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大分県の山

万里の長城を行く・鹿嵐山 [758.1m]

雌岳山頂 → 雄岳山頂(約30分)

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気持ちのいい道を4〜5分も行くと、道はゆるやかに登りだす。
そして正面の小高くなった所を左手によけながら登っていくと 正面が明るく なり雌岳山頂に着く。
登山口から1時間20分ほど経過している。
山頂には石祠が安置されている。
石祠の台座には、中ほどから二つに割れた文字板が置かれ「鹿嵐山」と書かれている。

展望は北側に得られる。
仙岩山か、乙村山か地図を広げると北側には500メートル前後の山が多い。
西側には樹間に隠れるように、雄岳がその姿をかすかに見せてくれる。
ここで一息つき、疲れた足をじっくりと休ませ、直進して下っていく。道には落ち葉が多い。
この下りは枯れた倒木が多く目につく。
正面には目指す雄岳が樹間に見え隠れする。

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落ち葉の多い道を下っていくと滑りやすい急坂になる。
左手には、横しまのある大きなサクラの木が目につく。
ここで満開したサクラを見れば一生忘れられない。
しかし、カバノキ科の「ミズメ」かもしれない。
よく確認して置けばよかったが、残念で仕方がない。
ここを過ぎると、ゆるやかな傾斜で下りだす。

1〜2分も行くと、右手に「雌岳頂上まで100m」と書かれた 白い木柱 がコースを逆向きに取る登山者向けに立てられている。
この辺りにも枯れた倒木が多い。
登山口附近には「枯損木」に注意と案内されていたが、危険を感じるものではない。
少し行くと傾斜を増し、目を上げると正面に均整のとれた 三角錐の雄岳 が姿を見せてくれる。
正面に雄岳を見てさらに傾斜を強めて下っていく。
下るだけ、登りが長くなると思えば山頂直前の下りは意に反するがどうしようもない。

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雄岳の山容を見て2〜3分も下ると、右手に大きな古損木が倒れ道幅だけ切り抜かれている。
さらに1分も下ると右手に「雌岳頂上まで200m」と書かれた 白い木柱 が立てられている。
200mとは、後方雌岳までの距離で、歩いてきた距離を指す。
木柱を過ぎると傾斜はゆるみ、下りやすくなる。
少し下ると正面にまた 古損木 が輪切りにされ、道幅だけ切り取られている。
道はさらに傾斜をゆるめ、ほぼ平になる。

平坦な道は、疲れを感じない。
急な上り下りは、そこに気を取られ五感も鈍るが、平坦な道は五感も働き、自然の香りや小鳥の声が聞こえてくる。
林を抜ける風も心地よく感じる。
しかし、何よりも気分がいい。
白い木柱から2分も行くと、鞍部に着く。
雌岳山頂から10分余り経過している。
ここは 三叉路 になっており、右手へ下って行けば中央登山口に通じる。
ここで一息つき、雄岳を目指し直進して行く。
山頂方向へ 「第二登山口へ」 と書かれた案内板も立てられている。

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山頂へゆるやかに登っていく。
ゆるやかな傾斜は、徐々に傾斜を増してくる。
少し登ると右手にコケむした倒木をさらに左手にも倒木を見て左手へカーブして登っていく。
三叉路から3〜4分も登ると、正面の古損木の奥に白い木柱が立てられ「雄岳頂上まで200m」と案内されている。

さらに、木柱から1分も登ると、右手の幹に 「がんばれ こども会」 と赤い塗料で書かれている。
すぐ先には数本の枯れ木が倒れ、ここを左手へカーブし登っていく。
少し登るとまた道を遮断するように、数本のコケむした枯損木が倒れこの辺りも倒木が多い。
さらに雄岳目指して狭い道を登って行く。

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白い木柱から3〜4分も登り、左手に立ち枯れた木を見ると、また足を休めたくなる。
急坂ではないが、ゆるやかでもない。
しかし、疲れてきた足には一歩一歩が重たい。
立ち枯れた木からさらに1分余り登って行くと、道は右手へカーブして伸びる。
その左手には、また白い木柱が立てられ「雄岳頂上まで100m」と案内されている。
道は少し広くなるが、しかし、傾斜は収まらない。
疲れた足には、休むのが一番いい。
そして、左手に 枯れ木 を見て一歩一歩登っていく。
あと100メートルといえば、長い距離ではないが、とても長く感じる。
ほぼ一直線に伸びる広い道を、前に倒れこむように踏み上げていく。

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