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木柱には
「神頭石」神頭石(ジトウセキ)
形が神様に似ていることから名付けられ,永く眺めているとご先祖の顔が見えてくる不思議な石といわれている。
と書かれている。
木柱の先にはベンチが用意され、階段に疲れた足を伸ばせばいい。
すぐ先には、巨石群最初の大きな岩が樹間に現れる。
先祖の顔が見えたら腰を上げ、自然石の石段を10段、さらに大きな岩の左手脇に付けられた擬木の階段を10段ほど登って行くと、また木柱が立てられ
「道祖神石」道祖神石(サヤノカミイシ)
本来、道往く人達を守る神様といわれ、ここに来た人達の交通安全の守護神、高さ6・97m、幅7・57m上部は平面で8・48m
と案内している。
目前の巨石の下部に目を向けると、2個の小さな石が手を合わせるように寄りかかっている。
すぐ左手へカーブし緩やかに下って行くと正面にも木柱が立てられている。
ここは左右に分岐、左手は天の岩門へ通じる。
これを右手へ擬木の階段を左右に蛇行しながら登り、40数段を数えるころ、正面に木柱が立てられ
「兜石」兜石(カブトイシ)
武将が戦いの時にかぶったものに似ていることから名付けられ、武将の肉体は滅びても兜と大和魂を今も残している。
と書かれている。
木柱下部には、イナリ石まで約5分、烏帽子石まで約15分と案内されている。
さらに擬木の階段を登って行く、左手にも木柱が立てられ
「御舟石」御舟石(ミフネイシ)
神代の昔、大海原を石神様が当地へ航海に使用なされた船といわれている。
を案内している。
さらに階段は続く。
60数段登り左手へ、さらに15段も登ると傾斜は緩み階段は途切れる。
途中左手に木柱が立てられ
「造化大明神」造化大明神(ゾウカダイミョウジン)
天地万物をお作りになった神様といわれ、世田姫を祀られており、与止日女神社の上宮として明治の中頃まで毎年11月20日祭典を執行されてきた。男神石女神石からなり、一見屋根の形をなし、その下は洞窟にして人の通行が自由である。
と案内されている。
しかし、すぐ階段になり大きな傾斜を一歩一歩登り40数段を登り詰めると、正面にまた木柱が立てられ、オレンジ色で「公園利用案内」が書かれている。
一息つき、荒れる息を整え左手へ蛇行し登って行く。
左手にはトラロープが張られ、10m足らず登り左手に向きを変えるとまた階段になる。
30数段辺りで左手へ、数段登って少し下り、右手へ向きを変え登って行く。
途中
「イナリ石」イナリ石
五穀を司る倉稲魂(ウカノミダマ) を祀った石で、各種産業の各種産業の守護神といわれ、オニギリの形を成していることから、イナリ石といわれている。
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少し行くと、右手にはそそり立つ巨大な
屏風石屏風石(ビョウブイシ)
小さな石の後ろにそびえ立ち、まるで屏風のような形をしていることから名付けられている。
を見る。
道は屏風石の前から左手に分岐して下ると、先に木柱が立てられ
「誕生石」誕生石(タンジョウセキ)
この石からすべての動物が生れ、子孫繁栄・夫婦和合・腹ごみの神様といわれている。
と書かれている。
中ほどに割れ目のある巨大な露岩が突き出ている。
そこに立てば、展望が得られる。
先にはロープが張られその先は切れ落ち危険。
展望を楽しみ、屏風石分岐まで戻り
左手に木柱
を見る。
直進は、天の岩門へ330m:10分と案内している。
木柱に従い、右手へ烏帽子石へ向かう。
さらに右手へ岩上に張る根っこに助けられ登り切ると、正面にオレンジ色の公園案内の木柱が立てられている。
右手には、屏風石の頭部が土に埋まるように見える。
そこに立つと、屏風石の高さがうかがえる。
そして、オレンジの公園案内の木柱を右手に見て直進して行く。
左手には転落防止用のロープを見て、大きな傾斜を少し登ると。右手にもロープが付けられている。
すぐ正面に木柱が立てられ、正面を烏帽子石、右手へ
天神石天神石(テンジンイシ)
天神とは本来、菅原道真公を祀った天満宮をいうが、ここでは菅原道真公にあやかって学問の神様といわれている。
と案内している。
すぐ正面には、
烏帽子石烏帽子石(エボシイシ)
平安時代の貴族がかぶった帽子に似ていることから名付けられた石で、烏帽子の形をしており、高さ7・57m・下部は洞窟をなしている。
が樹間に輝くように光って見える。
説明書きのように、左手へ廻ってみると、間違いなく洞窟を見る。
さて、一息ついて、屏風石分岐まで戻る。
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分岐に着くと、
正面に木柱
を見て右手へ、天の岩門を目指す。
木柱には、天の岩門まで10分とある。
すぐ倒木をくぐり、右手へカーブして下って行く。
左手にはトラロープが張られ、深く切れ落ちているが危険を感じることはない。
足元は分厚い落ち葉に覆われ、疲れた足に伝わる感触が実にいい。
道は、右手斜面に沿って蛇行し下って行く。
斜面は、巨大な露岩が苔むしている。
道沿いには大木も点在する。
傾斜も大きく傾斜に合わせれば小走り状態になり、足で突っ張るように下って行く
ルンルンと下って行くと分岐に着く。