下って行く。
ここには木段が付けられているが、土に埋もれてしまっている。
すぐ左手へカーブし下っていくと、ミゾ道になる。
ミゾ道は次第に深くなる。
少し行くと、ミゾ道は突然切れ落ちるように深くえぐられ、手前から左手へ脇道を行く。
脇道を少し下ると、浅くなったミゾ道と重なり歩きやすくなる。
そして快適な道をルンルンと歩幅を広げ下って行く。
しかし、快適な道はまたミゾ道になる。
ミゾ道には小石も多い。
足元に気を払いながら下って行くと、ミゾは次第に浅くなる。
しかし、すぐ深くなり、右手脇道を行く。
右手奥の方には、ミツバツツジが赤く彩ってくれる。
脇道少し下るとミゾ道に出、正面の大きな幹に触れ、右手へ向きを変え下って行く。
10m行くと傾斜は緩み平らになる。すぐ天井が開け明るくなる。しかし展望は得られない。
そして左手に、「樹木をたいせつにしましょう」と書かれた立札を見て、林の中へ踏み込んで行く。
右手には、異様に幹をくねらせた木に気を取られながら、右手に、松とコケむした露岩を見て、右手へ、すぐ左手へカーブしほぼ直線に伸びる平な道を行く。
足元には落ち葉が多い。
落ち葉の道は、足元から伝わってくるクッションが実の心地いい。
この辺りは、時折松の木も見かける
さらに左手に、切断されてしまった、幹をくねらせた木に気を寄せながら、平らな落ち葉の道を行く。
気持ちのいい道を2分も行くと、また天井が開け大きく視界が広がる。
両脇にはササが群生し、足を止め深呼吸したくなる。
雷山—井原山縦走コースにもこうした光景が記憶に残る。

緩やかに登り、林に入り右手へカーブしゆるやかに下っていく。
少し行くと右手に179番の標柱が立てられ、脊振山:3.5kmと書かれている。
椎原峠はそう遠くはない。
ゆるやかに下っていくと、左手に真新しい道標を見る。

唐人の舞〜椎原峠 [ この区間の地図 ]

map5.jpg0270.jpg0271.jpg

この区間のスライドショーを見る


道標には、行く手を椎原峠:15分、後方を脊振山:95分と案内している。
さらに快適な落ち葉の道を行く。
展望は、密生する自然林に得られないが、それ以上に踏みだす一歩が楽しく心地いい。
少し行くと、正面が開け右手に木柱を見る。
振り返りその木柱を見ると、「山火事注意 脊振山系火災対策連絡協議会 福岡森林管理署」と書かれている。
目前は、自然林が抜けぽっかりと抜けた空地に、一面を覆うササの中を行く。 
左手に目を向けると、満開状態のミツバツツジが目を引き付ける。
しかし、満開したのはこの1本ぐらいで、他は少しばかり色づいたつぼみの状態が多い。
大きく深呼吸して、薄暗い自然林の中へ踏み込んで行く。
ゆるやかに登っていくと、わずかな傾斜で下りだす。この辺りも、ミツバツツジが多い。
右手には、深緑色に苔むした岩に目が行く。その岩はふたを閉めた貝にも見える。
道はすぐ傾斜を緩めほぼ平らになる。
快適な道はどこまでも続く。辺りには大きな木が目立ってくる。
大きな木は天井も高く、広い空間は開放感を満たしてくれる。
快適な道に、足は軽く軽快に前へ出る。
踏み跡を覆う落ち葉は、一歩一歩にリズミカルな音を立て足はさらに調子づく。
次に目指す椎原峠を急ぐのか、しかし快適な道はのんびりと、一歩一歩を楽しみたい。
右にコケむした露岩を見てさらに平な道を行く。
少し行くと、右手にNO172の木柱が立てられ、脊振山:4kmと案内してくれる。
道はミゾ状にくぼんでくる。
そのくぼみは次第に深くなり、左手へ孤を描くようにカーブし下って行く。
足元には小石も多い。
しかし、次第に浅くなってくる。
ミゾ道には脇道が付けられ、ミゾ道に沿って伸びる。
木柱から3〜4分も経った頃、左手に「九州自然歩道」と書かれた標柱が立てられている。
そして、脇道を緩やかに下って行くと正面が開け椎原峠に着く。
椎原峠は、体を休めるには格好の場所で、ミツバツツジの時期には登山者で賑わい、腰を下ろす場所さえなくなってしまう。
ここにはベンチも用意されているが、すでに壊れかけている。
ここで一息つくといい。

ここからは正面右手北西の方に、林に包まれた鬼ヶ鼻岩も望むことができる。
目を下げると、福岡の早良区辺りの田園風景も眼下に見ることができる。
右手には道標 が立てられ「金山:4.6km 脊振山:4.0km  一谷:3.0km」と案内されている。
さらに別の標柱には、椎原4.3km、鬼ヶ鼻岩:20分とも案内されている。
ここにも8番の道標が立てられ、鬼ヶ鼻岩:20分、脊振山;110分、そして右手へ椎原峠登山口:70分と案内されている。
左手には、「脊振山系の植物」と題して 説明板 も立てられている。
ここで、駐車場へ戻るなら昼食はここがいい。少し足を休めたら、直進して行く。

LinkIcon山の記録2【 山の記録3 】山の記録4LinkIcon

pagetop_off.pngpagetop_off.png