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九州山クラブ アウトドアを楽しもう!九州の山々を登山記録として紹介

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佐賀県の山

尾根の九州自然歩道を歩く・九千部山 [ 848m ]

登山口 → 屏風岩(約30分)

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登山者用の駐車場はなく、車道沿いの空地に止めざるを得ない。
登山口は七曲峠東側に付けられ「山火事注意」と書かれた赤い横断幕をくぐっていく。
すぐ自然石の石段になり35段ほど登って行く。
石段の両脇には、登山者の踏み跡が薄く付けられている。
道はゆるやかな傾斜で東の方に伸び、登山口から1、2分も行くと、ヘビのように波打つ幹をくぐって行く。
道の左手はヒノキ林、右手は小径木の自然林が続く。
道沿いには、所々には大きな木も幹を伸ばしている。
さらに2、3分ほど行くと、 左手に標柱 が立てられているが、既に腐れ文字は読み取れず一部欠落している。
左手に大木を見て東の方へゆるやかに登って行くと、途中傾斜を増すがすぐ傾斜をゆるめ、ほぼ平らな道を行く。
道沿いには、春を告げるように ピンクのスミレ が咲き誇っている。

左手に植林されたヒノキ林はすでになくなり、道の両脇とも既に自然林に変わっている。
4月初旬にもなると、 赤いツバキの花 が至るところ地面を染め、足場を選んで歩いて行く。
少し行くと、道はゆるやかに登りだし、左手北側から木の根が這い出し、道を横断している。
標柱から3〜4分も行くと、 右手に標柱 が立てられ「九州自然歩道」と書かれている。
ほぼ平坦な道を、自然林に目を向けながら快適に歩を進めていく。
わずかな風の流れが実に気持ちいい。
少し行くと左手に、 石碑のような岩 が目に付き「山」と刻まれ、赤色の塗料が流し込んである。

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道はゆるやかに下り始め、少し行くと左手に小さな白い案内板が立てられている。
案内板は、後ろ登山口の方をさすように矢形に加工され、その先が赤く塗られている。
白い案内板から1分も行くと、道は左手へカーブしさらに 右手へS字状にカーブ していく。
右手には大きな木が、株の裏側を見せ倒れている。
道には自然 木の根が網の目のように 這い出し、それもそのほとんどが左手北側の自然林から右手南側へ、申し合わせたように張り出し、根先を地中に戻している。
不思議といえば不思議で、なぜ葉のみならず根まで南へ張り出すのかわからない。

道はわずかに登り、右手へ少しカーブしゆるやかに下り、すぐ左手へゆるやかに登って行く。
矢先が赤く白い案内板から3〜4分も行くと、 右手に206の標柱 が目につく。
標柱には「基山:14.5km 脊振山:10km」と案内している。
道はまたゆるやかに登りだすが、疲れを起こすような傾斜ではない。
左に、黄色いテープを見るとゆるやかに下りだす。
左手には枯れた倒木が、歩行に支障ないよう切り取られている。
道には相変わらず木の根が多い。椿の花びらも多い。
少し行くと、木の根は減り歩きやすい平坦な道になる。
正面には、 コケむした木 が右手へ倒れかかり、これをくぐっていく。
しかし、幹は倒れてはいるものの、枝は垂直に伸び、新芽も吹いてくる。
平坦な道を左手へカーブして行くと、今度は右手から倒れ、根元の右手を行く。
すぐ先にも2本の木が頭上に倒れかかっている。
歩きやすい道を、右手へゆるやかにカーブし下って行くと、足元を赤く染める椿の花びらを見る。
ほぼ平らな道は左右に小さく蛇行して伸びる。
平坦な道は歩くのに余裕ができ、周辺にも目がいく。
自然林いっぱいの尾根道は実に気持ちがいい。
適当な場所を選んで一息ついて、自然に語りかけたくなる。

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2本の木をくぐって1、2分も行くと、左手に「九州自然歩道」と書かれた標柱が立てられている。
平坦な道 を少し行くと、左手へさらに右手へカーブしゆるやかに下って行く。
道は、すぐゆるやかに登りだす。
アップダウンは多いが起伏は小さく、疲れることなくすぐ登りきる。
登りきると、また傾斜はゆるみ右手へカーブしていく。
平坦な道をさらに右手へゆるやかに下って行く。

