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宮崎県の山

奇岩とアップダウンの尾根筋はいい・双石山 [ 509.3m ]

御堂(第一展望所)〜大岩展望所(30分) [ この区間の地図 この区間の高低図 ]

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立札から10mほど先に御社が建てられている。
左手には「第一展望所」と書かれた立札が立てられているが、展望はない。
しかし、この時期目を上げると満開した桜が青い天井に彩りを添えている。
一息ついて、直進していく。
辺りは自然林に覆われ、植林地とはすべてが一変する。
足元には椿の赤い花びらが舞い落ち、やはり自然林の道がいい。
しかし、すぐコケむした岩が一面覆う岩場を登って行く。
正面樹間には、圧倒される岩壁が視界を埋め、その手前から右手へ向きを変えていく。
岩道はすぐ落ち葉の道に変わり、ゆるやかな傾斜を少し登るとY字の分岐になり、右手へ下って伸びる。
これを左手にとり、左手へ回り込んでいくと右手斜面に「針の耳神社」と書かれた文字板が取り付けられている。
目を上げると、巨大な岩壁に針の耳神社が小さく見える。
しかし、この神社はもともと人の腰までもなく小さい。
すぐ先には「天狗岩」と書かれた小さな立札が立てられている。
目を上げると、高さは20mもあろうか、視界を覆う岩壁は風化作用とはいえ、特異な岩肌を見せつける。
その1点に目を向けると、仰向けにして押さえ込む人にも似た生き物、その周りに目玉が10ヶ所ほど数えられ、何かを訴えているようにも見える。
このように見てしまうと、気味が悪くなる。
さて気持ちを整え、天狗岩を左手に少し戻り、天狗岩の右手端から岩場を登って行く。
岩場にはロープが垂らされ、根っこに助けられ登って行く。
気になる天狗岩を、左手へ再度目を向けると、神社建物が小さすぎるのか岩壁が大きすぎるのか、実態は写真でははっきりしない。
しかし、岩壁が大きいのは間違いなく、その全容は写しだせない。
岩場のロープは途中で切れるが、岩場はさらに続く。
岩場を用心して登りきると、左手に岩の隙間を見るが踏み跡はない。
岩場の踏み跡に沿って直進してもいいが、右手へ向きを変え右手岩壁に矢印を見て、岩の穴蔵をくぐって進んでもいい。
直進して岩の間を右手に進めば、その穴蔵へ通じる。
正面に目を下ろすと、10数メートルもあろうか周囲を屏風のような岩壁に囲まれた深い岩間の底に踏み跡が見える。
これを用心して下って行く。
目を上げると、天井がまぶしく見える。
一息つき、底地に降りると左手に「この山火の始末山火事注意」と書かれている。
「空地」と呼ばれるこの場所を、山頂へのルートに取ったのは偶然なのか、
一時立ち止まり、何か、得体の知れないものが住みつくような気配を感じながら、冷気を感じる空気を吸い込み直進していく。
空地出口は、両脇の岩壁の割れ目に蓋をするように岩が挟まり、正面に矢印を見て右手へくぐり抜けて行く。
すぐ左手へ数メートル登り、さらに左手へ巻いて右手へ岩場を下って行く。
10m足らず下り、正面に黒い板紙に巻かれた鉄線を見て、左手へ登って行く。
正面の大きな岩を見上げると、数本の木が幹を立てている。
その岩に書かれた白い矢印を見て、その岩の縁に沿って左手へ薄い踏み跡をたどって行くと、正面に立札が見えてくる。
右手岩上に立つ数本の幹に再度目を向け登って行く。

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立札に近づくと、左手へ「展望所」と書かれている。
コケむした倒木を見て左手に向きを変えると傾斜を増し、左手にロープが張られている。
10m余り登り、正面に赤い矢印を見て右手へ登って行く。
足元には、緑色の土嚢が敷かれ登りやすい。
少し登ると、立札や木柱が見えてくる。
木柱には、右手へ「谷コース」直進を「尾根コース」と案内している。
谷コースは、尾根コースの岩稜が終わる辺りで合流する。
尾根コースと谷コースは、 ルート図 が張られ一見しておけばいい。
また、 土嚢について説明した立札 が立てられている。
一息つき、大岩展望所を目指し分岐を直進し尾根コースを行く。
直進して、土嚢の道を行くと正面にアルミのハシゴが見えてくる。
梯子にはロープが付けられ、登りきったところには取っ手も付けられ、これはありがたい。
そして、ロープを手に根っこの急坂を登り、さらに土嚢の急坂を登って行く。
登り切ると正面に、意外な木橋が見えてくる。
山頂は、右手へ岩場を登って行くが、その前に左手へ木橋を渡り展望岩へ行く。
木橋を渡ると、すぐ45度位に傾いた岩が現れ、ロープが垂らされている。
ロープを手に体を支え、直立し足で登って行く。
この岩を登ると、さらに登りづらい岩を登ることになるが、この岩の右手に狭い踏み跡が伸び、この岩を右手から巻いて行けば難なく岩上に立つことができる。
岩上からは、宮崎市南部辺りが一望でき、背後に日向灘が青くかすんで見える。
左手西側には、数本の鉄塔が立つ鰐塚山(1118m)が一望できる。

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