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佐賀県の山

ぐるっと周回コースがいい・多良岳2 [ 986m ]

登山口(千鳥坂経由)〜幸福坂(25分) [ この区間の地図 この区間の高低図 ]

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登山口は、多良岳県立自然公園内の中山キャンプ場内に付けられ、登山は鳥居をくぐって始まる。
登山口には、 道標 や多良岳県自然環境保全地域の案内板が目を引く。
足元の標高は、546mと案内され、山頂までの標高差は約440mと牧ノ戸と久住山の標高差と変わりない。
鳥居をくぐり、ウラジオガシの大木に触れ登って行く。
右手には立札が多良岳・金泉寺を案内してくれる。
辺りは自然林が密生し日は閉ざされ薄暗い。
前回来たときは、台風の影響で葉や小枝が一面散乱し、自然の脅威を感じながら登った記憶を思い出すが、今はその気配はない。
少し行くと正面左手に道標が立てられ、「多良岳2・2km」と教えてくれる。
すぐ右手へカーブすると、右手に登山者の緊急時の連絡先として、場所ごとにレスキュウ番号が割り振られ、この地点には1番が付けられ、電話番号も記されており緊急時には躊躇なく連絡すればいい。
自然石の石段を30mも登り左手へカーブ、さらに石段を登って行く。
石段はミゾ状に沈み、道沿いには、「イスノキ」「アカシデ」等樹名板が付けられている。
さらに石段を登って行くと、左手に多良岳県自然環境保全事業の 説明板 が目に入る。
ここから右手へ向きを変え石段を登っていくと、右手足元に 赤い矢印の立札 が立てられている。
この立札は、以降100m間隔で随所に立てられ、山頂までの距離が表示されており、山頂を焦ることはない。
30m足らず登ると傾斜は大きくなり、左右に蛇行して登って行く。
背中には、早くも汗がにじみ出るのを感じる。
この辺りは両脇とも自然林が伐採され、足元を明るくしてくれる。
この伐採が、多良岳県自然環境保全事業という国の補助事業で県が実施し、キツネノカミソリ等が繁殖しやすい状態にしたとのことであるが、キツネノカミソリは日が当るところより、林内の日陰によく見かける。
そして左手へ、大きな傾斜を4〜50も登ると正面に道標や案内板が見えてくる。
道標には、多良岳まで1・9kmと書かれ、右手足元には赤い矢印の立札立てられ「多良岳:2・1km中山キャンプ場:0・2km」と案内している。
距離表示が同じ場所で異なり、どちらが正しいかはわからない。
一息ついて、左手へ向きをかえ石段を登って行く。
この辺りは落ち葉が多く、冬場は石段を覆い尽くしてしまう。
ゆるやかな傾斜を登って行くと、左手に「サザンカ」数メートル先には「タブ」の樹名板を見る。
右手に「ネジキ」の樹名板を見てゆるやかな傾斜を登って行くと、左手に平成16年の台風によるものか、倒木の浮いた株を見る。
そして正面にピンクのリボンを見て右手へ登って行くと、正面に矢印の案内板、その奥にベンチが見えてくる。

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ここには、道標も立てられ「多良岳頂上障迄1・8粁」と書かれている。
その文字板の上にも「千鳥坂」と書かれた文字板を見かけたが、今はもうない。
足元には「千鳥坂頂上障迄1時間05分」と書かれた 文字板 が落ち葉の上に置かれている。
この文字板も木柱に付けられていたが、その木柱も見当たらない。
矢印の 案内板 には、多良岳;2・0km、キャンプ場まで0・3kmと記されている。
そして左手へ、コケで緑色に変色した石段を登って行く。
少し登り左手の傾いた幹を見て左手へカーブしていくと、左手に株をむき出しにした数本の倒木を見る。
台風から6年も経てはいるが今なおその爪痕を残し、胸を痛めた記憶が呼び戻されてしまう。
そして右へ、さらに左手へ蛇行して石段を登って行くと、左手に「二十一丁石」と書かれた木柱を見る。
さらに蛇行し石段を登って行くと、正面は開け幸福坂に着く。
北側に展望が明けたのはいいが、5,60年も生きてきたような自然木が根元からバッサリと切り倒されている。
キツネノカミソリが育つ環境を整えることは良としても、木を切ることは最後の手段として、切らないですむ方法に最大の知恵を絞ってもらいたい。
キツネノカミソリは、このコースでは多良川源流辺りでは目にするが、この場所でキツネノカミソリの群生を見た記憶がない。

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