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正面に木柱
が立てられ、直進して天の岩門250m、右手へ乙文殊宮上宮2230mと書かれ、金敷城山 へ通じる近道を案内している。
右手へ数メートル行くと、足元に白い立札が立てられ金敷城山への道を示している。
一息ついて、直進しゆるやかに下って行く。
少し下ると傾斜を増し、10段ほど階段を下り小さな沢を渡って行く。
ここには板橋が架けられている。
すぐ登りだし、10段ほど登ると落ち葉の道になる。
ここにもロープが張られている。
落ち葉の道を少し行くと右手へカーブ、緩やかな傾斜を下って行くと小さな沢が流れ、これを渡って行く。
さらに10数段登って、左手へ落ち葉の道を緩やかに下って行くと、
木柱
を見る。
一息つき、右手へほぼ直角に折れ快適な道を蛇行して行く。
20mも行くと下り加減のほぼ平らな道を行く。
10m足らず行くとわずかな傾斜で登りだし、左手へカーブして行く。
さらにS字を切って緩やかに登りだす。数メートル緩やかに登って行くと右手へカーブし、また下りだす。
細かく記録したが、この辺りは大した傾斜はなく快適な道が続く。
正面に木柱が見え、右手へ眼を上げると巨大な岩がそそり立つ。
木柱には
「雄神石」雄神石(オガミイシ)
男子として面目を立たせるように強気をくじき弱きを助け、仁義を重んじるように指導した神様といわれる。
と案内している。
雄神石と隣り合わせに2個の巨石が寄り添うようにくっついている。
その先は右手へ階段が付けられ、木柱には次に目指す蛙石まで220mと案内している。
石段を登ると正面に、岩の上に屋根をかぶせたように巨石が覆いかぶさっている。
階段は途中右手へ分岐するが、数メートル進みその巨石の前に立つと、しめ縄が張られ神聖な場所とされ、御賽銭箱も用意されているが手持ちがない。
数メートル戻り、正面に巨大な卵のような岩を見て階段を登って行く。すぐ右手へ登ると左手に木柱を見る。
これが
神籠石神籠石(コウゴウイシ)
本来神籠石は、山頂の広い区域を囲んだ石垣の意味であるが、ここでは神を守る石のことといわれている。
で、右手へ進むと右手にひびが入った巨石を見る。
正面に、オレンジ色の公園利用案内の木柱を見て右手に目を向けると、チョックストンのような二つの岩にぴったりとかぶさった特異な岩を見る。その二つの岩の隙間から眩しいような光が差し込んでくる。
その光に誘われ、その隙間に入ると展望が得られる.
その岩の手前左手に木柱が立てられ
「天の岩門」天の岩門(アマノイワト)
本来「天の」は、朝廷に関係ある事柄で、ここでは高千穂の天の岩門に似て、神いることから名付けられたといわれる。
と書かれている。
ここにもしめ縄がほしい。しめ縄は、太陽を神格化した神といわれる神で、天の岩戸から出られた際、二度と天の岩戸に入れないよう太玉命が注連縄(しめなわ)で戸を塞いだのが起源とされている。
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天の岩門で一息つき、次のポイント蛙岩を目指す。
心地いい落ち葉の感触を感じながら、天の岩門を背に北東へ直進して行く。少し行くと足元には根っこが多くなる。滑りやすい砂質の岩上もこの根っこに助けられる。
少し行くと、また階段になる。しかし、大きな傾斜ではない。
8段ほど登り尾根筋を行く。
少し行くとまた階段になるが、足に負担はない。
そして快適な尾根筋は、左手から自然に浄化され流れてくるみずみずしい風に熱した体を冷やしてくれる。
左手に大きく枝を広げた大木も心地よさそうに見える。
そしてルンルンとほぼ平らな道を行く。
足元には、登山者が少ないせいか原形を保った分厚い落ち葉が、程良いクッションとなる。
足元に日が差し込むと道沿いにはシダが多くなる。
さらに林の中へ踏み込んで行く。
そして、大小の岩の間を通り抜けて行くと、正面右手に巨大な岩が見えてくる。
圧倒されるような岩壁の左手を抜けて行く。その岩の先は丸く尖り巨大な魚雷のようにも見える。
その先端から右手に数歩進むと、木柱が立てられ
「蛙石」蛙石(カエルイシ)
形がカエルに似ているところから名付けられ、佐賀弁でコウジンドックと愛唱されている。頭上には弘法大師を勧請したが。今から80年前までは誰しも大師を祀ったことを知る人も無かったとこと、村内でも有名な大師信者の阪口又八という人が、三夜続けて見た大師の夢のお告げにより発見したそうで、それから参詣者が常に絶えないといわれている。
と可愛い名がつけられている。
巨大な蛙石の下には、船台の台座のような岩が重たそうに見える。
巨大な蛙石に胸の高まりと畏怖を感じながら、左手へ少し下り快適な道を行く。
どうして、こうした尾根筋に巨石があるのか不思議でならないが、不思議さゆえに石神として崇められたのか、つい考えてしまう。
快適な道を一歩一歩確かめるように歩を進めて行くと、緩やかに登りだす。
しかし、大きな傾斜ではない。
そして、ひと登りすると鉄塔を見る。