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大分県の山

久住奥座敷に鎮座する・大船山 [1787m]

交差点 → 入山公墓(約50分)

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四辻には 標柱 が立てられ、左手は「岳麓寺」へ、右手は「風穴・黒岳」へ、そして直進は「大船山」へと書かれている。
右手は帰路に取る。山頂は、標柱に従い直進して行く。
道は、真っ黒い土にコケむした岩が散らばっている。
その岩をよけるように、左手に大きな岩を見て登って行く。
真っ黒い土は、特に雨後はすべりやすい。
四辻から、2〜3分ほど登り、岩の多い道を抜けると歩きやすくなるが、すぐ岩の多い道になる。
そこを右手へカーブし登っていくと、正面に天狗がまたもその姿を見せてくれる。
右手には、祖母山系の幾重にも重なる稜線が美しく見える。
四辻から6〜7分も登ると少し下り、真っ黒い土に砕石をまいたような小石の多い平らな道をいく。
少し行くと、道は傾斜を増してくる。
岩道を1〜2分登っていくと、正面に大きな岩が目に付く。
岩はたくさんの木を背負っている。
周辺を見回すと、なぜか台地より岩に生える木のほうが多いようにも見える。
岩道を少し行くと、 わずかばかりの空地 に出る。
夏場、この辺りは日が届かず薄暗く、息が詰まりそうにうっそうとしているが、この時期林内に広がるわずかばかりの空間に一息つける。

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山頂は、この空地から左手南の方に登って行く。
道には岩が多く、その隙間を縫うように登っていく。
少し行くと、1メートルほどの岩の段差を登り、すぐ右手へバックするように鋭角にカーブし登っていく。
岩道を2〜3分登っていくと、道は表土がえぐられ、 ミゾのような道 を登っていく。
ミゾ道は北西の方に伸び、少し行くとミゾの底は、小石を敷き詰めたようになり、丁度滑り止めの役目を果たし歩きやすくなる。 そこを左手へ鋭角にカーブし急坂を登っていく。
道は斜面が一部崩れて、道まで流されたように変形し、用心しながら登って行く。すぐ右手へ鋭角にカーブして登っていく。

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岩の多い道は北西の方に伸び、急坂ではないが歩きづらい登りが続き、足にも疲れが溜まる。
適当な場所があれば一息つけばいい。
さらに水分を補給すればいい。
水はリュックに入れておくと、どうしても辛抱してしまう。
すぐ飲めるように体に固定したほうがいい。
急坂が続けば、水分は抜け体内の電解質まで欠乏するという。
補給する水は、失われた量を飲めばいいが、その量はわからない。
喉の渇きによって補給せざるを得ないが、渇きによって補給する量は、脱水量の50パーセント程度しか補給できないという。
渇きを満たすだけの量では不足してしまい、特に中高年は、生理的要求が低下し、意識して補給する必要がある。
右手には、また天狗が 可愛らしい坊主頭 を見せている。
「次の登山はこっちだよ」とでも言っているようにも見える。
道は、右手へカーブしさらに左へカーブし小石の多い道を登っていく。
正面には、御池を抱える火口壁の頂に陣どる岩が大きく姿を見せる。

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小石の多い道 を登っていくと、次第に傾斜はゆるみ平らな道を行く。
平らな道は、わずかな距離でも筋肉はゆるみ足の疲れが取れる。
道は左右へカーブし、また登りだす。
岩場の段差を登り、さらに左手へカーブすると、道は雨水にえぐり取られたような ミゾ道 になる。
ミゾ道はすぐ終わり、岩の多い道を登って行く。
道には、また岩が多くなる。
この辺りも、夏場はうっそうとしている。
そのミゾ道から2分も行くと ┤字形の三叉路 に出会う。
ここには小さな案内板が左手に立てられ、「マナーを守りましょう」と赤文字で書かれている。
そして左手へ行けば「板切」とも案内され「竹田アマ無線赤十字奉仕団」の名が入っている。
ここを右手へゆるやかにカーブし登っていく。
この辺りに立つ幹は、曲がりくねり、まっすぐ伸んだ木は見当たらない。
さらにこの深い山中にも何故か大木はない。

三叉路から1、2分も登っていくと、また 正面に天狗 が丸い頭を見せ「ぼくを忘れないでョ」とでも言いたそうに姿を見せている。
右手は、直入町辺りの田園風景が眼下に一望できる。
その奥には、祖母山系の稜線が薄くかすんで見える。
道は、左手南西の方へ登って行く。
すぐ狭い岩の段差を登り、右手正面の大きな岩を右手から回り込んで登って行く。
この辺りの岩も、たくさんの木々を背負っている。
その右手岩の斜面に生えるリョーブの幹に、白い案内板が掛けられ 「大船—七里」 と書かれている。
すぐ先には、右手岩が道側へ張り出し、 その岩を過ぎるとコケむした岩の上にひっそりと 石仏 が祀られている。
可愛そうにも、その石仏は頭がない。
探すように見ると、コケむした岩の上に置かれ、台座に立てかけてあり安堵する。

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さらに直進して登り、すぐ左手へカーブして登っていく。
左手には、この辺りでは珍しく大スギが、自然林を圧倒するように幹を伸ばしている。
道は、すぐ歩きやすいゆるやかな登りになる。
大スギを20メートルほど行くと、 三叉路 となり左手に分岐している。
右手には標柱が立てられ、直進して大船山、左手に入山公墓と書かれている。
左手にも白い案内板が幹に付けられている。
山頂へは、歩けば気持ちが良さそうな平らな道が、斜面に伸びているが、ここは左折して入山公墓へ行く。
左折すると、すぐコケを生やす加工された石段を登って行く。
この石段は古く、今から300年も昔、築かれたものか。
しかし、石段はすぐなくなり、歩きやすい道になる。
少し登ると、右手へカーブしさらに登って行く。

道には、階段に使われていたものか、 コケむした加工石 が転がっている。
少し行くと、道は左手へカーブし、また昔日の面影を残すような、コケむした石段が続いている。
ここは石段は登らず、その右手の踏み跡を登って行く。
左手を見上げると、大きな岩々をこじ開けるように、幹を伸ばし林が広がっている。
1分も登ると 正面右手に祠 を見るが、中は何もない。
一瞬、これが入山公墓かと思うが、道はまだ続く。
すぐ左手へ登っていく。
ここにも石段が伸びているが、段差は大きく左手に狭く踏み跡が造られている。
傾斜はきつい。右手を見上げると、数本の大木が枝を伸ばしている。

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石段は、さらに右手へカーブし伸びている。
この石段は、約300年も経た今日も整然と並んでいる。
少し登ると、左手に踏み跡が付けられ、その踏み跡をたどればいい。
辛抱して急坂を登ると、右手へカーブし平らなササ道になる。
少し行くと正面に幅広い石段が付けられ、30段ほど登る。

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