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九州山クラブ アウトドアを楽しもう!九州の山々を登山記録として紹介

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大分県の山

ササ道がいい・岩井川岳[1522m]・扇ヶ鼻山[1698m]

林道終点〜展望(50分) [ この区間の地図 この区間の高低図 ]

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一息ついて、さらに直進して行く。
踏み跡は、小枝が散乱し根っこが横断する。
傾斜は林道より大きいが、大きな傾斜ではない。
林道終点から20mも行くと、左手に向きを変え緩やかに登って行く。
左手には白い木柱が立てられ、聞きなれない「クモトオスギ」と書かれている。
そして左手へカーブすると傾斜は緩み、ほぼ平らになる。
20mも行くと右手へ鋭角にカーブし登って行く。
傾斜は小さくない。
右手には、直径30cmもあるようなスギが幹を並べている。
100mも登ったろうか、左手へ折れむき出しの根っこを登って行く。
道筋は斜面を直登するように伸び、傾斜は大きい。
少し登ると植林地を脱し、深い落ち葉が一面覆う。
すぐ正面に、行く手をふさぐような枯れた倒木が横たわり、その手前から右手へ登って行く。
辺りは幹をくねらせたアセビが多い。
正面左手には、コナラの木か、たくさんの枝を付けた大木が目を引く。
ただこの時期、コナラかミズナラかクヌギか自信はない。
踏み跡は分厚い落ち葉にはっきりせず、登山者が付けたわずかな手掛かりを辿るように登って行く。
春の陽気に誘われるように緩やかな傾斜を登って行くと、また傾斜を増してくる。
左手へ蛇行し、1年中深緑色の葉をつけたアセビの中へ踏み込んで行く。
ここを通り抜けると、足元は低いササに覆われてくる。
少し登ると、左手に大きなアカマツを見る。
アカマツで一息つき左手に目を向けると、左手樹間に猟師山の稜線がうかがえる。
道は少し傾斜を増し、さらにササ道を登って行くと、またアセビの中へ導かれる。
アセビの中は傾斜は小さい。
斜面左手をトラバースするように、分厚い落ち葉を踏み込んで行くと、両脇から伸びる小枝にリックを引っかけてしまう。
少し行くと天井が開け明るくなる。
足元には、根っこが縦横にむき出している。
ここが、ピークになる。しかし、ピークらしくない。

一息ついて、右手へカーブし緩やかに下って行く。
少し行くと傾斜は増すがすぐ登りだし、またアセビの中へ踏み込んで行く。
アセビの中を緩やかに下り、さらにササ道行く。
ほぼ平らなササ道を行くと、左手に大きなアカマツを見る。

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赤松に一息ついて、さらに傾斜のない快適なササ道を行く。
途中、足元に根っこを見て右手へ登り尾根筋を行く。
さらに正面に大きなコナラを見ると、右手にはコケむした大きな岩が目に入る。
すぐアセビの道を行くと、またササ道になる。
ササ道には根っこが多い。
傾斜は徐々に高まり、大きな傾斜をひと登りすると、左手にまた大きなアカマツを見る。
さらに大きな傾斜を登り、右手へ向きを変えると思わぬ平らな道となる。
しかし、すぐ傾斜を増し右手へカーブして行く。
登山口から山頂への軌跡を見ると、この辺りがほぼ中間点で南東へ「く」の字に大きく向きを変える。
辺りは、アセビが群生し、この時期白い房状の花をつけた満開状態のアセビも多い。
その合間にはミヤマキリシマも多い。
アセビの群生を抜けると、またササ道になる。
大きな傾斜を登り、尾根筋の左手斜面を行く。
左手には、扇ヶ鼻から派生した稜線が樹間に垣間見る。
斜面に付けられた道は、狭いが平坦で足の疲れは次第に引いていく。
途中、狭い道は一部崩落しているが、危険なものではない。
さらに、ほぼ平坦な道を歩幅広く歩いて行く。
左手谷間から吹き上げてくる冷ややかな風が実に心地よく、足に伝わる一歩一歩の感触もいい。
斜面の道は、途中右手へ数メートル登り尾根筋を行く。
尾根筋もほぼ平らな道が続き、灌木の中を縫うように歩いて行く。
この尾根筋にも、ミヤマキリシマが多い。
尾根筋を100mも歩いたろうか、灌木を抜けると展望が得られ、正面右手に岩井川岳から西側へ伸びる稜線の突端の峰がアセビ越に一望できる。

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