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九州自然歩道の標柱から3分ほど行くと、左手にまた石碑のような岩が立っている。
その岩の右手を通り過ぎ振り返ると、また「山」の文字に似た字形が刻まれている。
何か意味ありげではあるが分からない。
平坦な道を少し行くと、枯れてコケむした木が倒れこれを越え、右手から倒れかかる木をくぐっていく。
気持ちのいい平坦な道を少し行くと、道の真中に人の背丈ほどの高さで折れた、 枯れ木 がまだ立っている。
その上部の幹は、左手に立てかけてある。 ここにも、ツバキが地面を赤く染めている。
道は、ここを右手へゆるやかにカーブしていく。
少し行くと、 正面に2本の木 が幹を立て、その間を通って行く。
左手に、コケむした2個の露岩を見て、左手にカーブしゆるやかに下って行くと正面が明るくなり、天井があけてくる。

右手南側に目を向けると展望 が得られる。
そこは、危険防止のためビニールテープが二重に張られ、覗きこむと、斜面が崩落しており近づかないほうがいい。
下の方には、未舗装の林道も走っている。
ここで深呼吸でもしながら、一息つくこととする。
気持ちのいい道は、すぐ林の中に入り、ゆるやかな登りを行くとすぐ 平坦な道 になる。
道にはツバキの花が彩り、、左手に小さなツバキの木が幹を立てている。
ゆるやかに登り、さらに平坦な道を14〜5mも行くと、左手に207番の標柱が立てられ「基山:14.0km 脊振山:10.5km」と書かれている。
標柱を過ぎると道はゆるやかに下り、さらに平坦な道を1分も行くと、 左手の大きな木 が道を越え枝を伸ばしている。
その木を良く見ると、飽きないほど枝をくねられ伸びている。

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この枝をくぐり、左手に倒木を見てほぼ平らな道を行く。
少し行くと、道の真中に枯れ木が高さ50〜60センチメートルほど根元を残している。
脇見すれば、この枯れ木につまずきかねない。
この辺りもツバキが多い。
さらに2本の木の間を抜け、右手へカーブしゆるやかに下って行く。
すぐ天井が開け、右手の自然林が途切れ明るくなる。
道はゆるやかに登りはじめ、少し傾斜を増す。
すぐ左手へカーブし数メートル急坂を登ると、雨水に表土が流され地肌が剥き出しの道になる。
ここは滑りやすく、用心して登っていく。
5〜6メートルも登ると、傾斜はゆるみ 浅いミゾのような道 を行く。
少し行くと、 道の両脇は小竹が密生 し、次第にミゾは浅くなり歩きやすくなる。

道の両脇に生える小竹は刈り取られ、道幅は広く小竹の道をゆるやかに登っていく。
密生する小竹の中には、自然林も混在しツゲの木も見る。
ゆるやかに登ると、次第に傾斜をゆるめほぼ平坦な道になる。
左手にまたツバキの木を見る。
平らな道を20メートルも行くと、ゆるやかに登りはじめ登りきったところの左手に 「九州自然歩道」の標柱 が立てられている。
地肌むきだしの急坂から2分ほど経過している。
標柱の左手すぐ先には、角が取れた大きな岩が、1個だけ取り残されたように座っている。
ここを、右手へゆるやかにカーブしていく。
すぐ道は登りになり、たくさんの根が道に張り出している。
狭い木の間を抜け、少し登ると、 コケむした岩 が多くなってくる。
登りは少し傾斜を増すが、すぐ登りきる。

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このコースには、あまり岩は見かけないが、登りきった所にはどこからか集めてきたようにコケむした岩が多い。
コケむした岩の中には、座り心地のいい四角い岩があり、クッション代わりにコケに包まれている。
ここで、一息つきゆるやかに下って行く。
左手には、道から数メートル奥の方に、 石積み がある。
何のための石積みか推察できない。

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